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1日(月)----------------------------------------------------------------------------------
11月になった。来年の予定も次々と入って来る。うむ、年の終わりの始まりだな。
平和マラトンが近いので、朝のヂョギングは欠かさぬやうにしてゐるが、けふは趣を変え「昼走り」にしてみた。半ドンで帰り、昼飯喰ふ前に走る。あったかくて悪くないのだが、なんかえらぃ疲れた。距離的にはいつもと変わらぬのだが、朝走るより格段にしんどい。何故?。
ソロの練習でも、と思ふが「聴き」モードになってしまふ。かういふ時はその感覚に従う。色々と聴いたが、意外にもけふ心を捉えたのはさだまさしだった。あと、フランスのNosfelのライヴDVD。割と対極的なこの二つに、共通する興味を惹かれる、てのはナンなのだらう。
2日(火)----------------------------------------------------------------------------------
久しぶりにソロの練習。以前ほどソロのスタイルにこだわらぬやうになり、ループ以外のえへくたも交えて・・・。もっと良い「ベースの弾き語りスタイル」のやうなモノがあるやうな気がして、模索してみる。まぁ毎日やらんと見えはせぬ。
2011年のシステム手帳ダイアリィを買った。早いものだ。年賀状も作らねばならぬな。誰に云はれた訳でもないが、結婚して以来づっと、おかしげな趣向を凝らした賀状を作ってゐる。が、昨今年賀状など出さぬ人も増えたし、張り合いがない。まぁ、年明け早々に『此所の夫婦は相変わらず阿呆だな』と思ってもらへれば、それで良いのだが。
3日(水/祝)-----------------------------------------------------------------------------------
ひろしま国際平和マラトンに出場。今年で3年連続。30回記念となる今大会は、なんと参加者12,000人越え、だとか。ワシが出る5Kmの部だけで6,500人ぢゃげな。拠点会場のコカ・コーラウェスト広島スタジアムは、ぐぢゃぐぢゃの人だらけ。知り合いも何人か参加してゐるハズなのだが、こんだけ人が多いと捜す気にもならん。今回も、会場入りし→着替え→アップして→走って→タイム計測して→片付けて→飯喰って→帰る、まで、終始単独で行動。
ワシは今年、5Kmを20分切るタイムで走る目標を立ててゐたが、直前に風邪などひいて調整が上手く出来ず、無念の21分。くむぅ。
夕方からTip hotel Bandのリハ。曲はもう全部出揃ってゐるので、これから先はこれらを「成熟」させるリハ、となる。どーしてもテンポがハシってしまふのを、何度も繰り返し通す。最終的にハシってしまふのは仕方ないとして、やはり皆リズムに対する追求が「甘い」、と思ふ。
4日(木)-----------------------------------------------------------------------------------
東京から、魂の兄弟「シューマッハ(岡山守治、久野隆昭)」を迎えて、呉市のRazzでライヴ。
Razzのライヴは完全に夜型シフトで、けふもライヴスタートが21時から、といふ。入り時間も遅いのでのんびり準備して、夕暮れの湾岸道路をのんびり車で往く。1時間かけて呉に入った頃、物販CDを忘れて来た事に気付く。のんびりし過ぎだ、阿呆が。
Razzでシューちゃん、まっは君と再会。ふたりとも今年の4月に東京で一緒に演って以来。変わりなささうで・・・・てシューちゃんが長髪をバッサリ切ってゐる!。『夏があまりに暑かったから』との事。まっは君は相変わらずの飄々ぶり。サウンドチェックして、リハして、のいつものライヴ前のかんぢが良い。何故かまっは君と「古生代の話」で盛り上がる。
さてライヴは21:20頃からワシのソロでスタート。花Clubに頻繁に出るやうになって呉は馴染みの街だが、Razzで演るのは1年ぶりくらいか・・・。けふはいつもより空間系えへくとを多用してみた。割といつものナンバーを、7曲で40分くらいかな?。良い出来。かなりウケたので、かえすがえすCDを忘れた事が悔やまれる。
後続のシューマッハは、ユニットとして熟成して来た感が強いな。期待してゐたまっは君のソロ(不条理な唄もの系)はナシ。聞けば「やめた」との事(笑)。オモロかったのになぁ。しかし高速のガタムはますます冴え渡り、素晴らしい。シューちゃんのホーメィと合わせて、観客が点目になってゐるのが楽しい。新企画「倍音浪曲」も盛り上がり、最後はワシも入って3人でセッション。これも「ヤバい」出来だった。いや〜〜良いね。
開始時間が遅いだけに、ライヴ終了は0時。まっは君とさらに古生物学の話などして、1時前ころ呉を辞する。明日は広島に彼らを迎える。
5日(金)-----------------------------------------------------------------------------------
シューマッハとの2日目。けふはしーシュで対バン。
朝は専門学校。流石にちょいと眠いが、昨日は酒も呑んでないし、晩飯も喰ってないので調子は悪くない。わやわやと3コマ授業。その後チャリでけふの会場ヲルガン座に入り。まっは君は、今月末のインド古典チームのライヴ広報(さう、彼は今月末また広島に来るのだ)の為に、しーなさんとラヂヲ出演して来たやうだ。
なんか急激に寒さが増して来た中で、リハをやり、飯喰ったりして、ライヴ開演を待つ。
けふのライヴは「ヲルガン座ディナーショー」と銘打たれ、冒頭に店主ゴトウイズミのオープニングアクトあり。そのバックをしーシュで務める。考へてみたら付き合ひは長いが、イズミちゃんと一緒になんか演るのは初めてだった。ちょいとグダグダになってしまったが、オモロかった。「また演らう」と後で云ふ。
けふのしーシュはかなりアゲアゲ。自分らが自分らの勢いに押されてしまった、といふ感がある。ループを使わず、大幅にテンポを落とした「Dance」も初披露。まぁまぁ、かな。続くシュ−マッハも昨日に引き続き、素晴らしいライヴ。またしても観客点目、の世界。ラストは4人でのセッション。大盛り上がりで大団円。けふも良いライヴだった。
打ち上げはやっぱりお好み焼き。昨日は飲めなんだワシも、けふはハイボール飲みながら、語り、喰ふ。結構真面目な話もする。
昨今、社会での立ち回りがやたら上手い若者が増えた。それはそれで立派な事だと思ふが、シューちゃんもまっは君も、「適当に上手い事をやる」といふ感覚からは遠く離れたヤツらだ。彼らのやうな技術と革新性を持って進むヤツらを、心からうらやましく思ふ。そしてさういふ尊敬する後輩達に、「尊敬する先輩」と呼んでもらへる事は、この上ない光栄だ。もとはと云へばワシは彼らのファンだったのである。ワシも進まねば、と思ふのである。
シューちゃん、まっは君、この後も良い旅を。また何処かで会おう。
6日(土)-----------------------------------------------------------------------------------
Scooters遠征。久しぶりの庄原すけあくろうだ。昼過ぎにしーなさんを拾って出発。Google mapで検索したルートは、分かりやすかったが遠回りだった。意外な車の多さもあって、結局2時間ちょいで会場へ。既に会場入りしてゐたテーさん、タマヲと合流。今回、ナオエは休場。リズムはまぁワシが仕切るとして、ナオエのコーラスパートを引き受けるしーなさんに、期待が高まる。
プロとしては当然であるが、テーさんをして『流石の二人』と云はしめるサポート、のやうで一安心。カレー喰ったりしながら本番を待つ。ライヴはテーさん&タマヲデュオ、からしーシュ、最後は4人で、と進める。けふのしーシュは、仲々の良い出来。タマにしーなさんがやらかす大ボケ、があるにはあった(笑)が、それでもアゲアゲで良いかんぢ。お客さんの入りは残念ながら少なかったが、しっかり聞き入ってくれた。
最後は4人で。元々この店には馴染みの深いテーさんの唄だから、当然、の出来。打楽器の不在をものともせず、見事なライヴだった。
しかし残念ながら、けふのライヴでScootersは活動休止。しーなさんにとっては、正式メンバーとしての初ライヴで、その「宣告」を受ける事になってしまった。
この決断に踏み切ったテーさんに対して、友人として、音楽仲間として、云ひたい事は山のやうにある。ワシがそのやうに思ってゐる事も、テーさんは恐らく知ってゐるだらう。だが、それを云ってしまふ事は、ワシのエゴに過ぎない。テーさんにはテーさんの進むべき道があり、それはさう進むしかない道なのだ。ワシらがもう音楽から身を引く事が出来ないやうに・・・・。
生き方なんか自由に選べる、なんて大嘘なのである。
ちょいとほろ苦いラストだったが、復活と再会を誓ひつつ、ハグを交わし、別れる。
7日(日)-----------------------------------------------------------------------------------
ワシにとっては4日連続ライヴの最終日。久々に屋内で演る(笑)Far east loungeだ。
会場のシェルター69も、思ひ返してみるになんとワシは今年初めて。新年明けましておめでとぅ、とか云ひながら・・・。なんか音像がハッキリせずに演りにくいが、まぁづいぶんとラフなリハを経て、本番。
実際にライヴが始まってからも、けふはなんかメンバー間の距離を感じた。常日頃からリハも打ち合せもせぬ、といふバンドスタイルが、決して良いとは思はぬが、問題はさういふ処ではない。沖縄を旅して来たカシラの旅情と、個々の音楽意識がシンクロせなんだ、といふかんぢ。自宅スタヂヲでよく練習してゐるのだらう、カシラの声はかつてない程よく伸びてゐた。が、それをバンドサウンドが絡め取れなかった。唄の前説も多すぎて、待ってる間に流れが途切れてしまってゐたな。
ちょいと不完全燃焼感の強いライヴだった。本人も帰するものあったやうで、後日ブログにさういふ記述があるのを発見。
ワシとしては、4日連続------しかもそれぞれ違った形の「本気」を要求されるライヴ------で、流石にちょいと疲れましてん。が、まぁこの4日間(それを含むここ数週間の現場で)、プロフェッショナルの演奏家としての自己採点は、及第点をやれる。ミスがない、と云ふ訳ではない。むしろいっぱいミスった(笑)が、なんか「唄えてる」気がする。
帰り道、なんとなくブラブラ歩いたが、人がだーれも居らず、さうか日曜日の深夜なのだ、と思ふ。
8日(月)----------------------------------------------------------------------------------
すこ〜し酒が残ってゐるが専門学校。なにがきっかけだったか、時代における社会的価値観の推移、につひて喋ってゐて、まるまるひとコマ雑談で終わってしまった。駄目なセンセイである。
通販CDの発送作業、チャリの点検、イグアナ飯の買い物、などして、夕方からはDVD「メゾン・ド・ヒミコ」。ゲイ専門の老人ホームを舞台に、出演者の怪演光る名作だが、テーマはマイノリティの老い、といふ結構重いものだった。自分はこれほどのマイノリティではないにせよ、かういふのって他人事に思へぬなぁ。
異常に眠く、珍しく布団に倒れた瞬間に寝てしまった。知らない街を車で旅する夢を見た。
9日(火)----------------------------------------------------------------------------------
ゴンゴマンのふじたよーこチャンとユニットを演ってみやう、といふ話になり。ギターにJama-zのザキくん、パーカスに酔屋ちどりのみかりんを加え、なんか和洋東西折衷のジャムバンドのやうなものが出来たら良いな、と。で、色々ネットで情報交換。それぞれいかにも「らしい」選曲をして来て楽しい。
中でもよーこチャンがセレクトしたSayon Bambaといふアーティストが、素晴らしく格好いい。メンバーは多国籍でベースレス。かういふの見ると必ず「うをー!入りてェ!」と思ふワシ・・・。
しかし本気で考える。ワシの長年の夢である、多国籍なメンバーがそれぞれの音楽性を持ち寄るバンド、が本当に組めたとしたら。そこで自分が出せるアイデンティティ、てなんだらうか?と。音楽家である以上、そこは考え続けて行きたいなぁ。
10日(水)-----------------------------------------------------------------------------------
ライヴやなんやらが多くて、このままでは今月は1回しか出来ない水曜日のレッスンを、全部火曜日に移動させた。その水曜日の、けふは唯一ライヴのない日。つまり、休みの日。専門学校が終わったら閉店。考えてみるまでもなく、ワシって日に平均4時間ぐらいしか働いてないのな。
けふも音楽を聴き込む。古いの新しいの。むか〜〜しにラヂヲで聴いた曲で『あの日は風の色さえも虹色に輝いてた』といふ歌詞の憶え。確か「セシル」てぇグループが唄ってたハズ。調べてみたら追想、といふ曲だった。記憶はバッチリ合ってゐたが、残念ながら音源は未存。あのあみんが唄ってるヴァージョンがあるにはあったが、変なポップスアレンジになってて、チョイと違う。もっとしっとりとした良い曲だったハズ。
柴田まゆみの「白いページの中に」。これすごい好きな唄だった。今聴いても名曲だな。しかし、ベース滅茶苦茶唄いまくってるなぁ(笑)。
ツイデにこないだの営業、バッキ−守岡&リコズトリオのライヴ映像がupされてゐるも見る。アンプ使わなんだがベース結構デカい。これはワシのせいではないよね。
11日(木)-----------------------------------------------------------------------------------
ジモ教室でベース二人、ヴォイス三人レッスン。情けない話だが、レッスンが5コマ続くのは久しぶり。波のある仕事だが、日に7〜8コマづつ位のレッスンがあれば、ギャラと合わせてなんとか喰って行けるのだがネ。
けふも色々な音源を聴き漁る。パソコンって便利ですね。クーラーシェイカーのインドマニアっぷりは凄いな、とか、ペイジ&プラントのカシミールは時代を先取ったえせニックだったな、とか。アーこの辺に負けじといっぱいえせニック・ロックを作った時期があったな。自分で云ふのもナンだが、結構良い曲があるんよ。バンド(オルカ団)解散以降演れてないのだが、録音でも良いから残しときたい気はしてゐる。
あと、何故かバングルズ。再結成してゐるのはなんとなく知ってたが、ライヴでもまだバリバリに活動中のやうだ。驚くのはVoのスザンナ・ホフスの美貌。51歳だって!。もともと可愛い人だったが、今の方が断然良いなぁ。唄声も全然衰えてない。かういふ人ってナニが違うんだらうね?。良い人生歩いてるんだらうな。
12日(金)-----------------------------------------------------------------------------------
来年春のお江戸ツアーが決まりはじめた。上手く日程を組んで、久々に2週間ぐらい滞在してみるか、とも考える。
仕事の帰りにスーパーに寄ったが、さぁ鍋を喰へ、と云はむばかりに白菜やら椎茸やら鶏肉なぞがセールされてゐる。では麻婆白菜なぞ拵えん、と白菜を。ワシは昨今タジン鍋、なるものに興味があり、まぁ近々買うだらう。悪趣味な色のヤツなどもあって、なかなか楽しさうだが、どーせならやはり、モロッコ様の柄かなんかあしらってあるのが良いかな。
えらいこと遅ればせ、なのだが、今年の夏にお江戸は隅田川を下る屋形船の中でやった、角辻順子ちゃんの誕生日ライヴのVを見る。んな〜〜〜!酔っ払ってるせいもあるだらうが、なんぢゃこのベースのピッチの悪さは!?。駄目だなぁ、フレットレス奏者の名折れではないか。もちっとマトモに弾けた気でゐたが。今さら、だけどごめんなー順子ちゃん。
にしても浴衣姿の順子ちゃん、イカしてます。
13日(土)-----------------------------------------------------------------------------------
ウチから近い所で、友人メンダー率いる所のJAMA-zがライヴをする、といふのを見に行く。チャリで10分もかからん場所。オサレなカフェである。こんな処でライヴなぞ演らせてくれるのだな。聞けば店長がメンダーの友人とか。まぁ日頃からライヴを演ってる店、て訳でもないやうだ。飯も美味いらしく、ランチ時には「待ち」が出るほどの人気店なんだって。まぁ、けふはお酒だけで。
JAMA-zはいつものやうにユルいライヴ展開。パフォーマンス・グループと銘打ちながらも、途中でザキくんのギターソロや、鍵盤ハーモニカでのトルコ行進曲、など交え、音楽的にもなかなかの処を押さえてゐる。途中、こないだ「企画:舞」で一緒に演ったタップダンスのりょうまが出てコラボしてゐる。奇妙なコネクションに絡んだものだ、と親心のやうな気分で見る。大した高校生だ。
まぁ色々とグダグダなんだが、オモロいライヴだった。なんてーのか、このコらって「感性」が楽しいんだな。けふは中心街で、ミュージシャン総出のデカいイベントが行なわれてゐたやうだが、誰からもお呼びがかからんかったし、それで良い、と思ふ。ワシはこっち側にゐる人間なのだらう。夜気を裂いてチャリを走らせる。
14日(日)-----------------------------------------------------------------------------------
従兄弟のCが亡くなって1年が過ぎた。一周忌法要に行く。
昨年、葬儀が終わってすぐ、母上(叔母)から「形見分けとして服をもらってほしい」と云はれ、家に出向いた。まーぁ驚くほどの量のブランド服や靴がヲ−クインクローゼット2ツ分に収納されてゐた。ワシはよく分からんが、金額にすると恐らくはワシの楽器が2本以上は買える位のモノだらう。取り合へず持てるだけのモノを譲り受け、幾つかは事情を理解する友人にプレゼントしたりもしたが、ワシはそのおかげでここ1年ほど服を買う必要はない程だった。
こんだけ沢山のモノを抱え込み、そして、本当に必要なモノは見つけられないまま、ヤツは逝ってしまったのだな、と。
あれから壱年。お前も生きておれば45だ。この壱年もワシは、キツいこともあったが、楽しい事もいっぱいあったぞ。これからも色々とキツいだらうが、楽しい事もいっぱいあるだらう。それを見ておけよ、と思ひながら焼香す。見ておけよ。
15日(月)----------------------------------------------------------------------------------
昨日の法事のお土産で朝飯。巻き鮨にはマヨネーズが意外と合うのだ。
専門学校ひとコマの後、東京から一時的に帰省してゐる久保田涼子のヴォイストレーニングをやる。1時間みっちしシゴく。
夜はTip hotelの稽古。音楽に踊りが付きはじめてゐる。まだまだ「音楽部」のクゥオリティを上げて行かねばならん。
16日(火)----------------------------------------------------------------------------------
朝から腰が痛む。
日中、譜面書きなどのデスクワークをしてゐるうちに、結構シャレにならぬくらい痛くなって来た。痛みを堪えながらレッスンして、けふも引き続きの稽古に向かふ。聞けばパーカスのカオリちゃんやしーなさんも同じやうに腰痛だと云ふ。稽古場が寒いせいだらうか、と。
それでも稽古が上手く進んで行くと、気が紛れて痛みも軽減。役者の唄が、回を負うごとに良くなってゐるのも良い。アー、ワシも台詞をしっかり憶えねば。
17日(水)-----------------------------------------------------------------------------------
腰は痛いが、けふはライヴ。「現・弦・幻」といふイベントで、三味線、ギター、とワシ、でなんか演る。それと同時にライヴペイントが行なわれる、と云ふ。主催のO女史から話を頂き、オモロさうなので引き受けた。会場は、お馴染みKOBAの隣の空き部屋。もうしばらく借り手の居ない、ガランとしたスペースである。
共演は津軽三味線の「のすけ」こと河野一志と、今度一緒にユニットを演る事になってゐるギターのザキくん。会場に行って初めて、けふの自分が「ゲスト」である事を知る(笑)。のすけ君とザキ君は何度かリハをしてゐるやうで、まぁそこにワシが入る形。会場が天然リバーヴ満載なので、ちょいとわがままを云ってソロを1曲演らせてもらふ事にした。
時間には超満員。思ひの他年齢層の高いお客が、椅子が足らぬ程集まった。のすけ&ザキのデュオからスタートし→ザキ君ソロ→ワシのソロ→のすけ君ソロ→全員、と流れる。まぁ良いかんぢに盛り上がった。ザキ君のすけ君ともにまだ20代。意欲的な若いミュージシャンだが、けふのはまぁ経験値の差から云ってもワシは「まとめ役」で、上手くその役が果たせたなら嬉しい。アンコールも2回来て、大いにウケて終演。
車で行ってたので、帰りにザキ君を家まで送って行く。此所数日、帰りが遅い時はもう晩飯(夜食)は喰はずに寝てしまふことにしてゐる。
18日(木)-----------------------------------------------------------------------------------
いつも7時前には自然に目が覚めるのだが、けふは起きたら8時過ぎてゐた。気付かぬうちに疲れが溜まってゐるらしひ。
けふは今週で唯一、午前様にならずに家に帰れる日。レッスンをして、家に帰るとしかし、うさぎ(イグアナ)がなにやらおかしげな事になってゐる。どうやら家に誰も居ない間に訳の分からぬ動きをして、尻尾を骨折してしまったやうだ。しかもかなり根元に近い部分で。痛いらしく(当然だ)ぢっとしてゐれば良いものを、なをも無駄に動こうとする。他にしてやれる事もなく、包帯をして添え木をするも、すぐ外してしまふ。どうすれば良いのか分からず、ただ狼狽えるのみ。
さらに悪い事に、痛みで気が立ってゐる彼に、帰宅した女房がガップリ噛まれて大怪我。懸命に気を落ち着かせて治療。奇しくも今年春に、うさぎが火傷をした時に買って来ておいた治療グッズが役立った。「良くしてくれる人を、何故お前は噛むのだ!?」と説教するも、まぁ分からんわな・・・。さうでもせぬとワシがパニックになりさうなのだ。
19日(金)-----------------------------------------------------------------------------------
うさぎと女房、双方の事が気になり、結局ほぼ一睡も出来ず。幸いにうさぎは落ち着きを取り戻して、ぢっとしてゐる。段ボールで作った添え木を当て、テープで固定。女房の怪我には、新しい包帯を買って来て抗生剤の塗布。双方とも、どうか良くなってほしい、と切に願う。
半分、てゆーか、ほとんど寝ながら専門学校。3コマ授業の後、タクシーを拾ってオリエンタル・ホテルへ。けふは壌 晴彦&しーシュの朗読ライヴ。ワシとしーなさんが、それぞれ壌さんの朗読に即興で音楽を絡ませる。正直、昨日のアレで、最終的な準備が全くできぬままでの本番。寝不足もあり、リハの時点ではまったく機能しておらぬワシであった。
しかしまぁそこはソレ。本番となればちゃんと演るのが梶山シュウ。満場のお客さんも納得、のライヴが出来たやうに思ふ。キィすら決めぬ即興だったが、しーなさんとの連繋も完璧。壌 晴彦をして『専門でやりたい』と云はしめる程の出来となって、ひとまづは胸をなで下ろす、かんぢ。客観的に見てもオモロいライヴだったのではないか?と思ふ。『琵琶の演奏を聴いてるやうだった』と云ってくれたお客さんもあり。これは嬉しいね。
年末のTip hotel 2のプレイベントとしてのニッチだったけふのライヴ。まぁどの程度のアッピールになったかは分からぬが、これでまた新しいスタートを切ったやうに思ふ。あと1ヶ月。頑張って良い舞台にしたいね。明日明後日とまた集中稽古だ。
眠さのあまり、帰りの記憶がほとんどないワシ。
20日(土)-----------------------------------------------------------------------------------
うさぎ落ち着く。ネット対応の獣医科や、師匠など色々と相談した結果、結局は『固定して様子を見るしかない』と云ふ答え。近隣に爬虫類を診てくれる医師が居らぬのなら仕方ない。こちらとて15年も共に暮らして来た飼い主の知識と誇りがある。ことうさぎに関して云へば『専門医』のやうなものだ。快復を信じて見守る。
けふからまたTIP hotel 2の稽古が始まる。皮肉なほど晴れ上がった天気の下、スタヂヲに缶詰めで稽古&稽古。窓の外がすっかり暮れて真っ暗になるまで続く。けふは役も演奏もあまり出番がなく、やや燃え残り。ぢつは今夜から女房が相撲を見に九州へ出かける。夜行バスの出発までに帰る事も考えたが、まぁ大した見送りはできまい、と打ち上げに参加。主演女優のAちゃんと二人でワイン(ボヂョレヌーヴォ)を1本空けた。
日付け変わって帰宅すると、女房は既に出発しており、うさぎは寝てゐる。久しぶり♂二人の我が家である。
21日(日)-----------------------------------------------------------------------------------
師匠(イグアナの)から連絡。信頼のおける獣医に訊ねても、やはり『固定&経過看』との答え。取り合へずワシらの処置は正しいのだ、と。よぅし、頑張れうさぎ。折れた尻尾を抱えたまま老イグアナになってみせろ。
昨日は夜半の出発まで女房が面倒を見てくれたが、けふは家にワシしか居らず、しかもやはり昼から稽古に出ねばならぬ。誰も居ない家でうさぎがまた骨折を悪化させては一大事。ので、徹底的に片付け、床に障害物がない状態にしておく。「えぇか?良い子にしとれよ」と説いてから、かなり心残しつつ家を出る。けふもまた嫌味なほど良い天気。
けふの稽古はワシら「演奏者(音楽神といふ設定)」の演技がメイン。そんなに大した台詞はないのだが・・・ん〜〜難しい。考えてみたらこの出演者の中で、ワシが唯一演技の素人なのだな。おぃおぃ、今になって焦るでよ。はぁ〜〜〜、たいへんだこりゃ。
曲に関しては、バンドもよく熟れて来た。我ながら短期間によくこんだけ作れたものだ。「ルーツ不明の文化」といふ設定での曲作りは楽しかった。ルーツ不祥で奇妙で、それでゐてポップ、みたいな。ダンサーのひとりは『琉球+インド×唱歌』と云った(笑)。メインテーマとなる曲を、出演者が皆、片付けをしながら鼻歌で唄ってくれてゐるのが嬉しい。
けふも14時から21時までびっちし。ヌ〜〜〜舞台を作り上げるってホンマにたいへんな仕事だ。
22日(月)----------------------------------------------------------------------------------
なんか6時に割とすっきり目が覚めた。ので、久々に日が昇る前に走ろう!と思ひ立ち、ヂョギング。走ってる最中にグァーと朝日が昇れば気持ち良かったらうが、逆に雨が降って来よった。うさぎに餌をやり、「えぇ子にしとれよ」と云ひ残して専門学校へ。仕事はせねばね。
専門学校ひとコマの後、久保田りょーこのヴォイトレを40分。けふはそれで終了。あとは家にゐて、うさぎと過ごす。けふはしきりに後ろ足でギプスを蹴る。痛いのか痒いのか。確かに人間もギプスをして3日目ぐらいから、傷の痛みよりギプスそのものの不快感が増して来る。ん〜〜我慢してくれ。お前の為だ。
来年頭に藤井政美(sax)と一緒に演るサイレント映画の劇判の為、資料を見る。オヅヤス。弁士無しでこれに音楽を・・・か。オモロさうだ。この時代、流石に女性の和服がキマりまくってゐるな。
23日(火/祝)----------------------------------------------------------------------------------
明け方、女房帰宅。よく考へてみたら祝日だった。ワシはいつもの時間に起き出してヂョギング。
けふは久々のしーシュリハ。TIP hotelの音楽でづっと一緒にリハをしてゐるので、なんやその気になってゐるが、しーシュのリハは全然出来てないのだ。Tip hotelの翌々日には、恒例の「しーシュのクリスマス」を演る、といふのに。
けふは気合い入れて新曲を準備。シルクロードの旅がようやく音楽的イメェヂと結びつひた「砂に泣く(仮題)」と、今年の春の集いを描いた「おかえり」。どちらもしーなさんには好評。「砂に〜」の方は手直し要。「おかえり」はこのままライヴで出来さう。うむ、この頃割と良い曲が書けてゐるな。
その後ヲルガン座に、夏に東京でご一緒した中ムラサトコさんのライヴを見に行く。高知の唄姫矢野絢子ちゃん、バーレスクダンスのチェリータイフーン、の三本立て。やはりサトコさん圧巻!の存在感。ん〜〜〜〜これか、と思ふ。ヴォイスでなにか演る、といふのはかういふ事を云ふのだらうなぁ。スゴい。また一緒に演りたいなぁ。
24日(水)-----------------------------------------------------------------------------------
ぬ”っ!、く・・・頸がっ。久々に酷いヘルニア痛。さういや昨日ヲルガン座で横向いた姿勢でライヴ見てた。アレがいかんかったか!。痛い、とても痛い。
通勤途中に薬局でシップを買い、学校で生徒に貼ってもらふ。まぁワシの頸ヘルニアは「痛み」といふのは既に後遺症で、神経にこれ以上の刺激を与えずに痛みが去るのを待つしかないので。が、けふもライヴだ。よりによってこんな日によぉ・・・。
動かぬ頸を抱えて、にっちを転がして呉へ。けふと明日は、ガタムのまっは君を擁するインド古典音楽グループ「瞑想図」の前座を務める。バリバリの古典音楽のカップリングが、ワシのやうなえせニックで良いのか?と何度も念を押したのだが、良い、とのことなので。まぁさしたる戦略もなく、そもそも頸の痛みのせいでややオチ気味。せいぜい「月のチャクラ」を演るくらいしか思ひつけない。
演奏はやはりビミョ〜なかんぢ。出来はまァそんなには悪くないのだが、ちょいと気後れしてしまった感あり。弱いなぁ。
続く瞑想図のライヴは、溜息の世界。古典、なので壱曲30分、のあの世界(笑)。それを聴かせ続けられる技量と即興性。特に凄いのがやはりまっは君のガタムと、瀬川UKO氏のタブラだ。タブラ(北)とガタム(南)が同居する、なんてインドではあり得ないのだが、そこはこの達人ふたり。ボルの掛け合いなど凄まじい。古典を叩くまっは君も初めて見たが、まさに「水を得た魚のやうな」。いやーやっぱすごいワ彼。それで今風の甘めのイケメン、とくれば、それはもう、ね。
良いライヴだった。頸が痛いので、割と早めに辞去す。
25日(木)-----------------------------------------------------------------------------------
瞑想図2デイズめ。頸、昨日よりは快復。寝てる体勢が楽でない、といふのがツラい。
けふのライヴ会場は、ワシが日頃レッスンしてるジモ。ので、直前までレッスンしてゐる。
ライヴの流れは昨日と同じ。やはりワシが場違いな前座だが、頸の痛みが軽くなったのもあって、昨日よりラフに、いつものやうに演ってみる。いつものやうにレスポンスは少ない(なんでなのだらうね?)が、昨日よりは気後れしたかんぢも無く、自分的にはまづまづの出来、かな?。テンポを落とした「ストロマトライト」や、リズムを変えた「らのえてぃあ」とか、割と実験的なことも。
後続の瞑想図。昨日を上回る出来だったやうに思ふ。まっは君と瀬川さんのノリは、明らかに昨日以上。ますます冴え渡る指捌き。すごいねぇ〜〜〜。なんてーのか、「えせニック」と云ふ事を考える。「似非」はえせ、で良いのだが、なぜこの似非なのか?。ブルーズもカントリーも、日本人が演ってりゃ「えせ」には違い無いのだ。だが、何故ワシはこの「えせ」にゐるのか?。本物を目の当たりにして、そこを深く考えた二日間だった。良い経験だった。
ジモのステージに出るのも久しぶりだった。一時期は月イチで演ってたのにね。広島の中に懇意のハコを作らなアカンのにねぇ。それにも気付いたかんぢ。
打ち上げは、ちょいと遠かったが鉄板焼の「修竜」まで行く。演る前にマッコリを壱杯、終わってからビールを弐本飲んでたので、ここでは控えめにみかん酒を飲みながら、色々と語る。頸はそこそこには良くなってゐる模様。チャリを飛ばす夜空には十八夜、くらいの月。
26日(金)-----------------------------------------------------------------------------------
頸の痛み半減。九州行きまでには間に合ったかな?。車窓を眺めるのも注意せなアカンなぁ。
専門学校の生徒(♀)が、なんとフレットレスを持って来た。おぉ〜!。前々から「興味があって・・・」とか語ってゐたが、遂に買ったらしひ。こんなセンセイだから、生徒も自然にフレットレスを弾くやうになる奴は多い(在学生にもうひとりゐる)が、女の子の生徒では初めてだな。女性フレットレッサーとして羽ばたくのだ。
ワシは、自分のクローンのやうな生徒を育てる気は全くないのだが、このやうな現象はやはり正直嬉しい。まぁワシの影響で無くとも、フレットレス・ベースは素晴らしい楽器なのだから、その取っ掛かりになれたのなら最高だ。最初は自分の下手さと向き合うのが大変だけどね。頑張れよ〜。
名古屋の谷口幸至朗さんから電話。来年早々の名古屋ボトムラインのイベント(出演決定済み)で、一緒に演らぬか?との事。それはもう喜んで、と伝える。
27日(土)-----------------------------------------------------------------------------------
どーしたのか夜中激しい吐き気。晩に喰ったものがほとんど未消化のままリバースされる。同時に下痢が始まり、この二つが断続的に朝まで続いた。睡眠不足甚だしいが、けふは小倉まで行かんければならぬ。ので、出発。10時前発の下関まで直行の電車に乗る。電車の中で寝れば良い、と思ってゐたが、この電車がやたらと寒く、おまけに胃腸がそんな調子でなんも喰へぬから、暖が取れぬ。故に眠れぬ!。
な訳で小倉に着く頃にはすっかり疲れ果ててしまってゐて、これは流石にアカンと思ふ。友人のTさんに連絡。Tさんちのスト−ヴの灯いた部屋で、会場入りまで2時間ぐらい横にならせてもらふ。この休憩のおかげでだいぶ持ち直した。が、如何せん食料を補給出来ぬので、どーにも力が入らず。まぁ仕方ないや。演るしかない。
八幡はデルソルに入り、けふのお相手谷本仰さんに再会。先月広島で、初対面にして伝説的な即興デュオを成し遂げた、異端のヴィヲロン弾きだ。やぁやぁ、とか挨拶しながら。デルソルはワシも懇意のハコなので、とても良いかんぢ。開演時間には双方のファンで壱階フロアが大体埋まる、といふ理想的な展開に。
ステージは谷本さんソロ→ワシのソロ→デュオ、と進む。谷本さんはループや空間系えへくとを使う王道インプロ的なアプローチだが、ワシのソロはあえて唄モノを演った。これを受けて谷本さんが『ぢゃ唄モノ演らう』と、ワシの曲に参加。初の「らのえてぃあwithヴィヲロン」ヴァージョン、といふ嬉しい運びなども。谷本さんも、前衛からポップスまで、全部イケる人なのである。
後半は、もう全編即興で。これもお互いの歌心と前衛手段が見事に解け合う出来となる。完全即興にも関わらず、全く同じメロディがユニゾンされる、なんて事が壱度ならずあった。お客さんもおおウケ。ワシと谷本さん、それぞれを見に来た人双方に、強くアッピールできた素晴らしいライヴだったのでは?と思ふ。「また是非演りませう」と握手。次は谷本さんの唄モノのサポートもしてみたいな。
とまぁライヴは素晴らしい出来で、気分は全然悪く無いのだが、如何せん肉体的にもう限界。結局Tさんちに宿を借りる事にして、デルソルを辞す。コンビニで卵サンドヰッチを買い、半分だけ喰ふ。けふ壱日で唯一口にした固形物。風呂にも入らず撃沈。
28日(日)-----------------------------------------------------------------------------------
Tさんが用意してくれた湯たんぽのおかげもあってぐっすり。下痢はまだ続いてゐるが、昨日の卵サンドはなんとか胃の腑に収まった様子。Tさんに下関駅まで送ってもらひ、友人と合流。皆で頼んだカレーを、ルゥだけ横からちびッとづつもらってハラに入れる。タマヲ曰く『嘔吐下痢症なんぢゃないか?』との事。
13時過ぎの広島まで直行便に乗る。普通こんだけ長時間電車に揺られれば、喉も乾くし腹も減るししょんべんにも行くものだが、その衝動が全くない。まだ快復はしておらぬな〜・・・。そして広島に入り、可部線乗り換えホームに立った瞬間、凄まじい悪寒が襲って来た。発熱の兆候っ!。こは堪らぬ!。けふは東京からシンガーソングライターの高満洋子ちゃんが来てゐるのを見に行く予定もあったが、とてもそれができる状態では無ささうだ。
女房に『家に帰ったらすぐ布団に入りたい』旨をメールするが、その指が震えて、何度も押し間違える体たらく。歯をかちかち云はせながら帰宅。宣言通りに撃沈。かくして体調最悪の九州行脚が終了。しかしこの体調で、あのライヴが出来た自分は、なかなか大したもんだと思ふ。
29日(月)----------------------------------------------------------------------------------
ゆんべは悪寒と発熱が交互に繰り返される、といふかんぢで壱夜。吐き気は収まり、下痢も止まった。女房が作ってくれたお粥を喰って専門学校へ。
授業ひとコマのあと、Tip hotelの稽古へ。本番まであとひと月と迫り、稽古にも熱が入る。厳しい演技指導と緊張感溢れる演奏。みんな「広島、捨てたもんではないぞ」といふ想ひで取り組んでゐる。だからこそ、平日の昼間に、皆仕事の都合つけてこれだけ集まってゐるのだ。
ワシもだが、女房も仕事が忙しいらしく、帰宅が22時を越える事もしばしば。誰がいつ家に帰っても飯が喰へるやうに、大量の豚汁を作っておく。
30日(火)----------------------------------------------------------------------------------
体調復活。が、さすがに朝の運動は、まだ軽いストレッチだけにしておく。この頃、マトモにベースの練習も出来て無いな、と思ひ。気休めだが小壱時間ほど基礎連をば。
教室を持ってゐる楽器店に顔をだし、もう今年一杯は訪ねて来れぬ旨を伝える。来年の予定を決め、良いお年を〜と云ふ。忘年会にも、もしかしたら参加出来ぬかも。
レッスンを6コマした後、けふはワシ抜きで行なわれてゐるTip hotelの稽古へ。ちょうど本稽古が終わり、スタッフミーティングが始まった所。明日からは本格的な舞台稽古だ。