芒種(6月6日をピークに前後15日)


日曜日、毎年恒例の京都の豊田勇造さんのライヴを、小林一彦とともに手伝いました。

来広のたんびにゲストをやるやうになって、もう何年になるンでせう。今回はワシが知ってる勇造さんの広島でのライヴでは一番お客さんが少なかったな。「ん〜〜ワールドカップに取られたかなぁ」と勇造さん。

ワールドカップかぁ。今どこが勝ってンの?。全然分からんな。

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そらええんですが、何やまたえらいこと忙しゅうなってきたな。活動の拡大の為に仕事を減らすはずだったのに、なんでこんなに仕事ばっかりしてんのや?。誰かの陰謀か?。さすがに詳細な日誌は書く時間ないですわ。

てなわけで今回はこれまで。

今週末は下関におります。

6月6日


山口県は油谷町主催のアフガニスタン難民支援チャリティコンサートにEggsのメンバーとして出演して来ました。

油谷町は、5月のでらしねツアーで訪れた、あの、川尻岬のある町です。今回は町中にある油谷町文化会館、ラポール油谷の大ホール。町のどこからでも見えるんぢゃないか、といふ超巨大&近代的な建造物です。

行ってみたら、ウチらEggsはスペシァルゲスト扱いだった。

主催は油谷町の若い職員達と在住の外国語教師を中心とした運営委員会で、出演も多国籍。町工場に勤める中国人女性の歌から、地元中学で英語を教えてるスイス人のバンドまで様々。黒人のドラム、白人のギターとヴォーカルに地元の女子高生がベース弾いてるバンドとか。コンサートのタイトルも「World is One」。へ〜〜っ!!。何かすごいでかいイベントぢゃないの。ただ、まぁプロは出ない。内容的にもアマチュアの域を出ないものばかり。ゆえにウチらがプロとして「スペシァルゲスト」な訳ね。

それでも500人収容の大ホールが、老若男女取り混ぜた客で、ほぼ満席。これはなかなかにすごい事ですよ。それを主催してるのが町の職員と在住の外国人による運営委員会ってんだから、これは大したものです。ただ全員がほんたうに素人だから、お世辞にも手際が良いとは言えないけどね。特に司会のおねぃさんは、別に居なくてもいいんぢゃないか?といふかんぢだったな。

国際色豊かなイベントだから、ってんでウチも色々やりましたな。Eggsはまぁオルカとかに比べれば器用なバンドって訳ではないんですが、何せライヴの本数は半端ぢゃないバンドではないですから、やっぱり強い。タマオ君のレゲエビートに乗せてワシがホーミーをやってる上で、テイさんがコーラン風の即興を唄ったりとか、ナオエちゃんのアフリカンリズムの上にワシがベースでスクラッチ音入れたりとか、楽しいライヴですな。終わった後、外人さんに「おまえはモンゴル人か?」とか「お前達はどこの国で修行して来たか?」とか色々聞かれましたわ。テイさんは英語の唄に関して「完璧だ」みたいな事を云われたらしくて得意満面!。タマオ君は中学生の女の子に握手をせがまれておたおたしてゐた。

Eggsはいつも良いライヴを運んで来てくれます。

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東京で修行中の弟子の川島が帰って来てゐます。

来週6/18に一緒に演るライヴの為にリハに入っておるのですが、リハが終わった後に「ありがとうございました」って云うのはやめなさいよ。まぁ確かに腕もセンスもまだまだだから、色々アドバイスせんといかんし、レッスンしてるみたいではあるんだけど、一応東京では「さんましら」っていふユニットを一緒に演ってるんだから。

来週の火曜日!。是非、見に来てね。場所はMACだよ。

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久しぶりにミキ(オルカ団ってなにバンド?のコーナー参照)もレッスンにやって来たりしました。

彼女はいま看護学校で寮生活をしながら勉強してるんだけど、中々ツラいらしい。弱音を吐ける相手がいないらしくて、ワシも社会人一年目はさうだったけど、さういうのってキツいよね。

ワシはね、生徒に何か相談を持ち掛けられたら、いつもかう云うンです。「悩むな、考えろ」。

「悩む」と動きは停まってしまいます。それの典型が「引きこもり」です。対して「考える」ことは動きながらでもできる。悩むくらいなら動け。悩むヒマがないくらい動け。そして動きながら考えろ。こんな複雑な世の中において、ただ「やる!」と決めて迷わない方がどうかしてる。迷っていい。しかし、悩むな。川島やバリホなどは、さういう「動く」奴らの典型ですな。

でも、さういえばワシはよく生徒に「Don't think. feel !(考えるな、感じろ)」とも云いますな。う〜〜〜む。まぁ、ワシも迷ったり、考えたりしてる、といふコトで。センセイなんてそんなものよ。

6月15日


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