〜2002年10月11日の出来事〜


…いやあ、まったくもってお恥ずかしい!
今回の事件、まったくもってワシ1人のドジによるケガであり、ただただ自分のドンくささを呪ふのみであります。御迷惑・御心配をおかけしており、申し訳ありません。

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10月11日朝、ワシはいつものやうに、いつものコースを、いつものペースでランニングしておりました。ワシの前には、かなりのスローペースで走っておる大人と子供のペア。
「追い抜きたいな」と思った頃、前方に車止め用のゲートが見えてまいった。前の2人は、そのゲートの両側をすりぬけやうとする様子。
ではワシがゲートを飛び越えればよろしい、といふ事でぴょんと飛んだそのとき、右足がゲートの端に接触してしまった!

「ヤバい!」

そのまま倒れたら、あるいはもっと違うケガをしただけで済んだのかも知れんが、なまじ反射神経だけは(動物並みに)あるだけに、ヘンな体勢から右足で着地してしまった訳ですな。
そのとき、あり得ない方向に膝が曲がり、まりっ!!とすごい音がして、37年でいちばんの激痛が!!

いたい!

劇的にいたーーーい!


…右足は膝から下がぶらんぶらん。「あー折れたな」と思いつつ、その男性(追い抜かうとしてた2人)に119をしてもらいました。
救急車を待ってる間が地獄でした。なにせ一歩たりとも動けん!激痛にのたうち回りたくも、ただただぢっとサイレンを待つしかない。とゆーのに、たまたま遠足で通りかかったバカなガキどもは手を振りやがるし(もちろん手を振って応えましたよ、エンターティナー!!)……。

まァ考えてみたら、そこに人がゐてラッキーでしたね。あんまり人ケのないランニングコースですから、ヘタすりゃあのまま捨ておかれたかも知れませんからね…。

とゆーわけで、病院へ運び込まれ、レントゲンを撮り、その写真を見た先生の「うぅわーーーー!!」といふ声で全てが決まりました。

右膝複雑骨折。
膝の支点となる部分の骨がバラバラに砕けておりました。

冗談のやうに。トムとジェリーのアニメによくある、あの「ピキピキピキ」ってヒビが入ったあのかんぢ。

先生曰く、「こんなひどい骨折は見たことない」とのこと。
「何をしてたの…?」
「いや…ぁ…、あの…、ヂョギング…で」

手術後最低2ケ月は入院。その後もリハビリだの何だので、完治するのは約1年後ださうです。治ってもまた走れるかどーか…ってトコロ。

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これが全ての顛末にございます。まったくもって情けない!!

しかし今回、誰かを傷つけた訳でもなし、法を侵した訳でもない。只々自分のブサイクさを呪ふのみでありますから、気がラクっちゃラクです。それが救いかな…?

ただ、自分のブサイクさで、当面ライヴもレッスンも中止にするしかない事態を招いてしまったことは、本当に申し訳ありません。本当は這ってでもステージに上がるつもりでしたが、マミ&かをり、主治医の先生に説得され、このたびは涙をのんで初めての「Liveのキャンセル」に踏み切らせて頂きます。本当にごめんなさい。

復活のあかつきには、ドドーーンとハデにワンマンをブチ上げます。
さうだ!こーなりゃタダだ。タダでやらう!!
オルカ団完全復活フリーライヴ!!

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…みなさんも何が起きるか分からんですからね、気をつけて日々をお過ごし下さい。

では。

:病床にて 梶山シュウ 2002.10.13.


P.S.
すでにたくさんの激励メール、お見舞ひメールを頂いております。このやうなあほうを、こんなにも心配して頂いて、言葉もありません。

本当にありがとうございます。

ちゃんと治します。


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