常夏月の壱「浜丘麻矢ちゃんは元気だらうか?」

急に決まったので告知が出来なんだけど、マミ、かをり、ミキの3人がラヂヲに出てきました。生放送で、ワシは仕事だったんだけど、たまたまその時間が空いたので、カーラヂヲで聴く事が出来ました。

しかしこのヒト達は普段あんだけよう喋るクセに、かういう席になると途端に「借りてきた猫」になっちゃうねぇ。なんかお行儀のいいフツーのおねぇさん達が出てるみたいで、ロックバンドの告知とは思えない猫かぶりようでしたな。

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TVに「はなわ」が出てゐた。

地下室の会ナンバー74(ワシの次ですな)、ベース漫談のあのはなわである。ここんところメディアへの露出度が高く、同じ「ベース弾き語リスト」としてはなかなかに嬉しいところである。

CDデビュウした、といふ話しだったので、どんなCDを出したのかと思ってゐたが、TVを見て納得。このやうなスタイルの何がしかが普通になれば面白いな、と思う。ただやっぱり「唄」として聴くよりは「漫談」として見聞きする方がづっと面白いねぇ。前回の地下室の会では大いに笑わせてくれた、といふ話だが、いづれお会いしたいものである。玉川クァルテットのやうに、あの世界での超一流に認知されるまで頑張ってもらいたいものだ。

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またTVネタ。久々に「マネーの虎」を見ました。入院中によく見てゐたが(普段の生活ではこの時間ほとんどTVを見ないので)これがなかなか面白いのだ。

ワシなんぞは金儲けには、あんまりといふかほとんど興味がないので、見てても全然実感が湧かないが、まぁあそこに出て来る人達ってのはほんたうにおカネが好きなんだなぁ、と思うね。あれを見て「うぉぉぉ〜ワシもやるぜ〜!」とか思う人は思うンでせうねぇ。

でも、やっぱりあそこで「虎」として出演してゐる人達ってのは、年商の高低はさて置き(年商120億って云われても分からんよねぇ)、さすがに魅力のある人達だなとは思う。絶対に友達にはなれないだらうけど。

自分であの番組に出る事を考えてみる。だうすれば、なにをやればあの「虎達」を納得させて出資してもらえるのか、全然思いつかないのが笑える。まぁ自分は所詮それぐらいのモノなのだらうし、それで充分よ。


常夏月の弐「梅雨ってヤだね」

オルカ団JIVE定例会、無事終了です。

いやぁ満員御礼。立ち見まで入る大入でしたねぇ。オープニングアクトをやってくれたUgly Birthや、新参加のミキが呼んだお客さんも沢山来てくれたやうです。ワシが教えてる専門学校の生徒達もこぞって見に来てくれてました。お前たち、あんまりカネも無いんだらうに。ありがとうよ。

Ugly birthの連中も初ライヴとは思えない良い出来でしたネ。まぁ初ライヴっつっても、それぞれは長くやってるコらですからね。ベースのカツタなんてワシが27ぐらいの頃から教えてる。彼らは次は7月のBARAKAの来広ライヴにも出演します。ワシはちょうどでらしねツアーで広島に居ないので、出れないのが残念。

今回、ぢつはものすごい体調不良で、直前まで車の中で寝てるってなかんぢだったんだけど、沢山のお客さんから逆にパワーをもらい、楽しくライヴをこなす事が出来ましたよ。ワシももうかういうことやりはじめて長いですから、もう体調の良し悪しが、声やプレイに影響しないやうにはなってきたやうです。大いに自信に繋がりました。

ふたバンドも出て、男が二人だけ、といふライヴでした。しかもUgly birthも含めて、全員ワシの好みの女性ばっかり。打上げなんてほとんどハーレム状態(一部では女系家族の父親といふ説もあるが)。どうだ!男性諸兄。ウラやましいだらう。カネがなくてもハーレムは作れるのだよ。へへへ。

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このたびの定例会では、オルカでは初めて即興を取り入れてみました。ノリの良いバンドといふ風に思われるのもイイんですが、ワシとしてはオルカをもっともっと「強い」バンドにしたい。そこでよりセンスと楽曲への理解が求められる、即興にチャレンヂした、といふ訳ですな。面白かったっスよ、ワシらは。

まぁこればっかりはミキは勿論、マミもかをりも未知の世界ですから、今のところ次の曲へ入る為のイントロダクション、みたいなレベルですが、今後も積極的に取り入れていきたいですね。完全即興でワンステージこなせるやうになれば、オルカも一人前と言えるでせう。

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久しぶりにレコーディングの仕事が入って来ました。Tackさんといふ広島出身で東京で活動してゐるシンガーソングライター(日本人)のバックでフレットレスを弾いてます。フツーのポップスとは違ってちょいとエスニックなかんぢがワシが呼ばれた原因でせうか?。これCDになんのかな?。

ただ、なんかすでに録ってあるトラックが?、プロトゥルールスとかいふ?、なんか?ソフトで?、24で?立ち上げなアカンのに?18しかないとか?、ワシには何の事を話してるのか分からん理由で、はぢまるのが少し遅れてしまいまして、次に仕事が入ってたワシは、時間一杯でOKテイクを出すしかなかったので、ちょいと心残りですね。いや、ミスったりしてる訳ぢゃないんですが。

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久しぶりに(これ多いな)妻と外にメシを喰いに行った。よく行ってた回転寿司がツブれてゐたので、仕方なくそこらへんの讃岐うどんの店に入ったのだが、これが最悪。店員の態度。店の内装。うどんの味。客層にいたるまで、ここまでかんぢの悪い店ってあるかぁ?といふくらいイヤだった。ウチら夫婦は外食慣れしてないんで、かういうのって結構コタえる。口直しによく利用する総菜屋でおかづを買って帰り、ビールを飲んだ。はじめからかうすればよかったっっス。


常夏月の参「滔々と・・・・

土曜日の夜、珍しく妻が友達と遊びに出た。

ひとりである。これはこれでイイ。仕事帰りにプールで1時間ほど泳ぎ、めんどくさいのでメシも作らんことにして、ビールとホカ弁を買って帰り、借りて来たビデオを見乍ら、久しぶりのシングルナイトを満喫した。

が、

ビデオがかなりエグいシロモノで、寝つけなくなった。おまけに近々やる企画もので作らんといかん曲の事が頭から離れず、グロいシーンの回想と心配事で思考回路がバーストしさうになり、3:00頃帰って来た妻と入れ代わりのやうに起き出し、作曲に取りかかった。午前6:00頃完成。なんとか気持ちも落ち着き、フロに入り、テレビで『ナルト』を見て、けふはこのまま起きてやうかな?とか思ってゐたが、安心したのか眠気がやって来て、10:30まで寝た。

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月曜日、こないだ夜中に作った曲を形にすべく、MTRと共にひとりスタヂオに籠る。早い話が混声六部合唱曲なのだが、演ってオモロイものになるかどーかは微妙やね。昼にスタヂオに入って3:30には終わった。ので、帰りにプールで1時間ほど泳ぐ。今年から月曜日はかういう日にする事に決めてゐて、今のところレギュラー仕事入れる気はありまへん。

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先週ミニコンポを買ったのだが、CDーRが飛びやがるので交換した。そしたら今度はMDが飛びやがる。あったまに来て返品しに行った揶魔駄デンキ!!。コイツら悪びれもしゃぁがらねぇんだな。「返品の理由は?」って訊くから「不良品だよ」って云うと「あ、そーですか」ときた。役場並みの接客態度!。安さにびっくり対応にびっくり!。もう二度とこんなところで買物なんかしねーよ。さういや先週書いたあの最悪のうどん屋の近所だな。

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夜中、練習の帰りにミキとラーメンを喰いに行く。ミキに「音楽家の仕事と税金の仕組み」について説明する。ヒゲづら(今はヒゲ生やしてンのよ)の中年とセクシーな若い女性の組合せに、店員も客もじろじろ見る。ウラヤマしかろうが!。おやぢ狩りなんぞに合わなきゃいいけどネ。

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TVに上田正樹が出てゐた。

「哀しい色やね」はもう20年も前の歌になるらしい。妻が「子供心にもエエ歌だといふのは分かった」と云ふ。ワシもいまだあれを超えるラヴソングは出てない、と思う。ぢつは上田氏本人のペンによる曲ではないのだね。ワシはアレに「近い出来」のものでもいいから、いつかはあのやうな曲を書きたいものだ、と常々思ってゐる。

滲む街の灯を 二人見てゐた
桟橋に停めた車にもたれて
逃げたらアカン 逃げたら・・・
切なくなるだけ
Hold me tight
大阪ベイ・ブルース
「俺のこと好きか?」
あんた、訊くけど
そんな事さえ分からんようになったんか?
大阪の海は 哀しい色やね
さよならをみんな
ここに捨てに来るから
夢しかないよな男やけれど
一度だってあんた、憎めなかった
泣いたらアカン 泣いたら・・・
唇噛んだけど
Hold me tight
大阪ベイ・ブルース
川はいくつもこの街流れ
恋や夢のかけら みんな海に流してく
今日で二人は終わりやけれど
あんたあたしのたったひとつの青春やった

今、オルカ団でミキの持ち唄となってゐる『雨の上がった道を』は、哀しい色やねに対するワシなりのオマージュである。さういった理由からこの唄はネイティヴな広島弁で作られてゐる。

雨の上がった道を あんたと歩いた
なんも喋れんまんまで あんたと歩いた
幸せ 不幸せ 色んな事を
思い出しては考えて
泣かんやうに 泣かんやうに 唇噛んで
 海を見てゐた
一緒に居るんは簡単じゃけど
心までは見えん
こんな形で終わりが来るなんて
声が震えて滲んだ
夜明けの海岸通り
また一日が始まる
見送るあんたの背中を
時間が遠ざけてゆく
喜び 悲しみ 色んな事が
後から 後から こみ上げて
泣かんやうに 泣かんやうに 背中を向けて
 海を見てゐた
この海を渡る大きな橋でも
心はよう運べん
あんた本当に大好きじゃった
声が震えて滲んだ

しかしかうして並べてみるとほとんどパクりやな。まぁ敬意を込めて真似させてもらいました、と、ワシは逃げんぞ。

このやうに「ネイティヴな方言」といふのがポイントだ。大阪で今や誰も「ワイ」とか「〜やさかい」なんて使わないやうに、ええかげんな奴じゃけん ほっといてくれんさい なんて広島弁、聞いた事もないからねぇ(これまた古いか?)。


常夏月の四「銀行に行っておつりを忘れて来た」

日曜日、豊田勇造さんのライヴでした。

ギター片手に1年の半分以上を旅の空に過ごす、ワシの唄旅の大先輩、といふか師匠ですな。だいたいこの時期に広島に立ち寄るのが勇造さんのツアー。今年は唄旅をはじめて30周年とかで、先だって地元京都にて30周年記念ライヴを終えたばかり。30年!しぇー!。ワシがまだ7歳の頃から、この人はギター片手に全国を、世界を旅してゐたんですねぇー。

いつものやうにカシラと二人で前座を演る。今回初めて勇造さんの前でソロをやりました。ワシの十八番「キャメル」に早速インドで作った唄を返礼してくれる勇造さん。MCにて「長い間色んなところ旅して来て、色んな人が一緒に演ってくれたりしたけど、ベースの弾き語りは初めてだなぁ」。ちなみにこの前半のセットはバルセロナから始まり、ペシャワル、インド、タイ、とユーラシア大陸をアジアまで駆け抜けるやうな曲構成。すごいねぇ、この人はホンマにそこを旅して来たんだもんねぇ。

今年はセカンドステージの全曲でベースを任せてもらひました。ミュージシャンとして認めてもらえるやうになったのは嬉しいが、その分勇造さんの唄をじっくり聴くことが出来んといふデメリットもある、ウ〜〜。

相変わらず力強く、優しい唄の数々に酔った6月の夜でございました。また来年会いませう、勇造さん。お元気で!。

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月曜日にMICHIKOと、水曜日にミキと、それぞれ7/7のワシプレゼンツライヴのリハをやる。共に何をやるか明確に決めれんままのリハ。パーカッションで佐伯優が手伝ってくれるが、リハスタヂオに入ってからアレンジや尺を決めてゆく。

いちをうワシの企画なのでワシの好きな形で二人の唄姫をフィーチャ−するのだが、そこはそれ、やっぱり彼女らそれぞれの持ち味を出してゆかんと意味がないでしょ?。そこにさらにワシの個性もからめてゆかんといかんし。ア〜企画者といふのはほんたうに大変だ。自分独りで演るほうがナンボか楽やな。まぁそれでも協同作業ゆえの楽しさってのもあるから人と演るんだけどね。

でも、機械に強い人が打ち込みだのサムプリングだのに走る理由は分かる気がする。孤独てのはある意味楽なもんですからネ。ワシは幸か不幸か機械が全然ダメだから、バンドをづっとやってきたけど、もしカズイとかシバちゃんみたいにメカにも強かったら、バンドなんてやってなかったかも。

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題名のない音楽界だったかに、なにやら女子高生のカッコしたサックスを吹く少女が出てゐた。ヌぅ?と思って見てみると、この娘ほんたうに現役の女子高生で、しかし今ジャズ界では話題の新人だといふ。なんでも中学生くらいから都内のライヴハウスでセッションに明け暮れてゐたとか、ヘ〜。

チョイとロリ顔で制服のミニスカがなかなか・・・・。

技術は確かにあるけど、色気も深みもまだこれからってかんぢですね。でもまぁジャズのミュージシャンなんて全員が全員スケベなオヤジ(人の事言えんけど)ばっかりですから、可愛いコギャルには甘くなるんでせうね。

同じやうに前「天才馬鹿テク少年ドラマー」とかいう触れ込みで、ほんたうに子供(小学校5年生くらい?)がドラム叩いてたのがありましたけど、あれもなんかすごかったねぇ。ただ速いだけ。やっぱり第一線のオッサンらがサポートしてましたけど、まぁガキだからいいや、ぐらいに思ってンでせうねぇ。本気で感動してるとしたら、オッサンらの方がヤバいで。

分別のある大人のフリしてああいうコドモに甘く接して、その気にさせるのって好きぢゃないっスね。格闘技の世界には「金の卵は早めに潰しておく」といふ掟があるんだけど、あれの方が誠実だと思う。

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こないだ夜道をバイクで走ってゐて、「ナンか暗いな?」と思ってゐたらヘッドライトが切れてた。ア〜これってハロゲンのすっげぇ高いライトなんだよな〜。また余計な散財が・・・・!!!。


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