七夕月の壱「ロシアにて1ヶ月前に落ちてゐた巨大いん石」

こな〜だ仕事帰りにア、ガソリンがないわ、と思ひ、いつも寄ってるガソリンスタンドに入ったんよ。

したら、誰も来ない。「?」と思ってよく見てみるとSELFと看板が出てる。ガーン。いつの間に志向換えしたんかいな?。こんなん分からんぞ。仕方なく近くにゐるお兄ちゃんに「これどーすんのかね?」と聞いてやり方を教えてもらう。やってみるとこれがなかなか面白い。急いでない時はいいかもしんないね。

--------------------

午前中にプールに行くんだが、夏が近付いたせいか、これがギチギチで入れない。いつもはそれでも上級者用コースてのが確保してあって、ここだけは泳力のある人しか泳いではいけんことになってるんだけど、このレーンを初心者の水泳教室用に使いやがって、これぢゃ泳ぐとこなんかねーじゃんよ。

このまま帰ろうかとも思ったけど、カネは払った後だし、なんで泳げる人が遠慮してプールに来なきゃいかんのだ、とか思ってると段々ハラが立って来て、ダメもとで事務局に交渉してみました。「泳ごうと思って来たのに泳げないとわだういう事か?。あんなイモの子を洗うやうなプールで、しかも泳ぐより喋ってる方が長いやうなオバハンらに遠慮しながら、それでも頑張って泳いでみたがダメなんで、カネを返してくれ」。そしたら云ってみるもんだね。「ア、それはすいませんでした」とカネを返してくれた。「ナンでしたら隣に50メートルの競技用プールがありますが、そちらなら空いてますよ」といふ事なのでそっちに行きましたわ。

---------------------

ワシプレゼンツの七夕ライヴが来週アタマに迫ってきておりますな。今週はオルカのリハを休みにして、そっちに取りかかりっぱなし。リハ、アレンヂ、採譜、ウ〜大変だ。待てよ、自分のソロのところ、ナンも考えてないで!。ヤバい!。

----------------------

夏のでらしねツアーも迫ってきておりますな。あと3週間で17曲チェックせんといかんです。一日に2曲づつ。ア〜こんがらがって来さうですな。


七夕月の弐「世界水泳。みんな寺川綾ちゃんを応援しやう」

桃栗(仮名)の初ライヴとなる「梶山シュウプレゼンツライヴ」が月曜日にありました。

元々ワシのソロライヴをやるつもりで会場を押さえてゐたのですが、桃栗(仮名)も発動したことだし、たまたま同じ頃にMICHIKOが演れるハコを捜してゐたり、で一緒に演っちまおう、といふことにした次第でございます。

二人とのリハに時間を取られて自分のソロのことを全然決めないままの本番で、結局当日のリハでも何も出来んかったんですが、逆に力が抜けてここ数年ではベストのソロができました。ただね、機材がまたトラブっちまってね。今回はディレイとコンプレッサーが本格的に壊れたみたい。づっと車の中に投げてたのがいかんかったんやろか?。

今回、ミキの潜在能力の高さを改めて知った、といふかんぢでしたね。この娘、やっぱりすごい。きっといい唄うたいになるでせう。ただ、さうなるとますます、ワシみたいな運も使い果たしたやうな人間とつるんでゐるより、もっと派手な五尺玉ぶち上げれる人生があるやうな気がしてきてね。

---------------------------

カシラこと小林一彦が遂にCDデビュウするやうですな。いや、やうですなって他人事みたいに云ってますけど、ワシも噛んでるんですがネ。サウンドクリエーターの沖井くんといふ強力な助っ人のおかげで、とりあへずシングルを発表するみたいです。そのレコーディングをやってきました。

この沖井くんが、最近のカシラの強力なブレーンで、CMとかバリバリに録ってるひとですから、仲々のものです。ただ、アレンジがモロに今風のロック寄りで、チョイと違和感ありまして、2〜3苦言を申してしまいました。ワシもこの男と、伊達や酔狂で20年も一緒にやっておりません。彼の良さを引き出すことにかけては自信がありますから。

話し合った結果、これも彼の冒険の一環として認めることにしました。仲々オモロイものになりさうですよ。御期待下さい。

---------------------------

夏のツアーで何ケ所かホテル泊の日があるんだけど、その予約をインターネットでやったんよ。キーボードに向かって指示通りピコピコやっていけば、全国各地のホテルを自宅から予約できるんですねぇ。すごいすごい。

ワシは電話が苦手な人間なのでこれはありがたいですね。おまけにインターネット予約だと安いんですね。これも初めて知った。


七夕月の参「中国の何処やらで未確認生物多数目撃!?」

日曜日、またトダミチと営業。久しぶりに「全然聴かない」客を前に30分ほどやりました。考えてみりゃ昔はかういうシチュエーションでの演奏っていっぱいやったなぁ。仕事の絶対数が減った分だけショボい仕事もなくなった、てかんぢなんでせうか?。

いろいろ演りましたけど「聴かない客」ワーストは『センセイ』と呼ばれる職種の人達ネ。教師、教官、医者、政治家・・・。まぁこのテの人達ってのは、音楽だけぢゃなくて、人のハナシも聞きませんよね。

-----------------------------

先週のハナシになるんですが、Dr Toshこと永井利充のソロライヴに行ってきたんよね。よくポークスカッシュの連中が対バンしてるアクアボムといふバンドを率いるベーシストだけど、ワシにはやっぱりボ・ガンボスのベーシストだった、といふイメェジが強い人です。

そんな変態技を使う人でもないのに、独りでどんなことするンだろ?と思って、興味半分(失礼しました)で見に行ったんですが、これが面白かった!。もう全曲パッキングされた打ち込み音源を流しっぱなしにしといて、それに合わせてベースは勿論、唄、MC、コール&レスポンスまで演っちゃうの。ど−やって合わせてンだろ?って思うくらいタイミングもばっちり。打ち込みのネタが無くなったらそこまでだから、ライヴ自体はかなり短いものだったけど、充分楽しめました。

お客さんは哀しいくらい少なかったんだけど、全然気にならんぐらい盛り上がったッスね。

最後にボ・ガンボスの曲を2曲ほど演ってくれて、今は亡きどんとを思い出し、ちょっとぐっと来るものがありましたね(ボ・ガンボスのリーダーであったボーカルのどんと(本名・久富隆司)はバンド解散後、沖縄に移住し、マイペースの音楽活動を続けてゐたが、2000年1月、旅行先のハワイにて脳出血で亡くなった)。

実はその翌日にワシのプロデュースしたライヴがあって、ソロもやったんけど、エかったですよ、刺激になって。

ベーシストだけぢゃなくて、ドラマーもパーカッショナーもみんな演ろうぜ!ソロを。

かういうことを云うと「何を演っていいのか分からん」とみんな云うんですが、そんなのワシにも分からんッスよ。要は『独りでもやるんだ!』といふ意気込みですよ。演ってりゃなんか見えてくる!!。はじめはボロボロでもいいぢゃぁないか?。

----------------------------

いやぁ今回の夏のツアーはハードですね。

小倉から一気に東京てのもしんどいけど、一週間で4本分のリハとライヴ演って、帰ってすぐアクターズスクールの合宿に参加して、その帰り道に小林のカシラのCD発表ライヴ。その週末にはソロライヴで、翌週末からはパーカッションキャンプですな。身体大丈夫かよ?。これを普通のレッスンの合間にやるとさすがに死ぬので、8月前半はレッスンを全部休みにしました。

ツアーに出るまでが大変よ!。やらなアカン事が多すぎてなんや頭がパーン云いさうです。夜な夜な「あぁぁ!しまったぁ!昼からリハだったんだぁ!」といふやうな悪夢にうなされてゐる。

-----------------------------

ぢゃあ、行って来ますネ。

幸運があれば、またお会いしませう。フォースが共にあらんことを!。


次へ