週変わりのシュウ

万事これ平穏なり

1月1日(金/元日)ーーーーーーーーーー

ゆんべ雪ダルマになって帰って来たのが午前3時くらい。そっから風呂入って寝て、起きたら外は雪景色となってゐた。わりと遭難寸前だった様子。雪の元旦なんぞ久しぶりな気がするな。

云ふまでもなく、コロナの影響で今年は双方の里へ帰る事もできず、何処にも行かずに家にゐやう、といふ話となって、さうする。

1月2日(土)ーーーーーーーーーー

引き続き引きこもり。
昨日届いてゐた年賀状の返信を出しにポストの前まで行ったのみが、けふの外出。

1月3日(日)ーーーーーーーーーー

ぱんぱかトリオで年始の生配信をやろう!といふ事で、集まる。
カワちゃんの配信機材であれこれ。例によってぐだぐだなトークだけでなく、しーなさんのアイディアで書き初めなんぞやったりす。ワシ個人的には人生初かもしれぬ書き初め。「無一物」なんぞと記してみた。

その後その流れで、しーシュの「チョイ出し」の素材も撮る。今まではしーなさんに編集を任せっきりだったが、今年からはワシも手伝うことにした。ので、その素材を撮るだけ撮って持って帰った、といふ・・。

1月4日(月)ーーーーーーーーーー

暦の上でたいへん面白くない年始だったやうで、早い所ではもぅ仕事始めださうな。
ワシもレッスンが入ってゐたがキャンセルとなり、良い機会なので動画の編集を始める。ひとつづつ、必要な物ごとに調べて知って・・・のカメの歩み。思へば20年前、自分のHPを持つ為に奮起した時もこんなかんぢだったな・・。

年始最初の買い物に行ったが、まだ店頭に品物が揃っておらん。

1月5日(火)ーーーーーーーーーー

午前中は動画編集。少しづつコツが掴めてきた。
・・が、元来ザツな人間なので、しーなさんの編集に比べると、細かいところの詰めが甘い。それもこれも含めて、ま、勉強ですな。

夜はレッスン始め。年末年始 よく練習してゐる生徒は、ここで差が出る。専門学校時代、かういふ長い休み明けには絶対に下手になってゐるコドモが多く、ゲンナリしたもんだった。お前らプロになりたいんぢゃないの?と何度も怒り飛ばしたもんだったが・・・。

8日にソロの配信ライヴをやるので、その練習も毎日やってゐる。無観客で、配信のみで、ベースのみで、いちライヴ演り切るのは初めて。まぁ あんまり気負わぬやうにやる。

1月6日(水)ーーーーーーーーーー

レッスンがたくさん入る。
我々ミュージシャンは、時間給にしてみればたいへんな高級取り、とも云へる訳で、例えばレッスンだと、壱日に5時間 拘束されれば、夫婦ふたりの慎ましい生活は確保できる収入にはなる。だから、毎日けふぐらいたくさんレッスンが入れば、バイトもする必要はない訳で・・・と何回めかぐらいに書くが、それも詮無い。

レッスン終わりも遅かったので、なんか食って帰ろうと思ふも、時短営業や営業自粛で、どこの店も開いておらん。仕方ないので閉店間際のスーパーで、余り物の惣菜買って帰って喰った。

1月7日(木)ーーーーーーーーーー

久しぶりにバイトへ。3週間ぶりくらいかな・・・?。
こんなマルチタスクを要し、しかもコロコロ内容が変わる仕事で、そのやうなブランク大丈夫かよ?と思ひながら、であったが、まぁなんとかなった。あまり忙しくもない日だったこともあり・・・。

今年はナニカ、色んな物ごとに、責任と誇りをしっかり持ってやって行こう、といふ気になってゐて、バイトもその一つ。これはこれで、今のワシには重要な日々のニッチであるからには・・・。

そしてその後に、くたびれた身体でレッスンに行き 生徒と接して心をナゴませたり、あるいはライヴを演ってバっとハジける、といふ人生も、まぁ悪くない、と思ひ始めてゐる。

1月8日(金)ーーーーーーーーーー

2021年の初ライヴ@セイントルイズ・スタジオ。配信のみで演る今年一発めのソロだ。

ゲストに来てもらって、ギター弾いたりベース弾いたり、わぃわぃ演らうと思ってゐたのだが、カズイから『ふたりだけ(演者一人、スタッフ一人)で演りたい』との申し出があり、まぁさういふ事なら、と潔くベース一本の弾き語りで貫くことに。去年の暮れあたりからラインナップを絞り、ループの使用も最低限にして、40分くらいのステージを構成。

直前に告知してゐた動画のURLが無効になってしまい、カズイと二人で焦りまくって対処したが、友人知人のサポートもあり、まぁ どうにか出来た、のかな・・?。視聴者の方にトラブルが及ばなかった事を祈るしかない。

演目:夜明けの海ごっこ/わるい人生/トゥアタラ/いらっさい/港が見える丘/慈夜/きんぎょ/らのえてぃあ/此岸之朱/(アンコール)旅ゆきて

ループを使わんソロに関してだが、正直なところ『全然イケる』といふ意識に達しつつある。この日の最後に演ったしーシュのナンバー「旅ゆきて」なんぞはまさに好例で、キィを変えただけで、あとはホンマにしーなさんと演ってる通り(つまり楽曲−ピヤノ&女性vo)に演り、曲として成立させた。この路線をさらに推し進めやう。

もぅ何年も会ってない、宮崎在住のチャップマン・スティック奏者Derek Dallengerからも「見たぞ」と連絡があり、「あの頃(2009年九州ツアー時)よりさらに良くなってゐる」と云ってくれた。嬉しいね。

ドタバタはあったが(笑)、良いライヴで年始一発目を飾れたのは嬉しい。困難は続けども、今年も頑張って行こう。