週変わりのシュウ
3月27日〜4月2日
手を取り合わずに
3月27日（土）ーーーーーーーーーー
明日のライヴに備え、しーシュ通しリハ。よぅ歌うデュオである。
4月に向けて久しぶりに単発の遠征が予定されてゐるのだが、なにやら雲行きは怪しく、どーなることやら・・。フランスはすでに何度目かのロックダウンに向けて秒読み、と聞く。なんだかネー、の世界。
明日からライヴ→レコーディング、と音楽家らしい週となる。
3月28日（日）薬研堀夜市 第24回 ーーーーーーーーーー
去年の3月の夜市が「普通にお客さんを呼べた」最後のライヴで、それから年が巡ったわけだ。けふは2回ぶりのお客さん入りライヴ。とは云へ人数限定で、しかも今回のは助成云々のイベントとして、の夜市なので、店内での飲食はNG。ビールでもジュースでも、外に出て飲まねばならん、といふ・・・。
天気が良くなってゐてよかった。
目玉企画としてのニュー・ミュージック特集。レゲエのリズムが走ったり、歌詞が飛んだりはしたが、まぁ、頑張った。もっとぐしゃぐしゃになるかもしれん、と懸念したタツローが思ひのほかちゃんと演れてゐて、しかもお客さんからの評価も高く、やはりタツローって人気あるんだねぇ、と・・・。
それとやっぱりお客さんからの拍手や笑い声、がイイ。配信ライヴも嫌いではないが、直接のレスポンスはシンプルに嬉しい。さほど盛り上がらんライヴではあっても、やはりそれは重要な要素だ。ホンマにもぅえぇかげんに、切に切にもとのやうなライヴができる日々が戻ってほしい。それだけである。
演目：Dance／悲しみにさよなら（安全地帯）／卒業写真（ユーミン）／Good bye day（来生たかを）／秋の気配（オフこ〜す）／帰れない2人（井上陽水）／セプテンバァ（竹内まりや）／Ride on time（山下達郎）／亀の庭／うねり／灼熱ランドリィ／いらっさい／水母の夢／ジェラシィ／クリヴォ・ホロ／年をとった鰐／ぎやまん
前半のニュー・ミュージック特集、に対し、後半オリジナルは全曲変拍子で攻めてみた（笑）。ライヴの始まりが早く、明日もレコーディングにて、打ち上げもほどほどに切り上げたので、電車がまだある時間に帰れたのもよし。
3月29日（月）ーーーーーーーーーー
ライヴ翌日にレコーディング。よぅ働くデュオである（笑）。
これまで録ったので不満があるやつを仕上げ、残ってゐた一曲にかかる。色々チャレンヂし、ギター弾いたり、E-Bow使ったり。
昔のバンド仲間、故・岩本貢さんのガットギターがスタヂヲにあり、これを借りて弾く。さすがに音が良い。良い楽器しか使わんひとだったなぁ、と思ひながら・・・。
いちをう全曲録り終わった。全４曲入りのミニ・アルバムとす。
3月30日（火）ーーーーーーーーーー
昨日仕上げたのを聴きながら、雑務あれこれ。
世界最強のファンジン、との呼び声も高い『不思議音楽館vol4』が届いた。
まぁ、超々マニアックな音楽雑誌、といふか同人誌、といふか・・・・。
前3刊は発売と同時くらいに売り切れ、となったさうで、今回も気付いた時には出遅れており、なかば諦めながら手を尽くしたところ、東京のプログレ専門店で確保できたらしい。
聞いてはゐたがその内容たるやそれ以上のマニアックぶりで、まぁ私ごときではそんなもんかも知れぬが、読み進めても知ってるミュージシャンの名前すら出てこない、といふ・・・。
これは覚悟して読み込まねばなるまい。
3月31日（水）ーーーーーーーーーー
レコーディング最終日。
しーなさんから、彼女の曲での大幅な軌道修正が提案され、けふはそれに沿う形で構築に終始した。私もコンポーザーの端くれとしてよく分かるが、ほぼ録り終わってゐる段になってどぅにも納得いかない、といふ事はある。私も2009年のソロアルバム「ゆほびか」では、ミックスダウンの段になって一曲まるまる録り直した。
さういふ事は、曲を作ったものの当然の権利である。自分との折り合いがつくまでやるが良い。結局は納得いかない、と云ふことになるかも知れぬでも、それでも・・・。
4月1日（木）ーーーーーーーーーーー
1週間ぶりにバイト。
ま〜ぁけふも忙しぅござった。春休みにて学生や暇人も多いらしく、昼のピーク時を過ぎても来客が絶えぬ、といふのが、なんとも忙しい。いやはや大変な仕事だ。
考へてみれば、この歳から始めるにもっとラクなバイトもあったかもねぇ・・との思ひは無くもない。幸い同僚がみな良き人々なので精神的ストレスはほぼ無いのだが、いかんせん労働内容がハードである。しかしま〜、しんどいながらも「料理を作る」といふ好きな事で小銭が頂けるなら、これはこれでやはり私の副業としては、お似合いなのかも知れんねぇ、とも・・・。
4月2日（金）ーーーーーーーーーーー
バイト連勤。
けふはさほど忙しくない日であった。しかし、昨日のけふで身体のフシブシが痛む。バイトを始めてから劇的に痩せたのだが、当初こは昼飯を抜くやうになったからだ、と思ってゐた。しかし労働に体が慣れた今、バイト後のうどんやそばが楽しみになってゐて、それでも体重が元に戻らん、てのは、とどのつまり仕事がハードなのだ、と気づくに至る。さすればこの筋肉痛や関節痛も、いたしかたなしか、と・・。
夜は逓信病院の進藤先生にお呼ばれして、「まなご亭」にてご相伴に預かる。
前回、逓信病院での恒例クリスマスコンサートが中止になり、その残念会として会食したのが12月。あれ以来、かぁ・・。なんか世の中が混乱してゐるやうな、さうでもないやうな・・。もぅよく分からんね。
夜桜を見ながら歩いて帰った。