週変わりのシュウ
6月19日〜25日
交代しやう
6月19日（土）ーーーーーーーーーー
こないだ立ち読みでジャズ雑誌を見た時、「サンズ・オブ・ケメット」といふバンドを知った。これがツイン・ドラムスにサックスとテューバ、といふ編成。はァ！。
かういふ変則編成って大好きなので早速聴いてみたら、なかなかオモロい。
太古にテューバを吹いてゐたが、残念ながらその時はついに最後まで好きになれん楽器であった。既にベースを弾いてたくらいだから低音であることや、裏方であることがイヤだったわけでもないのだが、なんせデカく、嵩張り、家に持って帰って練習することすらできんのは致命的であった。
しかしなにより当時『本当に良いテューバの演奏』を聴かせてもらへなんだ、て事が大きいのかもしれない、とも思ふ。あの頃に、例えばフランスのジャン・ミシェル・ゴダールや、ダーティ・ダズン・ブラスのカーク・ジョセフ（ともにテューバの名手）とか聴いてゐたら、印象は違ったかも知れん、と思ふと、やはり先達が後輩に「良いもの」を紹介＝啓蒙す、といふは大事なことであるな、と・・・。
6月20日（日）ーーーーーーーーーー
しーシュ「チョイ出し椎修」の撮り。
この頃、キャメラワークや音響にも力を入れ始め、この「撮影」が壱日仕事になることが増えた。けふは私のパソコンで録音するのにだいぶ手間取ってしまった。チャチャっと扱えるやうにならねばならんのだがネ〜。
あ、さぅさぅ。この日の録音で、初めてベースVIを使ってみた。意外にも「ベースの音」としてちゃんと録れ、なをかつセッティング変えれば低音のギターのやうなソロも取れ、ほぉ これは誠に使える楽器であるな、と・・・。
ただ、ものすごく扱いづらいのが・・・。
6月21日（月）ーーーーーーーーーー
バイト。
天気も良く月曜日でもあり緊急事態宣言も解除されたし、で、ゲンナリと激忙を予想していったのだが、驚くほど ヒマな日であった。わからん。
バイト後、レッスンが始まるまでの間、サ店で珈琲飲みながら、昨日の動画を編集。おぉ、まるで仕事ができる人のやうではないか。
6月22日（火）ーーーーーーーーーー
バイトなし。練習、編集、レッスン。
ちょいとヘマをやらかしてしまい、少しく落ち込む。
6月23日（水）ーーーーーーーーーー
バイトなし。練習、筋トレ、レッスン。
レッスンの後、久しぶりにぱんぱかトリオ。「旅のしゃべラジ」の撮影。今回は演奏動画。ぱんぱかトリオ唯一の「トリオ用」楽曲 旅の最中、を録る。私も好きな曲。もとはカワの字としーなさんのデュオ 天晴さんのオリジナルであった。で、その天晴さんと同時期に、やはり私がバラフォン（アフリカン・マリンバ）の藤田ヨーコと組んでゐた ゆるゆるアフリカノス の話題になり、はぁ〜〜〜、と・・・。
前にも書いたがカワの字は意外にも電脳系のヒト、であり、けふも3人しかメンバーが居らんのにキャメラは４ツもある、といふ事態に（笑）。
演奏はまぁいつものやうにヨユーで。
6月24日（木）ーーーーーーーーーー
バイトなし。よく晴れ。
こないだ購入したえへくたーが調子悪く、こはどぅも不良品ではないか？との思ひから問い合わせたところ『着払いで送り返すべし』との指示。しかし運送会社が指定してあり、その会社はウチからだいぶ遠い。ので、めんどくさくなり、別の指定されてない運送会社から正規金額で発送。
吝嗇なくせに、かういふ事にはめんどくささの方が先に立って無駄金を使うのだ。
6月25日（金）ーーーーーーーーーー
バイト。なかなかの激忙。けふも社会に従事した。
バイト後、軽く飯を喰ひ、レッスンまでの間になんとなく街をブラついてゐたところ、カミさんから「地下広場で古本市をやってゐる」と聞いたのを憶ひ出し、行ってみた。
こ れ が ！
そこら辺の古本屋に出回るタイプのものではなく、マニアでなくとも垂涎ものの稀本や奇本の数々が！。
哀れモウセンゴケに惹き寄せられ絡め取られる銀蠅のやうに引き込まれてしまい、気づけばゴツいハードカヴァーを二冊も買ってしまった。
手持ちが千円しかなかったのがせめてもの救いだった。アレで1万円くらい持ってたら・・・・。こわやこわや。