週変わりのシュウ
9月13日〜17日
マティーニをステアでなくシェイクで
9月13日(月)ーーーーーーーーーー
ほぼ一ヶ月ぶりにバイト。しんどいだらうな〜と思ってゐた100倍はしんどかった。
私の勤める昼のシフトには、時短営業の影響など皆無で、ひたすら来客来客。ま〜、みなさんよぅ外食なさることよ。
けふはしかしバイトのみ。寄り道しながらのんびり帰ろうとも思ったが、なにやら今にも雨が降りさうな空にて、まぁ素直に帰った。夜は今シーズン初の「鍋」をした。
9月14日(火)ーーーーーーーーーー
相方 椎名まさ子の誕生日(昨日)を祝うシークレットなパーティーが計画され、その一端を担った1日であった。
素直な性格なので、このテの事をなかなか見抜けないしーなさんだが、多分家族の次に会ってる時間の長い私が、計画を悟られぬやうにするのは難しかった。そもそも私も芝居は得意ではないので・・・(笑)。
喜んでくれたのならば嬉しいのだが。
9月15日(水)ーーーーーーーーーー
昨日、シークレット企画のために置いて帰った車を取りに。この際なので、めったに乗らない『広電(広島電鉄)宮島線』に乗って行くことに・・。
広島市民の「足」として今も昔も変わらぬ利便を誇る「広電」。私も少年時代は本当にお世話になった。相変わらず生活感溢れる風景の中を進む車窓は楽しい。しかし、かつては隆盛を誇った各駅前の商店街や街道も、今は廃れたところが多く、少しさみしい。
なかでも我らが「ひろでん」と呼んで親しんだ「広電楽々園ショッピングセンター(現・ファミリータウン楽々園)」がこの9月で閉館、といふ張り紙を見て、嗚呼、と思ふ。この界隈の「台所」であり、「百貨店」であり、ここで初めて「自分のレコード」を買い、初めて「エレキギター」を目にした。中学生時代のデートも、バンドのスタヂヲ練習後の憩いも、ここだった。
もっと前にはボーリング場であり、遊園地であり、いはばここは「この界隈でいちばん身近にある楽園」だった。
思ひ出は次々と発展に塗りつぶされて行くものだ。昭和は遠くなりにけり。
9月16日(木)ーーーーーーーーーー
オフクロの腰痛(手術)のリハビリ相談、と云ふのに行く。
もぅ座ってるのもシンドいほど痛むらしく、こないだの手術がなんの効果もない、といふ事なのだが、医師はさらに手術を勧めよる。しかもこれまでにやったのとは比べものにならんほど大きな手術になる、といふのに、なんやシレッと「まぁみんなやってる」などとぬかすので、さすがに少し口調をきつくして、しかし理論的に『根治の可能性がほぼないのに、こんな年寄りに軽くそんな大手術を勧める根拠は?、痛みが取れる、と約束できるのか?」といふやうな事を云ふ。
「家族で相談して」といふ事で解放されたが、おそらく患者家族からあれほどの事を言はれたことはないのだらう。医師が明らかに動揺しておった。「手術せぬと寝たきり」と脅されるし、実際さうなのかも知れぬが、今すでにほぼ寝たきりなわけだし、これが手術後に立って歩けるやうになるなら、それこそ奇跡だと思ふし、そんな事はありえないと思ふ。
気分の良くない事に半日を使ってしまった。けふは休みであったが、楽器弾く気にも声を出す気にもなれず、007シリーズの映画見て気を鎮めるほかはなかった。
9月17日(金)ーーーーーーーーーー
台風近づく中、バイトへ。
バスで出勤し、忙しく働き、一旦帰り、レッスンには車で出かける、といふ動静。バイト時間には結局雨すら降りもせず、こんなんならチャリで移動すればよかった、と思ふ吝嗇。レッスン時には雨風ともに強めにはなってゐたが、想定内。
その後も、さほど強い風雨になることもなく。
ここに来てチャリの様子がおかしい。もぅ19年近く乗ってゐるのだから、まぁどこかにガタは来てもおかしくないのだが、漕いでゐると「カクっ」とする瞬間があり、なにやらイヤな予感も。タイヤは3回、チェーンも1回、カゴも入れ替え、と長らく大事に乗って来たチャリなので、まだ乗ってやりたいとは思ふし、今の私の暮らしからチャリを無くす、といふことはありえぬので、ん〜〜、しっかり直してやるべきだらうな。