週変わりのシュウ
9月18日〜25日
月夜の海に 二人の乗ったゴンドラが
9月18日(土)博多行ーーーーーーーーーー
早朝、と云っても良い時間帯に車で広島を出発。博多へ向かう。朋友バンド「サウンドスケッチ」の久々のライヴがある、といふのの応援にお忍びで・・と思ってゐたら『来るんなら歌え』と云はれたもの(笑)。
飛び入り、といふ形ではあるが、いちをうしーシュとしてコーラスを任されたので、まぁメンツもあるしで、行程中の車の中では終始練習。真面目なデュオだ。
さて朋友サウスケだが、歌&鍵盤の亀山みゆきさんが大病を克服された後、久しぶりの本番といふことで、人数制限のある会場はすでに満員。相変わらずの人気ぶりを窺わせる。ライヴの内容はまぁメモリアル的な、企画色の強いものではあるが、美人ヴィヲロン弾き 松本さくらさんの客演も交えた、ギタリスト久米博之のテクニック全開!みたいな局面もあり、やはりコアなファンを惹きつけるだけのこたぁあるユニットだな、と。
我らはアンコールに登場。フっとコーラスに入った時点で空気を持ってった感はあり。どんなもんだ、といふ思ひも(笑)。お客さんからも絶賛で、まぁ次サウスケとしーシュの合同ライヴん時は来てね、と。
博多の街は正直云ってカオスそのもの。刺青したニーチャンや露出しまくったネーチャンらは自粛などなんのそので集団闊歩しまくり、非常事態宣言下にしては街が華やぎすぎ。この街のどこに自粛が?との思ひもあり、長居は無用!とばかりさっさと宿(みゆきさん邸)に引き上げる。
9月19日(日)下関T-Gumboーーーーーーーーーー
博多の帰りに下関で一本、といふ形で決まったガンボ。山口県を代表する巨大フェスが、例の常滑のファッキン・フェスのあおりを食って中止になってしまい、なをかつ県としては初めての時短営業請求まで出て、山口県全体にシュンとした雰囲気が流れてゐる。
今回も中止にすべきがどうか悩みもしたが、時間を変更してでも、とりあへずは演ろう、と受けてくれたガンボの磯部さんには感謝しかない。そんな中、お客さんは一人二人でも仕方ない、と思ってゐたが、ライヴの程をなすぐらいには集まってくれ、ますます感謝しきり。精一杯のパフォームをさせていただいた。楽しんで頂けたら嬉しい。
OAは宇部の山岡オニオン。何度か共演経験のあるギター弾き語りスト。写真は彼から拝借。ありがとうな。
20時に終わり、我らは部屋打ち上げ用の酒やツマミを買い出しに行ったのだが、その時間のコンビニは超満員状態でレヂに列が出来てゐる。そりゃ20時に店が締まりゃ、こうなるわな、といふかんぢ。我らも下関では必ず行ってた居酒屋が閉まってゐて、嗚呼と。仕方ない。また行ける。また行こう。
9月20日(月/祝)ーーーーーーーーーー
広島へ帰る。
帰りの道で綾羅木海岸、といふところに行き、「チョイ出し」の撮影もする。
帰宅前に抗原検査キットで陰性を確認。胸を張って帰宅す。
9月21日(火)ーーーーーーーーーー
旅帰りすぐだが、しーシュのリハ。
明後日の「薬研堀夜市」で演る新曲や、企画曲を通しで何度か。
博多の打ち上げで、サウスケと飲んだおり、しーシュが最低週に1回はリハをする、といふのを知り、久米さんが驚いてゐた。まぁしかし「団体(デュオだが)」として クォリティ高く斬新なオリジナルや、それに対応できる技術を維持するためには、それをやってないとね。リハをすればいい、ってもんでは確かにないけど、ウチの場合そのリハあってこそ、のことをやる、てのが前提ではあるねぇ。
まぁ生真面目なユニットなんですよ。
9月22日(水)ーーーーーーーーーー
久々のバイト。
・・はもぅとてつもない忙しさだった。何回かに一回はかういふ日があるが、ま〜ぁけふはスゴかった。1時間で5万円の売り上げ、てのがあんまりピンと来ぬのだが、私が40分レッスン1回で生徒さんから頂く謝礼や、1日拘束イベント1回分のギャラと比較すれば、ん〜〜〜、と。
けふはその後もレッスンが立て込み、最後らへんはキアイだけで乗り切った。帰宅時には膝がプルプルするほど疲れきってゐた。はぁ〜〜〜〜〜〜。
9月23日(木/祝)ーーーーーーーーーー
しーシュ薬研堀夜市第27回、無観客配信ライヴ。
コロナの混乱が始まって、無観客のこれは何回めかなぁ・・。勢いで駆け抜けるライヴとは違った緊張感は嫌いではないので、しーシュのやうなユニットには向いてると思ふのだが、まぁけふもあまり気負わずに・・。気になるのは不調の続く私の喉。まぁこれも仕方ない。やるしかない。
無観客なので、開演時間を早めたりする必要はなく、いつもの夜市時間20時から配信スタート。今回も全国各地のファンの方が配信を楽しんでくれたやうで、嬉しい。中秋の名月にちなみ。けふは「月の歌」を特集したのだが、その企画も面白かった。
唱歌として知られる「月の沙漠」が、ぢつはえせニックだった、とかの発見もあり、喉の調子は60%ぐらいの出来にしかならんかったが、まぁ楽曲のバリエーションでそこもカヴァーできた、良いライヴだった。
演目:月の道/月に濡れた二人/紅い月/月虹/月の沙漠/月の流砂/月の裏の約束/みんな月を見てゐる/ブルームーン/ムーンリヴァー/葬園/びしゃもん台/蒼風/砂に泣き/Dance /月明かりの下 シメて16曲!。
9月24日(金)ーーーーーーーーーー
良き配信ライヴの翌日は、打ち上げ(部屋打ち上げ)のワインも手伝って気だるい。筋トレも練習もあまり乗り気になれず、寝っ転がって ネトフリで映画「トランスポーター」見る。つまらん映画だが、ヒロインの台湾女優スー・チーが良い。
登場シーンでは口にテープが貼られてゐて、それもセクシーでカワイイのだが、テープを剥ぐといわゆるハグキ顔で、これもまたカワイイ。なるほど私はこのテの顔(両目がやや離れてゐて、上唇が薄く、前歯がチョい出るかんぢ)を好きになるケースが多いな、と。
しかしそれを差し引いても、つまらん映画だったな。
9月25日(土)ーーーーーーーーーー
旅に定例会にレッスンにバイトに、と、思へばなかなかハードな週だった。けふはちょいとゆっくりしやう。
朝飯を作り、ラヂヲを聴きながらこれ(日誌)を更新。しかし地方都市の職業楽師のブログなんぞ、いま誰が読んでくれてゐるのか?、と思ふ。
ウェブサイト(と日誌)を開設してまる20年。かつて「ブログの中ではダントツに面白い」と言ってもらへ、ファンも少なくはなかったやうだが、この20年でPC世界でも文字離れは進み、ブログは廃れSNSが主流となり、それすら今や写真と一言ぐらいの文字で済むインスタが主流。
そしてこのやうな愚直な私のサイトですら、週一の更新が遅れがちな昨今、この日誌を読んでくれてゐるあなたに、心からの感謝と、共感の挨拶を送りたい。