週変わりのシュウ
2月13日〜19日
僕は初めて嘘つきになった
2月13日(日)ーーーーーーーーーー
日曜しーシュリハ。
けふは新曲のリハもさる事ながら、ちょいと「宅録」でもしてみぬか、といふ事になり、久しぶりにガレ〜ジバンドを起動して色々ダビングす。詳しい人から見たら『なにをチンタラしとるんか?!』と思はれるだらうが、ジジババ慣れぬ機械を相手にこれでも頑張ってゐる、と見てくれぃ。稚拙なものながら形になるものは録れ、その過程はやはり、何事にも替えがたく楽しい。
まぁかういふ「制作の喜び」を感じれるうちは、しーシュまだまだイケるんちゃう?みたいな・・・。
けふも良きにちようリハであった。ライヴのない今月は、これが楽しみになってゐる。
2月14日(月)ーーーーーーーーーー
三日、休みが続いたが、恐るべきことにけふも仕事がない。
ぬ〜〜〜〜・・。
村上春樹の「ドライヴ・マイ・カー」が映画化され、いまちょーど広島でもやってるので観に行ってみるか、と思ふ。そのやうに壱日を計画するが、調べてみて吃驚、上映時間が3時間とあるではないか!。どの時間帯のを観に行っても、大幅に前後の用事にずれ込む事が分かり、あきらめてけふは確定申告(の計算)をやる事にした。
助成金やらなんやらのお陰で、仕事が減った割には稼げた気でゐたが、かうして数字を出してみると歴然、ここ数年で一番収入の少ない壱年だったやうだ。単に「倹約」がうまく行っただけ、の壱年であった。これ、今年も続いたらホンマにヤバいな。
筋トレもし、練習もし、散歩もし、料理もした。
2月15日(火)ーーーーーーーーーー
仕事をするんが久しぶり、と云ふかんぢでレッスン。
楽器店のレッスンは「月に3回」といふ括りがあり、まぁ私個人のスケヂュールを鑑みた上でレッスン日程を決める。私個人的には月に4回(毎週1回づつ)やり、都合が合わん時は休む、といふ風にすればいいと思ふが、何回レッスンしてもギャラは3回分しか出んので、まぁあんまり張り切ってもね、と・・・。
その後はぱんぱかのリハ。ライヴ前最後のリハである。えぇかんぢに仕上がってゐる、と思ふ。これが本番で出せれば良いと思ふが、残念ながら集客がキビしい状況らしい。まぁ時期が時期だけに・・・。だが、ライヴを観に来る事の・・・、ましてやぱんぱかトリオのやうな品行方正な音楽を聴きに行く事のどこに、人々が後ろめたさを感じねばならんのか、を思ふと、この時流を作ったさまざまな事どもを、許す気にはならない。
せめて良きライヴにして、カワの字を祝福してやろう。
2月16日(水)ーーーーーーーーーー
ジョニ・ミッチェル続報。
アルバム「逃避行」でブィ〜ンブォ〜ンとフレットレスを響かせるジャコとジョニは、当時いわゆる「いい仲」であったらしい。ジョニは他にも多くの著名楽師と浮き名を流したさうで、まぁさういふ「恋多き女」としても頭角を表していったのだらう。ニッチの近いリッキー・リ・ジョーンズもさうだし、最近ではシェリル・クロウもさうだ。
しかしま〜、若い頃のジョニを見ても、失礼ながら それほどの美人か?と問はれたらば「ん〜・・・」といふかんぢで、やはりそこは彼女の「歌い手/楽師」としての魅力が、そのやうに人々を導いたのだらう。彼女がそれを望んだかさうでないかは別として!。
私も過去 何人か遭遇した事のある「その傾向の女性」を思ひ出すと、彼女らがいま幸せな日々を送ってゐる事を切に願うのである。
ジャコと演ってる「コヨーテ」も良いが、それより以前に、ザ・バンドの面子と一緒に演ってる同曲も良い。
2月17日(木)ーーーーーーーーーー
朝は雪が降ってゐたな。
暖房の効いた部屋で、レッスン用の曲をひとつと、仕事用の曲をひとつコピー。最近、譜面が雑になってゐる、と自覚があるので、てーねーに書く。字が(音符が)見えない・・・。
生徒の一人から、札幌で活動してゐるCANADAといふジャズロックバンドを紹介してもらふ。ベースの代わりにテューバが低音を担当してをり、これがかなりスゴいらしいのだ。北海道は意外にもプログレのバンドが多く、さういふフェスもあるさうな。しかし我らの北海道コネクションに、そっち系のパーソンは居らず・・・、といふ事は、しーシュは少なくとも北海道ではまだ「プログレのユニット」とは捉えられてない、と云ふことか(笑)。
いづれは『しーシュ?、あぁ あのプログレの老人デュオね』と云はれるやうになりたい。
2月18日(金)ーーーーーーーーーー
壱週間ぶりのバイト。
私がシフトに入る日は忙しい、と云ふ有り難くない評を頂いてゐるが、けふフと思ったのは、私が出勤する日は「晴れ」の日が多いのだ。川沿いの道をチャリで走りながら『この時間帯は日差しがあったかくて散歩に良いな』と何度も思ふが、いざこの時間に散歩ができる日が来てみると、ぢつに寒かったり、雨が降ってたり、陰鬱に曇ってたり、といふことが多い。なるほど私はいつの間にか「晴れ男」になったのか?。
けふも有り難くない評の通り、激忙であった。
最近この激忙が激しすぎて、ホンマに疲れる。てゆーかこの頃ホンマに忙し過ぎる。勤務時間内に私がやるべき仕事が終われた事がないのだ。こんなに疲れるためにバイトをしてゐるのではないぞ。
2月19日(土)カワムラ生誕祭ーーーーーーーーーー
ぱんぱかトリオ、久々のライヴの日は、つべたいみぞれがビチャビチャ降る日・・・。
カワの字はあぁ見えて「雨男」であり、ここゾ!といふ日にはよく雨を呼ぶのだ。今回も・・とか云ひながら準備。
マンボ〜を受け、ライヴ自体がかなり早めの時間帯設定。まだ日があるうちから始まるかんぢで。
最近「フレットレッサ〜」を改めて自覚した私は、ぱんぱかでもフレットレスを使わんと画策。しかしカワの字から『ゔぃを子の方がいいスね』と云はれたので、まぁ、今回もゔぃを子で行くことに。ならばせめて・・、と ぱんぱかでは初めてえへくた〜も使ってみる事にした。
残念ながら集客はあんまり振るわなんだが、このところえぇかんぢに上昇してゐるカワちゃんの「良い部分」がしっかり出せたライヴだったんではないか?と。バックを務めるしーシュからすれば、これまでは「サポートしてゐる」と云ふ所からなかなか脱却できんかんぢ(個人的感想)だったが、このかんぢならこちらも「攻めて」行けるのが嬉しい。まぁFar east lounge ほどではないにせよ・・・。
生誕祭、と銘打つだけあって、カワの字は明日が誕生日。打ち上げはできん(店が開いてない)ので、まだ早い時間帯のスーパーで、てんで好きなものを買い、けふの配信を見ながらスタヂヲ打ち上げ&誕生会。日付が変わって「おめでとう〜」を云って、解散。良きライヴであった。カワちゃん誕生日おめでとう。