週変わりのシュウ

携帯電話の電源をお切りください

9月25日(日)ーーーーーーーーーー

松阪MAXAで知り合った三重のロッカーAce Nakayaさんが広島に来られるのをしーシュで見に行く。甲斐バンド、ARBの田中一郎さん、Ja-co nekoのグレース姐御とのトリオ、といふすごい布陣。これにゲストとして JIVE頭首である上綱克彦さんが加わる、といふ・・・。

一郎さんとエースさんがベースとギターを代わりばんこに演奏しながらのシムプルなロック。これがまぁ流石といふか流石に素晴らしい。グレースさんのパワフルなドラムと歌。上綱さんの見事なサポート。全てにおいて「これがロックです!」といふかんぢ。いや〜、良いコンサートだった。

エースさんは「やぁやぁ!」みたいに私と打ち解けて話をしてくれるが、まぁこの御四方、私が音楽に目覚めた頃からこの業界にいらっさる大先輩なのだ。控えおろう!と云はれてもおかしくない人たちと、交流が持てる幸運に感謝したい。

9月26日(月)ーーーーーーーーーー

朝方、強いこむら帰りの気配を感じ、考へるより先に身体が反応してバっと起き上がった瞬間、どうなったのか分からんのだが、後ろ向きにまともにひっくり返り、後頭部をなにかに強打してしまった。私は元来イシアタマなのだが、ものすごく痛くて、この痛みがなかなか引かない。

ぢつはかつて友人が1人これで亡くなってをり、なんか心配になってきたので、バイト前の時間で脳神経外科に行ってみた。事情を説明し怪我の部分を見せたら、先生が「うわ」といふ程のタンコブだったやうで、「まぁ佇まい見る限り大丈夫さうだけど、いちをうCTも撮りませう」と・・。

んで、まぁ骨にも脳にも、とりあへず異常はない、と。ただまぁ、これほどのタンコブが出来るほどの勢いで倒れたんなら、脳震盪は起こしてゐるし、他の部分も相当な打撲を起こしてゐるだらうから、経過は慎重に、と云はれる。その後バイトとレッスンをこなしたが、後頭部は結局1日じゅうズキズキと痛んだ。

まぁ〜〜、歳をとると色んなことが起こるねぇ。ホンマに・・・。

9月27日(火)ーーーーーーーーーー

痛い。
昨日はバイトにレッスンに、と多くの人と一緒にゐたが、けふは夕方まで1人で過ごす。時間をかけてぢわぢわと脳内に出血が起こるケースもある(私の母がさうであった)ので、なるべく人と居た方がいい、と云はれたのだが・・・。

まぁけふも特に問題もなくレッスンもできた。ただタンコブの分、皮膚が引っ張られてゐるせいなのか、喋ったり歌ったりすると引き攣れたやうに痛い。ヒトの身体はわかりやすい、といふか・・・。

9月28日(水)ーーーーーーーーーー

頭を打ったからなのか、単に身体が不調なのか、なんかいまいちサエない。けふは夕方から5人レッスンなので、それまでは身体を休めて・・・と考へてゐたらバイト先のマネージャから電話。
なんとけふシフトに入ってゐる、と!!

スケヂュールを確認したらまさに!。やれ馬鹿な!。やってしまった!。「今すぐ行きます!」と云ったのだが、けふは人数足りてるから良い、と云ってもらい、まぁそれで安堵した訳ではないが、あぁぁぁ〜、と・・。

落ち込むよなぁ〜・・。社会人としてあるまじき、だらう。私らの(本業)業界には約束をすっぽかしたり、大遅刻してへーきな顔してる先輩とか居るには居たけど、この世界にそれはナイ。二度とないやうに肝に銘じねば!。

9月29日(木)ーーーーーーーーーー

自分的にはけふがバイトだと思ってゐて、昨日あのやうなことになったから、けふはバイトなし。タンコブの痛みもやや薄れてきたので、せめてレッスンをしっかりとやる。

コロナ前の年末に、一度ライヴを手伝った事のある生徒が、今年久しぶりにあれをまた演りたいので、また手伝って欲しい、といふので快諾す。よぅやく我ら職業楽師以外の人たちも、そのやうな動きを見据えることができる日々が戻ってきたな。

9月30日(金)しーシュお座敷ライヴーーーーーーーーーー

あの伝説の「ガソリンスタンドライヴ」を2度敢行した、三次は甲奴町にて、またまたしーシュの新機軸となりうるや?のライヴ。交流センター大広間を使った「お座敷ライヴ」である。

広島から車で約3時間。近いやうな遠いやうな・・・。久しぶりに我が車「ぐっち」に機材を満載しての旅。ハイブリッドなしーな号を新快速とすれば、蒸気機関車のやうな風情の我が「ぐっち」だが、トコトコ走るこのかんぢは久しぶりで良い。

こうぬ交流センターやすらぎ荘、といふ名前がついてゐる、よぅは多目的施設。宿泊設備や食堂も付属するここで、けふはどんなライヴをするかネー、と。我らの提案で座布団をずらっと並べて、その気なら寝っ転がって見てくれても良い、といふ形でやらう!と。けふの主催はしーなさんの教え子である大前みどりさんで、「寝っ転がって見るなんて、そんな失礼な!」と云ふが、いやぁウチはさういふの大好きだから・・・。

まぁ結果的に寝っ転がって見る人は居なかったが、カヴァー&オリジナル取り混ぜのラインナップを、いっぱいの人が楽しんでくれた模様。演ってる我らも楽しかった。

米農家の多いこの地域、打ち上げでは、我ら楽師がスケールやコードについて語るやうに、米の品種の名前がバンバン出てきて、それがなんとも楽しい。

県北の、たしかに過疎が進む、産業の少ない街、には間違いないこの街だが、そこにも未来を見据えて現状をもがく若いチカラは存在し、彼らを前にして「寂れてゐる」などとは絶対に思えない情熱をヒシヒシと感ずる。さういふ人たちの力添えと、癒しに、しーシュが成れるのであらば、こんなに嬉しいことはない。

また来るよ。必ず!。

10月1日(土)津山 Talumache arrowーーーーーーーーーー

3年ぶりの津山。
詳細はまた来週。