週変わりのシュウ
12月25日〜31日
さァ讃えやう
12月25日(日)ーーーーーーーーーーーー
年も押し迫ってきた。
新年に公開するチョイ出しの「音楽部」を録り、夕方にかけて少しリハ。
しーなさんは今年後半から、謎の肩の痛みに苛まれており、辛そう。痛みで眠れぬ日々なのださう。彼女にとっては「痛みの年」であったな、と。『老いは痛みである』といふ名言も出た。
かく云ふ私も、こないだから右肘に謎の痛みが出てきており、何かを持ち上げるたびに鈍痛が走る。原因にあまり心当たりがないのだが、それを云ふとしーなさん『原因はない』と。『それが老いである』と・・。
ぬ〜〜〜〜〜。
12月26日(月)ーーーーーーーーーーーー
今年最後のバイト。
昨年の記述を見るに、やはり年内最後のバイトは相当の激忙であることが予測されたが、その予測が的中した日でもあった。まぁ年末の飲食業が忙しいのは仕方ないやね。
まぁとまれ今年もなんとか働き切れた。同僚と年末の挨拶を交わし、一旦帰宅。その後車でレッスンに再出勤。
しはすはすすみ、残りあとわずか。
12月27日(火)ーーーーーーーーーーーー
今年最後の楽器店レッスン。
ここもこの一年で色々あり、来年から駐車場スペースが大幅に削除されるらしい。ヌ〜〜。
いづこも不景気だ。
この楽器店レッスンや、個人のレッスン会場も、いつまでもできる、とは限らぬ。先の見えぬ不安は、我らの人生 常にリアルなのだ。
12月28日(水)ーーーーーーーーーーーー
冬用タイヤに履き替えに、友人の工場へ。
4ツ年上の友人は、秋口に腰の圧迫骨折をしており、かねてより患ってゐた頚椎も合わさって、ホンマに辛さうだった。事務所にベッドが置いてあり、作業の合間には横になってゐる、といふ。ヌ〜。みんな大変だ。
タイヤ交換後、しばらく喋って帰ろうとしたら、換えたばかりのタイヤがパンクしてゐる。古さと寒さが相まって、チューブに亀裂が入ってゐたらしい。そのまま帰らなんだのは、運が良かったのか?。ヌ〜〜。
夜は今年最後のレッスン。徒歩で出勤し、バスで帰宅。しはすもおわる。
12月29日(木)ー年末京都行:アイリッシュパブ ノームーーーーーーーーーーー
例年この日は大阪でしーなさんのソロが組まれてゐたが、今年は京都での2デイズとなった。
この忙しき時期に対バンを引き受けてくれたのは、酒豪女子楽師コトヒメゴトの御三方。京都のみならず全国区で活躍するヴィヲロン黒田かなで、ハモニカあらいなおこ、アコーディヲン井川ユミコの超絶楽師トリオだ。局面局面でご一緒する機会は多く、気心知れた友人でもある彼女らだが、2マンでのライヴは初めて。
けふは自分らのもキアイ入れて演ったが、彼女らを交えてのセッション(だいぶ無茶振り)も楽しく、お客様も満杯で、とても良いイベントとなった。奇しくも「レコ発」となった我らだが、さっそくCDもよく出て、大阪で組めなんだ事も払拭できるライヴだった。黒田かなで、あらいなおこ、井川ユミコ、の御三方。そぃから企画してくれたコーちゃんこと中村コーイチ氏に感謝。
12月30日(金)ー年末京都行:モダンタイムス『種の会2022』ーーーーーーーーーーー
そして毎年恒例のこれ。木屋町はモダンタイムス「種の会」
種の〜になってからはまだ2回目だが、その前の「街の歌」から数えれば相当な年数続いてゐる名物企画。我らは2012年から参加しており、まぁコロナで出来なんだ年はあってもちょーど10年目、といふ事になるなぁ・・。
けふは出演者多数にて、持ち時間は20分。なんでか知らんがしーシュでトリを任され、ここんところライヴ終わりまで飲まない宣言をしてゐる私には、待ち時間が長い。まぁ宣言したからには、守る。
豪華で個性的な出演者陣のシメを、京都人でもない我らが務める誉れを、しっかり努めさせていただき、けふのしーシュはおぉウケだった。圧倒的なデュオとしての場数が、この揺るぎなさを出してゐるのなら、今後もこの道を信じ、演り続けてゆこう。イベントとしてだけでなく、一年のシメを飾るにふさわしい、良いライヴだった。けふはしーシュ以外で、東京のこうふく氏のバックを務めたが、これも好評。
みんな、お疲れ様。
イベントの始まりが14時からだった、といふ事もあり、全部終演しても19時とか。これはお客さんにも嬉しく、ほとんどのお客さん、遠方からの出演者も、店に残って打ち上げのやうな歓談ができるのは良い。その間、飲み物や食べ物も注文するので、お店の売り上げにも貢献でき、これは、入り時間が早い事を差し引いても、なかなか良いスケヂューリングである。
我らは昨日からコーちゃんところに投宿しており、けふもそこへ帰る。みんなでヘルシーな鍋をつつき、酒を飲み、気付けば2時とか・・・。
12月31日(土)ーーーーーーーーーーーー
さァ、帰ろうか。
ぢつは今回我々は、久しぶりの「青春18きっぷ」による旅程で来ており、往路も8時間かけて京都入りしてゐた。帰りもまぁ同じで、8時間かけて在来線を乗り継いで広島へ向かう。
50歳オーヴァーの我らには嬉しい特典だった、JR西日本「おとなび」が 今年大幅に値上げされた挙句、年末年始は利用不可、となってしまったため、だ。もともと「乗り鉄」の私には、さほど苦でもない8時間の電車旅だが、腰肩頸を痛めてゐるしーなさんにはツラからう。
乗り継ぎ便の不便さに悪態をついたりしながらも、なんとか座席を確保しつつ、夜には広島へ。
駅で今年最後のハイタッチをかわし、それぞれの家へ帰る。
今年も相棒として、さまざまな局面を乗り越え、共に戦ってきたしーなさん。もぅすぐ我らの活動も20年になる。心ない噂が立つ事もあったが、我らは「戦友」であり、ソウルメイトである。彼女の言葉通りなら、痛みと共にこれからの暮らしが続いて行く事になるが、叶うならばその痛みのないところで、伸び伸びと演奏させてやりたいと切に願う。
家に帰ると眠いのなんの。
日付が変わるまでは根性で起きてゐたが、年が明けた途端に昏睡。かくして2023年は始まったやうだ。