週変わりのシュウ

祭囃子を遠くに聞きながら

3月25日(月)ーーーーーーーーー

バイト先から勤務契約の更新がされてない、といふことで、けふはシフトに入ってなかったが、出向く。15時の、いわゆる「アイドルタイム」ではあったが、店は満員で忙しさうであった。ツイデにツアーのお土産を置いて帰る。けふ初めて知ったのだが、私には「有給休暇」といふものがあるらしい。へ〜ッ!!。そんなものが貰える身分になったのぁ、生まれて初めてだな。まぁ使うこたぁないだらうけどよ。

夜はレッスン。去年の秋に開催した生徒の発表会で知り合いになった生徒同士が、なにやら一緒に蠢いてゐるやうで、そはインストラクターとしては、とても嬉しい。バンド組むならベース弾かせぃ、と言っておく。

3月26日(火)ーーーーーーーーー

本来入れてなかったが、人員不足によるヘルプ募集がかかってゐたのに応募して、バイトに入る。
まぁ3時間のショート勤務で、旅帰りのリハビリにちょーどいい。新メニューもあったので、結果的にけふ出ておいてよかった。

その後 廿日市でレッスンののち、しーシュのリハ。
私もくたびれてゐたが、しーなさんはさらにお疲れの様子。

けふぐらいの短時間バイトなら、レッスンとの兼ね合いも、さほど難しくはNASAさうだが・・。

3月27日(水)はくしま病院年度末祝会ーーーーーーーー

はくしま病院整形外科長 進藤明先生からの要請で、年度末のお疲れ会のゲスト演奏。創作居酒屋「まなご亭」を貸切にして、病院関係者30弱名が集まった食事会。肩に力の入らぬレパートリィで構成して、約1時間の演奏をお送りした。喜んでもらえたやうでよかった。

毎年年末のクリスマス・ロビー・コンサートやなんやかんやで、もぅ顔見知りの先生 看護師の方々も多い。進藤センセイは今期で引退、といふか栄転されるさうで、今後はかういふ機会も減ってくるかな、とは思ふ。思へばセンセイと知り合って20数年。当時のセンセイは今の私より若かったのだ。

演奏時間以外は医師看護師に混じってまなご亭の絶品料理のご相伴に預かる。私のテーブルにはキレイどころの女医さんや看護師さんが付き、わりと陽気にウハウハだったが、しーなさんのテーブルは院長はじめ結構カタい役職のカタい席だったやうだ。

3月28日(木)ーーーーーーーーー

昨日の営業では、センセイのリクエストもあってさだまさしをいくつか演った。
さういや先日のツアーで岐阜市のオープンマイクに飛び入りした折、やはりリクエストに応えてさださんを歌ったのだった。その時も思ったのだが、我ながら歌詞もコードもよく憶えてゐる。真剣にコピーしたことはないのに、である。

多感な中学高校時代によく耳にしてゐた、といふ事はかくも身に染みてゐる、といふことか。さういやナガブチの曲もよく憶えてゐる。ロックで音楽に目覚めたとは云へ、昭和の歌謡曲やフォークが、私の音楽の基盤を作ってゐる事は否めない。高校時分にジャズやブルーズを聴くやうにはなってゐたが、人生的には「齧っただけ」だ。

さういや上述の岐阜市のお店で『しーシュはどんな音楽なんですか?』の問いに、『後期のビートルズとクゥイーンにさだまさしと陽水を掛け合わせたやうな音楽』と答えたのだが、案外それがいちばん的を得てゐるかもな。

また私がJ-POPを嫌悪してゐる事は事あるごとに書いてゐるが、けふそのJ-POPの代表的なとある人物が、誹謗中傷について書いてゐた文章を読んだ。まーぁその文面の長くまどろっこしいことよ!。要約すれば一行で済むことをここまで字数を書き連ねねば気が済まぬこの性分こそがJ-POP!。

やはり私の中でJ-POPは激しくNGなのであった。

3月29日(金)ーーーーーーーーー

バイトへ行ってみてびっくり。
11時から17時までのロングシフトになってゐる。労働基準法的に私は基本5時間以上の勤務はできぬハズなのだが、まぁ時折かういふ事もある。戦力になるのはやぶさかでもないので、しっかりと働いた。・・・が、昼飯抜きで夕方までのコック業務は 想像以上の肉体労働で、レッスンまでに一旦帰宅する予定でゐたが、とてもそんな余力は残らず、汁なし担々麺を喰って英気を養いつつレッスンを待つことに。

さすがにここまでくたびれると、待ち時間にベースかギターの練習をする、といふ気持ちにはなれず、生徒が来るまでただボーっと音楽を聴いてゐる。ヤワになってしまったもんである。

3月30日(土)ーーーーーーーーー

オフクロの三回忌法要。
女房を伴って廿日市市の正行寺(しょうぎょうじ)まで。
道すがらの道路は激混みだったが、一本裏に入ると静謐な田舎町。廿日市の良いところだ。
風が吹けばどこからともなく磯の香りもして「はぁ〜〜」、といふ気になる。思へばこの街を出て40年が過ぎてしまった。

この正行寺、先代住職の頃からウチの血族が世話になってゐるのだが、現住職の奥さんがとても美人なので有名。思へばお寺の嫁さん、て美人が多い気がする。ぬぅ・・・何故だ?。

午後からしーシュのリハ、といふか打ち合わせ、といふか、来週からのプチ旅に備えて車に荷物を積み込んだり。
今回、5年ぶりくらいになる萩市でのライヴもあって、高齢のお客さん相手に、もぅどんどん昭和歌謡やらも演るつもり。

3月31日(日)ーーーーーーーーー

昨日、しーシュのリハと荷積を済ませたので、丸っと「空き」となった日曜日。
サクっとベースの練習したら、チョイと散歩に出て、あとはおとなしく映画鑑賞。ツアーの前なので余計な出費は抑えたいでな。

チョい前から注目してゐたフィンランドの新作映画「SISU」がサブスクに出てゐたので、見る。化けもんみたいに強いじぃさんが傍若無人なナチスの兵隊相手に大暴れする、といふ話。全体的に古き良き西部劇へのオマージュが散りばめられており、かなりグロいシーンはあるが、とても面白い。

SISU(シス)とはフィンランドの言葉で、的確な意味はないのだが『根性』とか『不屈』とかの意味で使われるらしい。劇中のセリフ(ちなみに主人公の爺さんはほぼ喋らない)で、『大事なのは強いかどうかじゃない。諦めないことだ』といふのがあり、おおいにうなづく。あと「ヤツは不死身なのか?」「いいえ・・ただ死なないだけ」といふのもイイ。