週変わりのシュウ
6月8日〜14日
ある時までは良かったんだ
6月8日(土)ーーーーーーーーーーー
しーシュのリハ。ちゃんとした「リハ」をするのが久しぶりかも・・。
昨日のハルコマサコの感想なども伝える。しーなさんはカシラが「無意識に」演ってゐる、音楽のルーツを辿るやうな作曲法に興味を惹かれた模様。私は私で、やはり彼のバックを演らせたら私の右に出るものはおらん、と思った、などと(笑)。
体調の一進一退感は相変わらずで、日々がどうにもダルくてかなわん。けふも歌ってると必ず咳き込むポイント、といふのがあり、ゲンナリ。これはまぁ、ここんとこ本番もなく、風邪のせいで歌ってもおらんので、歌い方を忘れてしまってゐる、といふ、のも・・。
6月9日(日)ーーーーーーーーーーー
雨の日曜日。
「フォールアウト」といふアメリカの連ドラを見る。世紀末もの。ブラックユーモア、と云ふかなんと云ふか、やたら血がドバ、身体がグシャ、簡単に人が死に、その死が悼まれない・・・、なわりに全体的に妙にコミカルな雰囲気がある、といふ・・。映倫にうるさいアメリカで、こんなん連ドラでやってンのか?。
面白いんだが、やっぱり私は連ドラが苦手で、ストーリー展開がいちいち遮断されるのがNG。かうやってイッキ見できる状況にあっても、展開に飽きる。私が映画をこよなく愛するのは、やはりあれが2〜3時間の間に完結するから、に他ならない。まぁ、せっかく見始めたんだから、見るけどね。
6月10日(月)ーーーーーーーーーーー
バイト。
昨日まで拓かれてゐた夏越しの祭り「とうかさん」が終わり、けふはその後片付けの人たちが大挙して店に押し寄せ、過去最大の忙しさを記録する日となった。昼の1時間だけで7万円の売り上げ。その後の1時間で3万円。たった2時間の間に10万円が飛び交ったわけだ。やれやれ。
くたくたに疲れたが、夜はユミ・ハラ・コークウェルのライヴがOTISであるのを見に行く。英国在住の日本人女性ミュージシャンで、ファッション・クリエイターでもある彼女。晩年のヒュー・ホッパー(bass)とのデュオでかなり面白いことをやっておられ、私はもとよりしーなさんが注目してゐるユミさん。此度広島に連れてきた編成はドラムスとベース、と本人のピヤノと歌。
ファッショナブルではあるが、佇まいはフツーの中年女性、といふかんぢの力の抜け方が素晴らしい。譜面をずらーーと並べて超絶技巧曲をサラリと弾きこなす。オリジナルも良いが、往年のカンタベリー系プログレのカヴァーも素晴らしい。いや〜、久しぶりにナマでこんなに変拍子の音楽聴いたな。思ってゐた倍以上いいライヴだった。
そもそもけふはバイト後にしーシュのリハがあり、疲れてゐるのでもぅ帰ろうかと思ってゐたところ、しーなさんが「行こうよ」と言ってくれたのだった。良きものに誘ってくれた相方に感謝。
6月11日(火)ーーーーーーーーーーー
レッスンに75歳の男性が入会。
この世代の方の入会は正直なところ難しく、まづその年代から本格的なことを学ぶには、かなり無理がある、といふのと、やはり講師側が遠慮してしまう、と云ふところ。今回もそんなかんぢか、と思ってゐたが、さにあらず。
この御仁はかつて本格的なプロ活動歴も持ち、現在もバリバリにバンドで活躍中なのださう。
こっちが伝えやうとしてゐる事がそのまま伝わる70代、といふのは初めてだ(笑)。逆にこっちがフンドシを引き締めてないとボロが出るぞ。『大した事ないから辞めます』と云はれぬやうに、キアイ入れてレッスンす。
6月12日(水)ーーーーーーーーーーー
昨日から本格的な歌い込みを始めた。
この週末のソロを見越して。
演奏(構成)の方はもぅだいぶ仕上がってゐるので、これに歌を乗せてゆくのはスタヂヲでないと。どの音域がいまの喉に無理があるか、を確認するために、いろんなキィで歌ってみる。まぁ本番になれば歌うしかないんだが、その基礎体力を鍛えておく、と云ふかんぢで・・。
こないだ配信で見た、辿々しさを由とするやうなソロはしてはならん。それだけはキモに命じ。
6月13日(木)ーーーーーーーーーーー
変化に乏しき日々。
けふも練習→歌い込み→レッスン。
日々のルーティーンをこよなく愛する私ではあるが、流石に変化がNASAすぎるな、と。チョコザップにでも入ってみるかね?。
6月14日(金)ーーーーーーーーーーー
バイト→歌い込み→レッスン。
けふはその後、大阪から遊びに来てゐる友達を迎えて、軽い宴会。街は人が多く、どの店も満パイ状態。気候も夏へ向けて一気にシフトアップした、といふかんぢ。まーた暑くなるんだらうなぁ今年も・・・。