週変わりのシュウ

いいわけ

言い訳

9月に入ってから日々が慌ただしく、さらに記録的な残暑が追い打ちをかけるやうに、あれよあれよと日が過ぎた。気づけばブログの更新をしてない。

旅の写真をアップして報告した気になってゐるが、こんなコトではそれでなくとも読み人の少ない前時代的なブログなど、たれも読んでもくれぬやうになってしまうぞ。

といふことで、言い訳めいた日々のツナラリなんぞを・・。

事実、週末のたびに遠征に出て忙しくはしてゐるが、日々はいたって平坦であり、見事になんのドラマも起きてない。バイトとレッスン、そのルーティーンに完全にハマってゐる。孤独な中年男の典型だ。これではイカン、と思ひ、車を走らせ三次市にある「もののけミュージアム」に行って来たりした。日々かういふ場所を訪ねて回る老後がくれば良いと思ふが、思ふやうにいかんのが人生だ。ましてや私に「安定した老後」なんぞ来るのであらうか?。

もぅ10年以上前になるが、キキオン&リズマ・クノムバスといふバンドの一員として、メキシコのイベントに出演した。この時の経験が「Dance」といふ曲になって今に至ってゐるのだが、その時のメンバーだったアコルディヲン奏者、佐々木絵実さんからイベントへのお誘いがあり、受ける事にした。久々の東京一人旅である。

絵実さん個人にも、もぅほとんど会ってないまま10年以上が過ぎてしまった。旧交が温め合えれば良いと思ふ。
それと同時に、独りでどうやって旅してたんだっけ?と云ふ思ひにも捉われる。あれだけ長く旅して来たのに、一人旅のやり方を忘れてゐる、とは滑稽だ。

旅人の呼吸の仕方を思ひ出さねばならんね。

 

下関の朋友、モヒカンSSWのストライダーが、此度「さけとおんがく」といふ音楽バァを開いた。我らも懇意の名店T-Gumboの同じビルの上階である。ガンボのマスター磯部さんにも相談し、快諾してもらった上での開業なのださう。こぢんまりとした良いお店で、狭いながらも音響がよく、演りやすかった。意外にもたくさんの人が見に来てくれたが、下関在住のお客さんはいなかった(笑)。

下関への流れのままに、今年2回目の萩への旅も。
好ましい「藍場川の家」での昭和歌謡ライヴ。よくウケたが、個人的には焦点が絞り込めず、中途半端なパフォームに終始してしまった感がある。反省。最近ライヴ中に演奏に集中できない事が多い。反省。