週変わりのシュウ

マチネの途中で

2月16日(日)ーーーーーーー

しーシュのにちようリハ。

3月に行われる平和イベント「いのちのあかし」のために書き下ろした(正確には書き直した)楽曲とかもあり、それも含めて、割と細かいリハ。ウチは大抵約2時間ほどのリハで、その間は割と休みなく音を出しっぱなし、といふ真面目な部類のリハなんだが、こんなもんぢゃないリハやセッションを演ってる連中がゐるのも確かなんだな・・。

こないだ名古屋でレコーディングのディレクションをした時も話したが、とある海外の著名プロデューサーは、どんなアーティストに対しても決してダメ出しはせず、ただ『素晴らしい!ベストテイクだった!。だがもぅ一回録ってみやう!』と言って延々やるらしい。

まぁ我ら軽々しく口にはするが、本当の「ベスト・テイク」なんてのぁさうまでやって生み出されるものだ、と云ふことには異存はない。私のやうに『今ので良いんぢゃない?』とか言ってるうちは、まだ「ベスト・テイク」なんて出せてないのだらうよ。

2月17日(月)ーーーーーーー

半月ぶりのバイトに。
短時間ではあったが、さすがにくたびれた。明日もやる。

夜は、旧マルコシアス・バンプのベーシスト、おなじ「地下室の会」仲間(てゆーか先輩)である、佐藤研二さんのライヴに行く。研二さんと云へば、ギブソンEBをぶりぶりに(誇張なしにぶりぶり)弾きまくるそのプレイスタイルで、先述マルコシ〜のメジャーシーン登場以来づっと現場の最先端を歩んで来られた方。初めて「イカ天」でマルコシをみた時の衝撃は、今もはっきりと憶えてゐる。現在も東京シーンの色んなバンドで、相変わらずその凄まじいベースを弾いておられるが、ツアーは大抵ソロで、広島にも度々来られてゐる。

けふは久しぶりに時間を作り、訪ねていった。そんなに回数会ってないのに、一見でスグ『あぁシュウさん』と憶えてくれており、かういふ所もやはり器の大きさを感じさせるなぁ・・。

今回はアクースティック・ベースでの独奏、がテーマの研二さん。オモロいのはアクースティック・ベースを弾いても、やっぱりなんとなくギブソンEBの音がするんよなぁ(笑)。それを伝えると「最高の褒め言葉」と返してくれた。

ループも何も使わず、ただひたすらのベース独奏(時どき唄)。なので正直お客は選ぶとは思ふが、充分に楽しめるライヴだった。本編終了後、アンコールでは私を呼び出してくれ、なんとツインベースで(私は研二さんのアコベを借りた)クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」をセッション!!。

思へば研二さんが初めてのソロツアーで「広島に行きたいんだけど・・・」と相談を受けた時、私はメキシコへツアーに出ており、奇妙なニアミスを引きずったまま、けふまで経ってゐた。その「落とし前」が付けれた気のするステージだった。

研二さん、ありがとうございました。
佐藤研二、けふもベース抱えてひとり全国行脚中。

2月18日(火)ーーーーーーー

この金曜日にやる「夜の自習室」vol 2で弾こうとしてゐる ちびギター。
これが実際ライヴで、しかもPAなしでどんだけ演れるか、はホンマに未知数で、内心「大丈夫やろか?」と思ってはゐる。オヴェーションやアーチトップに比べれば格段に音はちーさいだらうから、声もそれに合わせてちーさくすべく、キィを下げて歌う練習をバ。

2月19日(水)ーーーーーーー

雪の芸北で歌う!といふ自主企画(笑)。

お馴染み北広島芸北町は「正直村」は、おりからの寒波到来にて大雪、といふ事になっており、そこに乗り込んで行って、まぁ歌って、食べて・・といふ。当然私は「料理当番」でもあり、途中で鍋の材料なども買ってゆく(笑)。

まぁ噂はさんざ耳にしてゐたし、舐めてゐた訳でもないが、到着した芸北地区はホンマに「豪雪」の世界で、車でホンの2時間走っただけでこんな雪深いところがある広島といふ土地に、改めて畏怖を覚えたのであった。気軽な「雪遊び」なんて云へない世界。

そんな中、持ってた材料で温かい鍋を作り、皆でそれを突つきながら、時折歌う、といふ時間。割と声が枯れるまで歌って喋って楽しい時間・・・だったが、夜に入りなんか雪がシャレにならなくなって来た。地元民から『お前らこれ帰れんやうになるぞ』とお達しもあり、『ワシが道を作ってやるから』と心強いリードを得て、マジでヤバいぐらいの雪の中、予定の倍以上の時間をかけて、なんとか下界に戻った。

もぅ夜明けも近い時間ではあったが、いちをう当初の予定通り『日帰り』ではありました。

2月20日(木)ーーーーーーー

女房は『こりゃもぅ帰ってこんな』と思ってたさうで、朝、私がゐたことに驚いたやうだ。すまん。
しかし下界には(寒いけど)雪の気配すらなく、ま〜ぁあの地区のスゴさ、としか云ひようがないか、と・・。
今度こそホンマに泊まりがけの装備で行かねばならんな。

夜、朋友にしてかつてのバンド仲間&飲み仲間、良き先輩でもあり素晴らしいシンガーソングライターであった、佐藤弘之さんの訃報が・・。闘病中だと聞いてはゐたが、またしても奇跡は起こらなかったやうだ。我らはまたも一人の仲間を虹の橋へ送り出す。残念だ。
*佐藤弘之ライヴDVD(4:30あたりから私も出てます)

佐藤さんに関しては、彼の残した素朴だが素晴らしい楽曲を、歌い継いで行けるものがおるとしたら私だらう、と勝手に思ひ込んでゐる。これからは そのやうにする。明日のライヴではさっそく、佐藤さんの歌を歌う。

2月21日(金)ソロ「夜の自習室 vol 2」ふらんす座ーーーーーー

お客さんが来ようが来まいが、赤字にならうがとにかく壱年は月一でやる、と決めた「自習室」。の2回目。

まぁ、前から云ってたやうに、トラベルギター壱本で、マイクもPA も使わぬパフォームをバ。まぁとは云ってもベースでの弾き語りなんぞより何百倍も楽なので、むしろ声が上手いこと操れるか、の方が気がかり。
会場入りして音響のチェックとか。当主イズミちゃん曰く『まったく問題なし』と。よーし。

大方の予想通り集客はいまいち伸びなかったが、歌的にはたいへん満足できるライヴとなった。ギターもまづまづ。サイズゆえにあんまり激しく弾くとピッチに影響が出たりはするが、それを差し引いても良い楽器だ。これで一万ちょっと、てのはコスパ良すぎ。

昨日宣言したやうに、けふは佐藤さんの歌をいくつか歌った。そして「彼の歌は私が引き継ぐ」と宣言までした。まだ私が歌うには徳を積まねばならん曲も多いので、私の後半生をかけて、佐藤さんの歌を歌い継いで行こうと思ふ。

しかしま〜、撮ってもらった動画やら写真やら見るに、私はほんの1秒も目を開けてないのな。それにシャーツの色がギターの色とカブって見えんし・・・。

2月22日(土)ーーーーーーー

ライヴ明け。
雪が舞ってゐる。また寒波が来るのか?。

日中は用事なしだが、来月の「自習室」はピヤノの弾き語りをやる、と宣言してしまったので、ピヤノをしっかり練習したい。そこで教室に行ってみたが、けふに限って部屋が使われてをり、あぁ、と・・。んで、生徒が店長をやってるスタヂヲにも行ってみたが、そこも空きナシ。ありゃりゃ。けっこう部屋数の多いスタヂヲなんで、ひとつくらい空いてると思ったんだが・・・。

まぁしょうがないのでおめおめ帰る。金がないので買い物もできんし、チョいお茶でも、と云ふ訳にもゆかぬ。ナンも得るものがないでは心寒いので歩いて帰り、これをけふの運動とす。寒いながらも日差しは良く、昼下がりの使い方としてはまぁまぁ、かな?。