週変わりのシュウ
8月1日〜7日
ジャック、来世で会おう

8月1日(金)ーーーーーー
「夜市」の余韻をひこずって月が変わり、「飛地」のやうにヒマな日となった。
日中は、昨日の動画や感想やなどをチェック。会場に来れなかった人たちの間で、しっかり生配信のチャットを盛り上げてくれており、いつも本当にありがたい。いわゆる「ハイブリッド・スタイル」といふこの形のライヴを、継続して成功させてゐる例、として、しーシュ話題になってもおかしくない、と思ふんだがねぇ・・。
8月2日(土)ベースとオドリ@本と自由ーーーーー
舞踏の大槻オサムくんとの即興舞台「初」デュオ。
ここも「お初」の横川『本と自由』にて。
いろんな局面で絡むことは多かったのだが、真っ向から二人だけで演るのは今回が初めて。まぁ基本的にふたりとも演ることはおんなじで、局面局面がどう変わってゆくか、が見もの。けふの私はアクースティックベースにラヂヲみたいなちーさいアンプ(写真左下のやつ)のみで勝負。最近凝ってゐるピック弾きのエッジを生かした音で、あれこれ即興を紡いだ。
デュオは初めてだが、そこはホレ。時にコミカル、時にオカルティック、にストーリィも流れ、30分強のステージを2本。その後、アンコールとしてラップののっこんを迎えた3人で即興。これも面白かった。
個人的には30年前にバックれた(笑)私の生徒が見に来てゐたこと。いまは横川界隈で広く色々ビジネスを展開してるらしく、その流れでけふを知り、久々に見に行くのを楽しみにしてゐた、といふ。楽しい再会であった。
どの都市においても衰退が進む「商店街」だが、やはりこの「横川界隈」、広島市内の商店街の中では、ダントツに頑張ってゐて面白い。このままあれ。
8月3日(日)ーーーーーー
やすみ。
よぅ考えたら今月ふたつも「ソロ」の演目があるのに、その準備をまるでしてない事に気づく。ひとつは干支ひと回り違いの後輩 シゲタロウと演る、久々のBar DICE。もぅひとつはお馴染みふらんす座での「自習室」。DICEの方は王道のギター弾き語りで勝負するにしても、自習室も8回目となりゃネタもあんまり残ってない。
色々考えた末、8月の「自習室」は、『おんなうた特集』とす。今まで演ったことがあるのないの女性ヴォーカルの楽曲を集めてワン・ライヴ。久々にピヤノも弾こう。
『やりたい』と思った時点でおおっぴらに発信し、実現できてない人をわりと知ってゐる。さういふ人は『◯月頃、某所にて〇〇的パフォームの予定!』みたいに発信した時が、多分ピークなんだと思ふ。大抵の場合そこから失速し、全てがウヤムヤになる、といふ一つのパタンである。
さうならんやうにしたいね。
8月4日(月)ーーーーーー
ぢつは今週はバイト強化週間。金曜日から始まる長門合宿ライヴに向けて、バイトを前倒しに頑張っておくのだ。月〜木までの連日勤務を希望したが、壱日だけ外れ、結果的にはあまり「強化」にはならなんだのだが・・・。
インターハイが行われてゐた先週に比ぶれば、忙しさはピークを超え、割と余裕を持って業務を遂行できた。晩夏へ向けた新メニューも発表され、その試作品も作る。
8月5日(火)ーーーーーー
バイト二日め。けふはまづまづの忙しさ。ピーク時にフと気温系を見たら、厨房は42℃を超えてゐたな・・。42℃!。高熱が出た時の体温と同じ!。
昨日はバイトのみの壱日だったが、けふはその後レッスンもあり。まぁ、まづまづの日々である。
8月6日(水)ーーーーーー
「あの日」である。
毎年さうするやうに、8:15に合わせて広島原爆記念公演に出向き黙祷をする。
しかし、此処数年それと関係ない(もしくは無理やり関連づけて関係性を出してゐる)思想団体と、式典運営側での軋轢があからさまに過激になってきており、今年は公園にすら入れなんだ。
どのやうな思想を持ってどのやうに活動しやうが勝手だが、そこに日頃と同じ「生活」をしてゐる人たちがおり、その人たちの暮らしを阻害する権利は、だれにもない、とは思ふ。あの騒ぎのせいで歩道は封鎖され、ただそこを通り過ぎたい人たちが、迂回をせざるを得ないあの現状を「活動」と呼ぶなら、そんなものは糞食らえだ。
私は、思想も、主義も、怒りすらなく、ただこの街に生まれ育ったひとりの男、として、多くの戦争犠牲者に対して、黙祷を捧げる。
8月7日(木)ーーーーーー
バイト週間最終日。
けふを乗り越えれば明日からは・・!との思ひを胸に張り切って働いてゐたら、ちょっとしたミスで手に持ってゐた食器(陶器)が割れ、右手小指の内側をざっくりと切ってしまった。痛いのも痛かったのだが、びっくりするぐらい出血がひどく、控え室のティッシュが血に染まる!!。
ちょーどピーク時を迎えてしまった為に、応急処置だけしてそのまま仕事を続けたが、ぼたぼた血が垂れてくるのには参った。この出血ちょいとヤバいかな?と思ったが、ビニール手袋を3回ぐらい交換した時には、なんとか血が止まってゐたので、病院には行かん事にした。
一旦帰宅して、改めて傷を確認。小指第二関節の内側が結構深く切れてゐる。ガラスや刃物ではなく「陶器」の破片による怪我だから、出血も酷かったのだらう。もぅ完全に止血できてゐるし、しつこいぐらい流水で洗い、その後オキシフルをひとビン近く振り掛けたので、おそらく殺菌もできておる。
そして絆創膏で固定したら、特に楽器の演奏(ベースもギターもピヤノも)には支障がないことがわかり、安堵す。