週変わりのシュウ
1月10日〜17日
いざ泣きたい時には涙が出ないんだ
1月10日(土)薬研堀夜市 第52回「頌春歌会」ーーーー
さて2026年最初のしーシュ。
けふは飛び入り参加者への対応や、それに応じた配信先への企画、お客さんに出すオツマミの製作など、せなならんことが多く、朝からバタバタ。いつもは昼に一回軽いリハをして会場入りするのだが、けふはそれもナシ。とりあへず私は鳥腿肉6枚使ってスパイシー・チキン作る。しーなさんは大量のマカロニサラダ。
サンクス・ムーヴィーを別撮りするので、会場入り時間も早く。音響のハラダくん、いつも無理言うてごめんね。
これは、けふのライヴが後半「参加型」になるのの対応。会場のお客様にはパーティー風に楽しんでもらえるが、配信を課金で見ていただく方々に、それは伝わらない。配信ならではのサーヴィスがなければ正義のデュオとは云へぬ、としーなさんから提案があり、横浜のサラスヴァティ弁天、でやってゐる配信参加者へのサンクス・ムーヴィーを真似させていただいた。
かくして、会場はそれぞれの「初歌い」をしーシュのバックで豪華に、配信では日頃あまり演らない「レア・しーシュ」をお届けする「夜市」となった。ひとまづは双方に好評だったことで、まぁまぁ安堵。自分らの演奏内容に関しては、色々とアラも目立ち、フィットせぬ部分が多かったのだが、要所要所では巻き返せたみたいで、これもまぁまぁ・・。
しかし終演後はふたりとも予想以上にくたびれており、打ち上げもそこそこに解散。
これにてしーシュ2026年、本格始動。
1月11日(日)ーーーーー
今年1本目のしーシュが終わり、私は今年1本目の「ソロ」への準備が・・・。
といふのも、この2026年最初の「ソロ」は、なんと私ウッドベースを弾くことになっておる。
こは去年の割と早い時期に、ヲルガン座のゴトウイズミから『中野チカラさんと共同でウッドベースばっかり集めたイベントをやる』と聞き「へ〜」と。しかし当初の日程は私に合わなんだのと、まぁ私はもぅ何十年もウッドなんぞ弾いてないので「楽しさうやね」で済ませてゐた。
したら『シュウさんの都合に合わせるので』といふ流れになったらしく、なんか出ることになった。まぁ1曲ぐらいなら・・とか思ってたら持ち時間的には3〜4曲演らねばならんぐらいで、まぁさういふ流れでけふに至るのだ。
代用品としては心許ないが、ぱんぱかトリオ用の縦ベース(ぢつは近々売り飛ばさうと思ってゐた)を引っ張り出して、練習。
1月12日(月/祝)ーーーーー
昨日に引き続き、「縦ベース」の練習。
16年前のとある夏、散歩してゐたらなんか音楽やってる気配が・・・。お祭りの片隅にステージが組まれ、よく見ると三代目春駒がゐるではないか?。「なにしてん?」「歌うんか?」みたいなやり取りをしてたら、『居るんなら出ろや』みたいな流れになり、いやいや散歩中でベース持ってないし・・。
そしたらチカラさんが音響スタッフ兼出演者でそこに居て、『ワシのウッドなら貸したげるよ』といふ話になり、その時すでに22年ぶりだったのだが、人前でウッドベースを弾いた。
あれからさらに16年。もちろんそれっきりウッドベースには触ってもおらず、こたびはトータルで38年ぶりの人前演奏(しかもソロ)となったのである。そしてしかも、今回もまたチカラさんのウッドを借りて演るのだ。
インチキ極まれり。まぁ私は骨の髄まで「まがいもの」なので・・・。
1月13日(火)ーーーーー
最近つくづく、遊んでおらぬな、と思ふ。
昔から怠け者ではあったが、ここまで出不精でもなかった気がする。用もないのに週末の街に出てフラフラ徘徊する趣味もあったハズなのに、いまや以前にもまして人混みが嫌いになったし、夜の歓楽街など、正直怖いとすら思ふやうになった。仕事が終わったら一目散で帰宅するし、休みの日にわざわざ外に出ることもせぬ。
当然、付き合いもどんどん減るし、交友関係も育たぬ。ベース弾き、としてはおろか楽師としての需要が減ってゆくのも無理はないな、と思ふ。もっと積極的に友達の店や、友達のゐる場所やらに顔を出すやうにした方が良いのは判ってゐるのだが・・・・・。
1月14日(水)ウッドベースの小さなフェスーーーー
上述の、何故か私が出ることになったコントラバスの集い、の本番。
まぁここまで来たら何か策を練るとかのハナシでもなく、堂々とハッタリかますのみ。楽器もチカラさんのを借りれるので(そもそも持ってないし)、完全な丸腰で会場入り。
リハで初めて顔を合わす人もゐて、いやいや私のやうなモノが・・とか云ひながらリハ。まぁ私は歌うたいとしてのニッチがあるから・・とか思ってたが、意外なほど出演者ほとんどが弾き歌いをしやがって焦った。こーなりゃ出せる「差」は『そこの優劣』でしかないではないか。
んで、その本番。
まぁ正直、歌の部分以外はハッタリにすらならんパフォームだったとは思ふが、まぁ演った。他の出演者、真摯なコントラバシストたちには合わせる顔もないやうな気もしたが、「次回も出てね」と云はれてしまった(笑)。ん〜、なぜ私が?。次回もし本当に出ることになったら、次こそナニ演ろうか?。
会場のふらんす座は、まさに「立錐の余地なし」のギューづめ満員。マニアックな企画を楽しんでもらえたやうで良かった。ふらんす座にはどこか独特のストイックな雰囲気があり、演者もお客さんもこれに「呑まれる」事があって演者にとっては決して「楽な箱」ではないのだが、けふは企画の楽しさがそれを上回った、といふかんぢだった。チカラさんも嬉しさうだ。
主催(チカラさん)が酒を飲まぬ体質、といふ事もあってか(笑)、特に打ち上げもナシ。おのおのがてんでに解散。私もフツーにチャリ漕いでフツーに帰宅。
1月15日(木)ーーーーー
バイト先では一日中BGMが流れてゐる。まぁ就業中は忙しいし、そもそも厨房の中までは流れておらぬので、そんなものに気を削がれることはないのだが、控室や便所に入った時、それが耳に入る。
大抵はフンのやうなJ-pop が流れてゐて辟易するのだが、時折「お」と思ふやうなのも届いてゐて、その時ケータイを持ってゐたら「音源検索」なんぞしてみる。したらそれが大抵『大橋トリオ』の曲なのだった。
んで、大橋トリオについて調べてみる。音楽家としての経歴も面白いが、ソロなのにトリオを名乗るあたりのねじれ感も悪くない。なんといっても曲がいい。歌詞はほぼ外注で、特にパートナー的な作詞家がゐる訳でもないやうだが、色んなタイプの歌詞がぜんぶ大橋トリオの色になってゐるやうに思えるほど、楽曲の美しさが光る。
やはり根底にはジャズがあるらしい。それをプレイするかせんかは別として、いざ曲を作る段になったとき、やはりロック〜ポップスしか知らぬ場合と、ジャズを通ってる場合とでは、歴然と差が出てしまうのだな。ぬ〜〜〜〜。ちなみに私はまだスランプ中。
1月16日(金)ーーーーー
バイトに行く道すがらと、激忙だったバイト中のなかで、ちょいと前に作ったメロディの断片と歌詞のイメェヂがシンクロした瞬間があり、なんとか壱曲、形になりさうになってきた。できないからといって「作る」行為をやめてしまったら、本当に作れなくなりさうなので、作ろうとする行為は続けねばならんのだ、と思ってゐる。
とにかく、何かを生み出そうとし続けるのだ。
1月17日(土)ーーーーー
しーシュ土曜日リハ。
久しぶりのリハである。
けふはリハといふより、3月の「夜市」を見据えた選曲と、そのアレンジの方向性を決める「会議」の様相。隔月とは云へもぅ53回めともなると、流石にフツーに演ってゐたんではお客さんに失礼な気がして、色々とトピックを作るわけだ。ゲストを迎えて演るのが一番効率が良いのだが、なぜかしーシュはさういふ方向にならない。もっと気軽に『私をゲストに呼べ』といふ楽師が現れてくれても良いと思ふが・・・。
あと、昨日ざっくりできた新曲を軽く合わせる。
いつものやうに間奏やアレンジまで決めて譜面にしてゐる訳ではないので、ホンマに「骨子」だ。しーなさん最初はピンと来てなかったやうだが、私が歌詞の世界観を説明すると『これに大サビを付けたい』と申し出てくれて、上手く行けば久しぶりの「共作」が出来上がるかもしれません。