本当に傷ついた時には言葉なんか出ない

本当に傷ついた時には言葉なんか出ない

2月1日(日)Setsubooon night @ JIVEーーーーーー

例の、女子唄トリオから本格派男性ソウルシンガーを交えたR&B系ライヴとなった、のの本番。

寒くなるらしいので(呑むかもしれんし)チャリはやめて電車と歩きで会場入り。久しぶりにベース一本のみ持って・・・、といふ身軽な出陣。前回「へふな君」を使ってイマイチだったのを踏まえ、今回はちゃんと「ヴァネッサ」で。

リハから本番までまぁえぇかんぢだった。ドラムの石井サトシは云はずもがなだが、このセッションでしか共演のない鍵盤のすみ まいこも良い。鉄壁のバックに支えられ、ヴォーカル陣も調子良く。急遽メンバーが変わった事もあって曲数が少なめだったのが勿体無いやうなかんぢだった。満場のお客さんもよぅ盛り上がり、年に一度のこのライヴ、今年も成功裡に終えた、と言ってよかろう。まぁけふの私は「バンドのベーシスト」そのものであり、久々にかういふのも悪くないな、とは思った。

メインでフロントに立ちながらも、中心的な集客、リハの企画、ライヴ構成、裏方に至るまで大活躍だった発起人の熊本かをりちゃん、お疲れ様でした。誘ってもらえたらまたやろう。

ところでけふの私は終始ひとり別行動で、リハの後本番までの間にフラリと立ち飲みに行ったりしてゐた。だからと言って『どこに行ってたんスか?』と問はれる事もなく、まぁけふはそんなニッチで・・。帰りも打ち上げには参加せず、ひとり先に失礼す。こないだリハの後にちょうどえぇ場所のちょうどえぇ時間帯(22時チョイ過ぎ)のバスがあったのを思い出してバス停まで行ったが、けふは日曜日にて郊外バスの最終便はもぅ出たカス。やられた!。

仕方ないのでJRの駅まで歩き、結局30分ぐらい待って電車に乗って帰った。

2月2日(月)ーーーーーーー

休みとした。

かういふ日に美術館とかに行って黄昏たりしたいんだが、あれ系の施設って大抵月曜日が休館日で、達成できたタメシがない。まぁ、練習と筋トレはするにせよ、あまりに生産性のない日にしてはアレなので、近所にできたセカンドショップに売れさうな色々(調理器具、DVD機器など)を持ち込んでみた。

まぁ大したものはないにせよ、ほぼ未使用品などもあるんで¥5000くらいにはなるかな?と思ってゐたんだが、¥1500にもなりやがらんかったので、おおぃに落ち込んで帰るハメとなる。

2月3日(火)ーーーーーーー

作曲のスランプに苦しんでゐる、といふのは何度も書いてゐる。
んで、ホンマは良くないのかもしれんが、インプットをとにかく増やさう、とあれこれ聴いてはアナライズしてゐる。古今東西のポップス、ジャズ・・・、そして、なかなか馴染めんが、ちゃんとJ-Popも聴いてゐる。「彼ら」は耳にするのも嫌だが・・・。

んで、その副産物として気付いたんだが、私がJ-Popに馴染めない理由、てのも判った気がした。
そはJ-Popの多くは「シャレが効かない」からなのだった。これはデカい。

私が愛する歌謡曲には「洒落」があった。有り体にいへばそは、スタンダード・ジャズやシャンソン、フラメンコやラテン音楽・・・、所詮敵わない海外の先駆的あるいは土着的な音楽への「憧れ」であり、その憧れが日本独自の「えせ」感覚と哀愁を醸し出してゐた気がする。

んが、J-Popにはそこが決定的に欠落してゐる。
あれは自分自身に憧れ、自分自身が大好きなモノが生み出し、自分とその周りのちぃさな世界をこよなく愛するものに向けられた音楽だ。そこにあるのはひたすら「私」だ。大真面目な『自分自身の追求』なのだ。自分より「大きな存在」などその世界にはないのだ。

そこで考へた。この感覚を逆に「シャレにして」みやう、と。
J-Popをシャレにしてみた音楽。

今年最初の壱曲ができた・・・、かもしれない。

2月4日(水)ーーーーーーー

バイトとレッスンの日々。

3月にチョいとひとりで遠征して歌う局面があるのだが、これをいっそのことギターの弾き語りで演ってみるか、といふ気になってゐる。地元ではまだしも、他所の地では大抵「ベース弾き語り」が私のニッチで、見に来てくれる人も当然それを期待してくれてゐる。ギターで演ったこともない事はないが、まぁその時もベースと半々、ぐらいだった。

ただギターを弾き語る人、として県外デヴーもありかな?、と。まぁウケんかったら悲惨だが。

2月5日(木)ーーーーーーー

あんまり頭を使わんで良い仕事をする時は、映画やらを垂れ流しながらする事もある。けふ何の気なしに流し見してゐたのは映画「コピーキャット」。サイコ・キラーを演じるジャズ歌手ハリー・コニック・Jrの演技が見事だが、ホリー・ハンターの可愛さを認識するならこれ!の一本。ストーリィも面白く、流し見、のつもりがツイ見入ってしまってゐた。

けふフと気付いたのは中盤、警察署内でチンピラが暴れるシーンで、背後のモブキャラの中に一瞬映るアジア系メガネ女性!。これがたいへんよろしい。
全部で3秒も映らんし、役名もない。いちをう刑事役のひとりだけど、細部まで書かれてゐるスタッフ&キャストを見ても、それらしい人物の表記はなく、もしかしたらエキストラかもしれない。

ハリウッドには、かういふ人も星の数ほどゐるんだらうな、と思ふと、エンターテイメントの世界(特にハリウッドほどの)で成功することの困難さには、同調のため息が出る。

若い頃『格闘技で食っていけたら』みたいなことを言った私に、「音楽で成功することの100倍は難しいぞ」と言ってくれた先輩がおり、あれも真理だったな、と思ふ。まぁ音楽で成功するのも充分難しかった訳だが・・・(してないし)。

2月6日(金)ーーーーーーー

バイト&レッスン。
けふは一旦帰宅はせず、バイト後レッスンまでの間を喫茶店で読書して過ごす。これ最近タマにやってゐるんだが、なかなか優雅で良い。くたびれてるのでウツラウツラしたりもするんだが、寒いスタヂヲにぢっと篭ってゐるよりは良い。これで店に上述のやうなメガネ美女でも居ればなを良いが、それは流石に高望みか。

2月7日(土)ーーーーーーー

久しぶりのしーシュのリハ。
けふから三日間、集中的にリハをする予定で。

けふはまづ、よーやく出来た新曲を合わせるところから。例のJ-Popをシャレてみた曲だ。とても私が作った曲には思えない展開と構成で、悪くない。んで、ちゃんとJ-Popらしく4分以上ある(笑)。これを、まぁフツーに演ってもいいんだが(笑)、例えばこれを「〇〇達が演奏したらどうなるか?」みたいなかんぢでいろいろ演ってみて、ウチららしさを加味してゆく。器用なデュオだ。

けふの私はリハ後、ツアーで広島に来てゐるベーシスト 佐藤研二さんのソロを見にOTISへ。割と頻繁にツアーで来られてゐるが、なかなか都合が合わずにゐたが、去年初めて伺うことができ、いきなりアンコールで共演させてもらえる、といふラッキーに預かった。今年はもぅなんかはじめから私が参加(見に行く、と伝えてゐたので)することを前提にセッティングして下さってゐたやうで、まぁなんとも・・・・・恐縮である。

前回はアクースティック・ベースギターを前面にフィーチャーしたソロだったが、けふは初めて買ったベース、といふフェルナンデスの古いプレシジョンを使ってのパフォーム。研二さんがギブソン以外の楽器を使ってるのを初めて見たが、やっぱり研二さんの音がするんよなぁ・・。

ライヴの内容は、と云へば、もぅ唯我独尊・佐藤研二の世界観満載の2時間で、ループを使ったり、とか音響系に走ったり、とかさういふ小細工一切なしのブリブリ弾きまくり天国。これが出来るのは世界にこの人だけだよなぁ、と思はしむる。

ウェールズから来てゐたカップルの女の子に、じゃんけんの景品が当たって、のくだりは微笑ましくて素晴らしい流れだった。

私はまたもアンコールでステージに呼ばれ、研二さんのプレベを借りて、大セッション。TVやCDで馴染んだ佐藤研二のギブソンと文字通り肩を並べて弾きまくってゐる自分を、ま〜ぁ不思議に思ふ。素晴らしい時間だった。Otis の佐伯さんが「あんな楽しそうなシュウくん初めて見たわ」と(笑)

研二さん、ありがとうございました。
これから九州へ向かう旅、といふ研二さん。雪の具合が心配だが、気をつけて良い旅を!!。