週変わりのシュウ

私は私の孤独に戻るべきだ

4月27日(土)ーーーーーーーーーーーーーー

さて、バイト生活からしばしの離脱。
楽師として過ごす黄金週間の初日は、これといった用事なし(笑)。

英国プログレッシヴ・ロックの雄、ベースのクリス・スクワイアの唯一のソロ作品『Fish out of Water』を、今更のやうにGETしたのだが、なんでかパソコンのCD機能が稼働せず、聴けない。おかしいな・・。DVDはちゃんと読み取るのに、CD入れると「エラー」と出やがる。

もぅ長く「CDプレーヤ」と云ふものを使わず、パソコンの外付けドライヴァを使ってゐたのだが、ここに来てまた買い替えかよ。出費ばかり嵩む。

4月28日(日)ーーーーーーーーーーーーーー

出費を抑えるためにリハ以外の外出はせず。

昼過ぎからしーシュのリハ。ほどなくカワの字が合流、ぱんぱかトリオのリハ。リハの日。

4月29日(月/祝)薬研堀夜市 第42回  ーーーーーーーーー

ここんところ取り掛かってゐた「みゅ〜じかる・セレクション」の本番。薬研堀夜市の42回だ。

祝日にしーシュがかういふの演る、てのも珍しく、そのおかげか、雨天にも関わらず、会場のJIVEはほどほどに満席。42回も演ってきて、当初づっと満席だったものが徐々に減り、んでコロナがあり、配信を中心とし、それ以降客足が戻らずにゐたが、今回久々の「満席感」のある会場。

ライヴそのものは、いつも通りユル〜いかんぢで演ったが、毎回思ふ本当にぢっくりと楽曲に浸ってくれてゐる客席は、まさにしーシュライヴそのもの。けふも良きパフォームで演れた。企画モノ以外では、日頃あまり演らぬ曲を中心としたラインナップで構成。隠れた名曲「星をめぐる旅」なんぞも久々に演った。

けふはウチにしてはたいへん珍しく、ライヴ後もお客さんが会場に残って歓談されてゐた。なぜかしーシュのお客さんって、終わったらパっと帰ってしまう人が多く(笑)、その辺が、終演後お客さんとづーっと交流してゐるカワの字とかと違うところだな。

けふもご来場&配信への参加、ありがとうございました。次回「夜市」は6月21日です。

4月30日(火)  ーーーーーーーーー

ライヴ翌日でもリハ・・・てゆーか、明日からまた始まるレコーディングの後半戦への構想を会議す。
久しぶりに10曲以上の収録を目指すのに、全体のバランスやコンセプトなんぞ決めて望まねば、まとまりのないただ曲数が多いだけのアルバム(巷に結構多い)になってしまうでの。

その後レッスンがふたつ。

5月1日(水)レコーディング後半戦 初日ーーーーーーーーー

さァ、いよいよレコーディングの後半戦がスタート。
録音はもちろん、朋友カズイのセイントルイズ・スタヂヲ。

けふはしーなさんの楽曲を集中して作り上げることに。
ここ数年の作品は私の曲が中心になることがほとんどで(まぁメイン・コンポーザなんだから当然)、前回のフルアルバム『11AM』は全曲私の楽曲となってしまった。今回は20周年記念といふ側面もあり、しーなさんの初めてのオリジナルなども含め、もっと広がりのある作品に仕上がる予定。

まぁ、だからこそ選曲は慎重にせんとね。
けふだけで3曲。ほぼ完成まで漕ぎつける。良いペース。

5月2日(木)レコーディング後半戦二日目   ーーーーーーーーー

レコーディング二日目。けふは、すでにステージで演ってる曲をレコーディング用にアレンジし直しながらの録音となり、最初の1曲に思った以上の時間をかけてしまった。

まぁだからと云ふわけでもないが、2曲録った時点で、けふはここで一旦終わろう、となった。

仕事とは云へ、いつも付き合ってくれるカズイには感謝してゐる。コロナ時に音響仕事が減って存亡の危機があった時に私がソロ作品の録音を入れた事に恩義を感じてくれてゐるやうで、まぁお互い様、と云ふ事でいよいよ私が食えなくなってきたらヨロシク、と(笑)。

いつもなら「レコーディング打ち上げ」をやるしーシュだが、此度は我らまだまだこの週間忙しく動かねば、なので、ラーメン屋で食事して代案とす。奇しくも黄金週間&替え玉サービスデイにて、店内は文字通りの餓鬼の群れに溢れ、凄まじい繁盛。

5月3日(金/祝)ーーーーーーーーー

女房の実家に里帰り。
イマイチ体調が優れなささうな女房だが、実家(兼業農家)に一泊して色々手伝いして帰る、といふので、私だけひと足先に広島へ。

久しぶりの独り身の夜。かういふ時は、だいたい好物のカツヲのたたきを独占して晩酌をするのだが、明日のBBQライヴで『その場で作るかつをのたたき』を作る予定なので、けふもたたきではネ〜、と・・。ので、鮭の切り身を買って帰り、やはり独占してバター焼きにして食った。

5月4日(土/祝)広田邸BBQライヴパーティ  ーーーーーーーーー

この黄金週間最大にして最高のイベント、広田邸のBBQライヴである。
ここは「県立壁高校軽音楽部OB」を中心とした仲間であり、みないちをう現役のアマチュア・ミュージシャン。そのコミュニティに、いろいろな縁でしーシュが加えてもらって早や3〜4年。年を取ってから地元にこんな仲間ができた事が、何より嬉しいしーシュなのだ。

暑いくらいの陽気の中、ピザ窯に火を入れ、炭火を熾し、ワインだのビールだの飲みながら『大人の昼食会』。しーなさんに買い出しをお願いしたかつをのサクを、炭火で炙って「たたき」に。みな年寄りなので、焼肉やらよりはこのテの食事の方が喜ばれる。

ここでライヴ、としてしーシュが軽く演奏する場を作ってくれるのは、ひとえに広田邸主のヒロタさんの思い計りである。感謝を持って演奏し、歌いたかったが、ゆんべ楽しみで眠れず、喉も開かんし指も動かぬ。ちょいと前までは『朝起きてすぐライヴできる』とまで云はれてゐた私だが、残念ながらさうも行かなくなってゐるらしい。

いつも暗くなるまで飲んで食って、なのだが、今回は常識的に夕方には散会。それぞれの家に帰ってゆく仲間たちを見ながら、私が近々死んだら『この人たちのおかげで良き晩年が過ごせた』と史実に残したい、と思ふ。

5月5日(日/祝)ぱんぱかフェスティヴァル2024  ーーーーーーーーー

毎年5月の恒例イベント。欧風居酒屋ブラッスリィ・ヴァンダンジュを舞台に、ぱんぱかトリオによる「ぱんぱかフェスティバル」も9回目。去年は欺瞞のサミットに対抗すべく、ぱんぱかサミット2023と銘打ったな(笑)。G7といふ七拍子の曲を即興で演ったりした。

今年はまぁフツーに。
カワの字としーなさん、ともにやや体調不良の様子。まぁ毎日こんな寒暖差のある気候だから、誰でも調子悪くもならぁな、といふかんぢではある。私は原因不明の微熱以外は元気。昨日だいぶ飲んでやや心配だったが、喉も問題なしだった。

いつものカワの字のファン層からすれば、けふはだいぶおとなしいお客さんたちだったかな?。それでもまぁ無理矢理にでも攻めてって盛り上げるカワちゃんはさすが。まぁその分かなり荒いパフォームだったが、まぁえぇかんぢだったらう。私はいつものやうにゔぃを子を使った。

楽師として近年稀に充実してゐた黄金週間も、これで終わりだ。
幸い明日は振替の祝日のやうなので、ゆっくりして疲れを取ろうと思ふ。