週変わりのシュウ

春よ  春よ

3月27日(木)津山Talumache arrow/w ブラウニーズ

しーシュ初春(この云ひ方が適切かどーかは不明)ツアー始まる。

さらなるハイテク機能「カーナヴィ」を追加した我がツアー車ぐっちで走る初春の吉備路は美しい。ちらほら桜もほころび始め、これはまた旅先で開花宣言だな、とか思ひながら・・・。

素朴なフォーク酒場であった「たる」から、オサレなライヴバァ「Talimache arrow」に転身してから二度目の津山。歌の石田あかりちゃん、パーカッションの石原ジーコ氏など、再会を喜びあえる友人も増え、また相変わらずのホスピタリティでもてなしてくれる美土路マスターご夫妻に、心和む。

今回はそのあかりちゃんとジーコ氏にギターの香山拓士氏を加えたトリオ「ブラウニーズ」が対バンを引き受けてくれ、会場を温めてくれた。

個人的には初日ゆえにまだ喉が開かれておらず、少々お聞き苦しい点もあったに違いないが、のっけからよぅ盛り上がる良いライヴで、オリジナルもカヴァーもなかなかの出来。Talumache名物のダブルアンコールもいただき、我らも満足のライヴであった。

上述のやうに友人知人も増えた津山。終演後は彼らとともに酒を交わし、楽しく語る。またその光景を静かに眺めて微笑む美土路夫妻の暖かさに包まれ、また津山が好きになるしーシュであった。

ありがとう。

3月28日(金)大阪 なんばパーカホリック/w 泉尚也

津山から大阪へ。

車で大阪に行くのは初めてではないのだが、毎回 切に思ふのは「心斎橋とか難波のほうに車で入りたくない」てぇこと。道は複雑だし、大阪ナンバーの車怖いし、駐車料金は高いし、酒も飲めぬし・・・。

でリサーチしてゐたら、奈良の友人が「ウチに停めて行けばアクセスも良いぞ」と云ってくれたので、甘える事に。ので、津山からまづは奈良を目指す。高速道路はまぁどこを走っても同じかんぢで、新兵器カーナヴィのおかげもあって、随分スムースに奈良は西大寺に着。

迎えてくれた友人と一緒に、電車で大阪入り。確かに時間はかかるが、電車に乗ってれば着くわけで、よく云ふ「関西の人はフットワークが軽い」といふのはこの交通網の充実、てのがおぉいにあるよな、と・・・。

さて、パーカホリックでは「関西のアニキ」泉尚也さんがお出迎え。ワシは昨年夏の一人旅でご一緒してゐるが、しーシュと絡んで頂くのは久しぶりだ。相変わらずの朴訥としたお人柄にもナゴみ、良いかんぢになりさうである。

関西在住のしーシュのファンが揃ってくれた、といふかんぢの客席。泉さん関連のお客さんには、やはりベーシストが多いやうで、自然とプレイにも熱が入る。けふはツインベースも演ったが「バトル」的なことは一切やらなんだ。ワシが思ふ「良いツインベース」はかういふのを云ふのだ。同じフレットレス弾き、と云へどもアプローチの全く違うふたりのベース弾きを、しかと見て頂けたなら嬉しや。

けふはさういふ客層だった事もあり、地元 薬研堀夜市ではビミョ〜な反応だったインスト「アルボス」にも好反応多し。ふ〜〜む、ところ変わればウケも変わるのだねぇ。

けふも良きライヴであった。CDもよく売れる。

泉さん、ありがとうございました。

3月29日(土)奈良 大和高田 Jam stock/ワンマン

ゆんべは終電前に西大寺に帰り、友人宅で呑み、そのまま泊めてもらった。

一般人のお宅に泊めて頂いたときは朝食でお返しす・・・・、といふ規律がある訳ではないが、ワシらは大体さうする。けふもワシがきのこのパスタを、しーなさんが卵とトーストのサラダを拵えて、一宿一飯の恩を返す。

けふは同じ奈良でのライヴなので、飯の後もしばらくのんびりさせてもらふ。本当にありがとう。

さてけふは大和高田。前回は「妹分」清水明日香の導きで訪れて以来、づっと再訪を願ってゐたが、なんやかんやで都合が合わず、ぢつに3年ぶりの来訪となる。マスターみっちゃんこと水原みつよし氏にも「待ってたよ〜」と迎えてもらへ、もぅあれが3年も前か、と思ふ。あれ、オープンしてすぐの事だったやうだね。

あの頃はみっちゃんの旧友や、JAM(別に経営してゐるバァ)の常連さんを中心とした、『とにかく盛り上がろうぜ!』みたいなノリだったが、ライヴスポットとして定着した今、音楽をしっかり楽しみたい人も増え、けふのしーシュは、まるで広島で演ってるかのやうな、重厚なライヴとなった。

みっちゃんから受けた昭和歌謡のリクエストにも万全を持って答え、これもまたよぅウケて楽しかった。みっちゃんの息子らはしーシュの曲を歌うらしく(笑)、それもまた楽しや。

けふも良きライヴだった。

打ち上げはそのまま店で。えらい美味い鍋を出してくれて、犬のやうに喰らうワシ。なんかとても美味いそば焼酎があり、これをやってゐたところ気が付いたらだいぶ酔っ払ってゐて、「あ マズい」と思ったのだが、みんな同じやうに眠くなって来た頃だったらしく、無事 お開きに。

やっぱいぃなぁ、大和高田。人もハコも最高だ。

3月30日(日)京都 Room 335/w ザンネンズ、オイワ&Michiyo

Jam stockのあとはいつも店の二階に泊めてもらふ。そして、毎回桜の時期に来る、といふ事もあり、翌日はみっちゃん家族と友人のDAN氏らとともに、「花見」に招かれることが多い。

けふも良く晴れて、桜も一気に咲き始めた様子。今年も「行きましょうや」と云ってもらへ、ご相伴に預かることに。店の近所、見事な桜並木の公園でシートを広げ、寿司やら唐揚げやらのご馳走をいただく。ハイ・コレステローラーなワシではあるが、ここは無粋はやめてシッカリと喰ふ。

みっちゃん、DANさん、その息子らと奥さんに、心からありがとう。また帰って来たいな。

ワシらはちょいとお先に失礼して、京都を目指す。これでワシらは、大阪〜奈良〜京都、といふ『修学旅行黄金ルート』をツアーで回る、と云ふことになるのだね。

京都へ向けてひた走り、まづは今宵の宿主「コーちゃん」こと中村航一さんちを訪ねる。けふの会場はコーちゃんちから歩いて行ける距離なので、車を置かせてもらひ、機材担いで歩いてRoom 335へ。

いつもだぃたぃ楽しく演れる京都。けふの対バンはザンネンズオイワ&Michiyo、と、もぅオイワカモリコネクションそのもの、の布陣。思へばこの人たちと、コーちゃん夫妻と繋がれたことで、京都がぐっと身近になったのだ。感謝の宴。

お客さんも満員で、Room335はスシづめ状態。空席なく埋まった会場でお聞き苦しい点がなかったんであらば幸い。ベースがデカすぎてしーなさんはたいそう演り辛かったさうだが(スマン)、ライヴ自体はここもえぇかんぢにできたと思ふ。

対バンもやはり素晴らしい。オイワ&Michiyoは初見だったが、ふたりの付き合いはもぅ40年になるのださう。息の合った演奏とMichiyoさんの無理なく澄んだ歌声は、すぎた時間の豊かさを伺わせる。

そしてザンネンズの相変わらずのハジけっぷりも最高。なんでも彼らついにCDを出したやうで、「これ持ってまた広島においで」と誘っておく。しーシュのファンにも、彼らの再来を待ち望む声は高いのだ。

初春ツアーの千秋楽にふさわしい、ぢつに良いライヴだった。

コーちゃんも見に来てくれてをり、帰りは一緒に歩いて帰る。ワインや軽いつまみも買って行き、遅い時間からではあったが、これまた心づくしの打ち上げを。

ワシは連日ライヴと長距離運転の連続でさすがに疲弊したか、途中から寝落ち。風呂をもらっても、その中で寝てしまふ、といふ体たらく。ぐぬ〜「牛黄清心元」でも服用せなアカンかな?。