週変わりのシュウ

傷口に塩を擦りこむやうに

日々はすすむ

1月19日(日)

「1月が長い」といふかんぢがす。
元来「1月は去ぬる(いぬる)」と云ふくらいアっと云ふ間に過ぎゆくもの、との認識だが、ワシはいつも長く感じて、今年はとみに長いやうな感覚。まだ1月か、といふ気がしてならん。
まぁ、去年もそのやうに思って、いつの間にか年末だった、みたいなかんぢなので、今年もまぁまたそんなかんぢなのだらう。色んなことにちゃんと本気で取り組んでいかねばならぬ。

手始めに、久しぶりの「スパニッシュ・オムレツ」を作った。

1月20日(月)

どーやら本格的にイってるらしい肋骨。
日中、何かしてる時はさほど気にならんのだが、寝るために横になるとヅクヅクと痛む。折れてるらしい左側を下にしたら勿論だが、右側を下にしても左腕の重みがアバラに響き、あまつさえ仰向けに寝ても痛い。ぬ〜〜〜〜、なかなか厄介である。

バイトの時は、腰痛用ベルトの幅の広いヤツを胸にキツく巻いて対処してゐる。実際、病院に行って貰えるのも、同じやうなベルトなので、まぁ良からう。キツく締め付けてゐると少しは楽。

だが横になると痛むので、眠りを妨げられるのが難っちゃ難だ。ここ数日は痛み止めと導眠剤をダブルで服用してゐるので、どんどん起きる時間が遅くなって来てゐる。

1月21日(火)

けふは忙しい。

バイトは入ってなかったのだが、店に届け出ねばならぬモノがあり、そのために「出勤」。日頃一緒に働いてゐる人たちの間に、働かぬ身として入ってゆくのも、なんか変なかんぢ。その帰り道に各種の買い物。

夕方からレッスン。生徒の中にこの頃ミョ〜に「プログレづいて」来た人がをり、レッスンの材料としては楽しいのだが、その分選曲とコピーに時間と手間がかかるので、なかなか気が抜けない。

その後しーシュのリハ。明日の営業の内容を見据えたリハ。明日は会場がフツーの飲み屋さんで、しかも繁華街のど真ん中。車で会場入りする事など色々と鑑みた結果、電子ピヤノの搬入は諦め、小さめのキィボードで対応することに。

けふはその後、久しぶりにJUGEMUで、モンゴル松尾石井聡至のセッション「いきなりステージ」に参加。こは2月に予定のソルティ・ベアーズ(この両名にワシと歌の熊本かをりチャンを加えたクァルテット)のライヴを見据えてのリハも兼ねて・・。

とは云へ、かをりチャンは仕事の関係で1時を過ぎねば来れず、それまではひたすらジャム・セッションの嵐。ワシもかういふ場でしか演らぬやうな事をいっぱい演って、まぁ演奏を楽しむ。で、やはり1時だいぶ過ぎて現れたかをりチャンを交えて、リハも兼ねたセッションを。

全部終わったのが3時。そっから帰宅し、風呂に入って、寝たのは4時過ぎてからだった。まぁ、ここんところ夜型の暮らしなので、まぁ特に眠くもなく・・・。

1月22日(水)しーシュ営業:居酒屋「まなご亭」

ここ数年、12月半ばに「クリスマス・コンサート」としてレギュラーで営業を頂いてゐる広島逓信病院。その全ては、整形外科部長であり、ジャズ仲間でもある進藤明先生に負うものであるが、けふもその一環として、医師&看護師の新年会のゲストに、しーシュでの演奏機会をいただいた。

先述したやうに、会場の「まなご亭」は広島随一の歓楽街「流川」に面してをり、普通の居酒屋であるまなご亭に、機材をどのやうに運び入れるか、が重要なテーマだったが、運良く真隣の駐車場に空きがあったので、そこに。

しーシュで営業を受ける際の「最小の」機材で、どれだけの事が演れるか、も今回のテーマ。「営業」とは云へ、いちをう「スペシァル・ゲスト」といふことで、ちゃんとライヴのていで・・・。オリジナルは最小限に控え、幅広い世代に沿った様々なジャンルのカヴァーを取り入れ、約1時間のステージを構成。ここの医師&看護師の方々は、もぅ何度かしーシュを見てくれてゐる人も多く、ユルくナゴやかに進める事もでき、思った以上に我らも楽しんで演れたライヴとなった。
お誘いいただいただけの事は出来たのではないか?と思ふ。

まなご亭の大将や従業員の方々も、思ひのほか喜んでくれたのが嬉しかったなぁ。そんなかんぢの店でもないのに『壁にサインをして行ってください』と云はれ、いいんですか?、みたいな・・・(笑)。

1月23日(木)

「いきなりステージ」での深夜ギグ→機材全持ち込みでのしーシュ営業、の2連荘でだいぶ疲労蓄積、してゐるところにバイトだ。バスで移動しながらわりと朝からクタクタの自分を感ずる。
ぬぅ・・・かつてはタフと謳われたワシだが、流石に54にもなると・・・。

幸い、けふはあんまり忙しくもなく、またその後のレッスンも立て込んでなかったので・・・・。だが、ここ数日の弾き方が悪かったのかどーなのか、左手中指の爪がおかしげなことになってゐて、指先から血が出てヅクヅクと痛い。アバラは相変わらず痛むし、腰もまだ万全ではなく、ぬぅ、やはり我はKing of pain=痛みの王、か?と。