週変わりのシュウ

写真と演目で語る関西ツアー2020(とその後)

1月24日(金)大阪 心斎橋:大きな輪/w すのう

苔の記憶/亀の庭/サンダル履いて/日々是如何に/いらっさい/灼熱ランドリィ/ぎやまん/砂に泣き/Dance /素晴らしき世界(セッション)

1月25日(土)京都 伏見:オレンジハウス/w オイワカモリ、柴田博美

月の裏の約束/みみづく時計/日々是如何に/サイドカーに犬を乗せて/びしゃもん台/灼熱ランドリィ/わたしはモナカ/砂に泣き/Dance/ぎやまん(アンコール)/オーヴァージョイド(セッション)

1月26日(日)居酒屋椎修 中村家編

京都ではいつも宿泊先としてお世話になってゐる中村コーイチ&あらいなおこ夫妻に感謝の気持ちを込め、「居酒屋椎修」の出張編とも云ふべく手料理でお返しす。
お返しできるものかどーか心許ないなれど。

1月27日(月)京都 丸太町スローハンド/w ザンネンズ

オイデナサイヤ/クロヴォ・ホロ/ジェラシィ/夢見るアンコウ/夜桜お七/恐竜の街/灼熱ランドリィ/くちなわは語った/Dance/ぎやまん(アンコール)/ことぼぎの唄(セッション)

1月28日(火)Queen&アダム・ランバート京セラドーム

人生で初めて「自分で音楽が作れたら」「バンドが出来たら」「こんな事が演れたら」と思はせてくれた人たちのコンサートを、人生で初めて見に行く。

うち二人はすでに不在なれど、「あの」音楽を作ったクゥイーンといふ比類なきバンドの、ドーム・コンサート。実物は米粒ほどにしか見えぬども、生のブライアン・メイとロジャー・テイラー。ロジャーの高音は既に衰えども、サポートメンバーの働きは確かなれど、思ひ出と感慨を持って迎えた数万人の日本のファンたちと、思ひを一つにしたコンサートだった。

ヴォーカルのアダム・ランバートなる人物は多分に物議を醸し出すだらうが、歌は上手い。そしてフレディへの愛がちゃんとある好人物と見受けた。

1月29日(水)

帰る。

ゆんべからなにやら体調が優れず、宿に帰ってから吐いたりもした。
思へばコンサートの途中、フと我に返った時に軽いめまいを感じたりしたな。ドームに酔った、のだらうか?。
アバラの痛みもなかなか引かず、新幹線の中ではほとんど寝てゐた。

このアバラの痛みはいつか消えるのだらうかね?。もぅ2週間になるが・・・。

1月30日(木)

眠りも浅く、アバラ痛く、疲れが取れた気もせず、働ける気もせぬのだが、バイトが入ってゐたので、行く。コルセットを胸部にキツく巻いて働く。息は苦しいのだが、まぁしょうがないね。

幸い、それほど「激忙!」ではない壱日だったので。

その後、レッスン。
2月に頼まれてゐる仕事が、なんやえらいこと大変さうで焦る。45曲分の歌詞カードが送られて来たのだ。これ全部演るのか?。
電話してみるに、えらい気軽さうに「できるできる」と云ふ。いや出来んだらうフツー・・・。50曲ライヴでは5時間かかったのだぞ。

まァ、やれるだけの事はやりますが・・・、あとは知らんぞ。

1月31日(金)

1月が終わる。

なにひとつ始まってないうちに「始まり」が進んだ、といふかんぢ。
出張レッスンがなくなり、バイトのシフトが増え、まとめて金が出て行く事象がいくつか重なり、友が去り、ベースの弦が切れて買えぬままだ。

こないだ旅先の友人宅で今年のグラミー賞の中継を見たのだが、「今売れてゐる」らしい音楽家たちの、どれにも見覚えもなく、曲も知らず、またどれも同じにしか聴こえなんだ。演出ばかり凝ったものになり、これがグラミー?と思ふやうなものばかり。

金かけてんねェ、といふ感想しか持てぬ。

金は欲しい。
いま5000万ほどあれば、残りの人生何もせずに乗り切る自信はある。
一億も二億も要らん。5000万で良い。たれか くれ。