週変わりのシュウ
5月16日〜22日
クレクレタコラの謎
5月16日(土)
雨。
いよいよ明日が配信ライヴ、といふことで最後の追い込み。そは演奏と歌だけではなく、ネット世界への対応その他諸々もね。「最後のお知らせ動画」を撮って配信したり・・。
かういふのって、しーなさんもワシも、あまり見ぬ、とは云ふても1960〜70年代の「テレビ時代」を過ごして来た過程で、「見る情報」のあり方を後天的に身に付けてゐるんぢゃないか、と思ふ。スムースに運ぶ。
まぁさういふあれこれも含めて、楽しい。明日の配信が上手く行くことを祈るのみ。
5月17日(日)しーなとシュウ薬研堀夜市19回:配信版ライヴ
壱ヵ月プロジェクト・・・、かな?。
長い時間をかけて、それぞれのソロの配信や、ぱんぱかトリオでの配信を経て、いよいよ自分たちの音楽を、配信に託すその日が来た。
昼配信なので、朝のうちには会場のJIVEに入り、準備開始。PAのハラダくんはもぅスタンバイに入ってくれてゐる。音響の腕も確かであるが、ぢつは映像にも興味があり、良い機会に色々勉強してゐる、のだとか。頼もしい。けふはよろしくね、みたいな・・・。
ライヴとはまた違った、ミョ〜〜〜な緊張をやり過ごし、いよいよ午後3時、配信がスタート。
我らは今回のこれを、完全に「公開スタヂヲライヴ」と位置づけ、そのやうにした。すなはち、「素人のやうな言動はしない」「通常のライヴと同じやうに演る」「時折チャットを見て反応する」「過剰なカメラアピールはしない」といふこと。
通常ワンマンでもあまりやらぬ衣装替えなどもやり、これは結果的に大変良い効果を生み出したと思ふ。演奏も歌も、日頃よりよりシビアに集中でき、またさういふ曲を選んで構成した成果もあり、たいへんしーシュらしいライヴが、そのまま全世界に配信された。わりとどこに出しても恥ずかしくない、ベストな出来のライヴ配信だったと思ふ。
ひとえにハラダくん、小田原さん、ジャイヴスタッフ二人の協力あっての物種。素人の生知識では演れない事ができたのは、この二人に負うところがほとんどだ。本当にありがとうございました。
いつもクールなハラダ君が、終演後 珍しく興奮してゐたのが嬉しかった(笑)。
そして全世界(かどーかは分からぬが)で、あの配信を見てくれた人達に、宇宙よりも大きな感謝を。とてもとても満足のいくライヴがお届けできたことに、心からの感謝と愛を送りたいと思ひます。
この日のすべてに、ありがとう。
5月18日(月)
小雨。
久しぶりのバイト。
それはえぇんだが、ぢつは昨日、本番1時間前くらいになって突然「突発性難聴」といふものが始まってしまい、ぢつはライヴ中、右の耳は全く聴こえてなかったのだ。難聴は初めてではないのだが、治療はなるべく早い方が良い、と聞いたので、バイト帰りに耳鼻咽喉科へ。
近代医学をもってしても、まだこの「難聴」と「めまい」のメカニズムは解明できておらぬらしく、そもそも『聴力検査』てのが、いまだに『聞こえたらボタンを押す』といふアナログなところにある、といふのが・・・。
な訳で、今回も原因などは特定できず、しばらく通院、との流れに。ハー、やれやれ。
知人に紹介されて行った病院だが、受付、看護師、医師、技師、すべてがかんぢの良い病院で、まぁこれならしばらく通ってみるか、と・・。
5月19日(火)
晴れ。
珍しく連勤でバイト。流石に二日続けてやると ミスは格段に減る。日頃ミスが多くて、いつクビになるかビクビクしてゐるのだが、やっぱマメに入らにゃだめなんだな、と。
けふは用事はこれだけなので、まぁ難聴も耳鳴りもまだあるので、大人しく帰る。とても良いタラの切り身があったので買って帰った。
5月20日(水)
晴れ。
しーシュのリハ。こないだの配信ライヴの反省や感想、今後の展望なども語り合いながら、けふも真面目に2時間音出し。真面目なバンドだ。
あぁいふ形のライヴを演ると、通常のライヴで鍛えられるものとまた別の感覚が研ぎ澄まされる気がする。そしてやはり、あぁいふライヴで要求される実力、といふのはその部分なのだらう。
完成度の高い楽曲と演奏技術をもってして臨むあの形式は、たしかにしーシュのやうなバンドには向いてゐる、と思ふ。あぁいふ場でボロが出ぬやうにする事が、我々の地力、となるのだ。双方をうまく使って、今後も磨きをかけていきたい。
その後、難聴の通院。再検査を受けるが、なんとこないだより悪い数値が・・。『今リハを演ってきたばかりなので・・』といふと、先生も『ん〜〜さうかもしれんですねぇ』と・・。よぅはよぅわからん病気なのだ。
この病院は看護師さんの注射の技術が素晴らしく、ぢっと見てゐても針が入った瞬間が感知できぬ、といふ・・。
5月21日(木)
くもり。
昨日のリハではヴァイオリンベースの「ゔぃを子」を使った。配信番組「チョイ出し椎修」の2回目放送でも使ったのだが、やはり悪くない。・・が、過去に何度もさう思ひ、ライヴの本番に連れ出してヒドい目に遭ったことも多数、なので、慎重に。
しかしヤヴァいことに、このところニュー・ウェポン、といふかオールド的なベースへの購買欲求がフッフッと高まりつつある。
ギブソンEB(のコピーモデル)か、フェンダーOPB(のコピーモデル)か、ビザール系、フルアコやセミアコ、カネがあるなら全部欲しいところなのだが、今はこれかな?といふのが、ダン・エレクトロのロングホーン。
ダサいぢゃろ?。
クリーム時代のジャック・ブルースが使ってゐた写真もあり、最近ではイエメン・ブルースのシャニル・ブルーメンクランツが愛用してゐることもあり、そして以前から気にはなってゐたので、かなりクラクラしてゐる。
かういふ楽器でしーシュの音楽をやるとどんなかんぢか?、の前にまづワシがこれ持って似合うかどーか、てのもやや問題ではある。ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
5月22日(金)
晴れ。
3回目の通院。けふは朝から目まいが酷く、それを相談するとまた再検査。金曜日といふ事もあってか日頃より患者さんも多く、づいぶん長く待つ事になった。
難聴はやや改善の兆しあり。目まいについては『良性発作性頭位目まい症」といふものらしく、害がないっちゃ害のないものださう。だが苦しい。鎮暈剤を出してもらったはいいが、治療費が高くて薬を買えずに退散する始末。やれやれ。
レッスンもテンションが上がらず、生徒さんに申し訳ない。
帰宅して気だるく寝込んでゐたら、本棚ンとこに立てかけてある「カラス」から突然『ビィンッ!!』て音が聞こえ、見るとブリッヂが壊れてゐる。
ハァ!!??なんぢゃそりゃあぁ!。
去年の2月に同じ壊れ方をしたんだが、あれは弦を交換してゐる最中のミスでだった。こんな、触ってもないのに壊れるのか?。
新しい楽器を買おうか、などと考へたからだらうか・・・?。