週変わりのシュウ

ワークータから帰る

8月22日(土)ーーーーーーーーー

晴れ。昨日はすごい夕立だった。

けふはかねてより中断してゐた、ソロ作品のレコーディングの再開。相方(しーなさん)がワシより遅れて始動し、もぅ既にジャケまで完成しつつある事を思へば、己の怠惰さ、といふか飽きっぽさに心底うんざりす。
なんや「ベース弾き語り」といふものに焦点を当てて録ってみたくなって始めたのだが、そんなモノに拘ってゐるのが阿呆らしくなり、もっと「とりとめのない作品」に仕上げたくなってきたのだ。
まぁ、けふからその仕切り直し、みたいな・・・。

特に納得いかんかったものはキッパリとゼロに戻し、最初っから録り直す。歌も録り、打楽器も入れ、思ひついた新しい案も追加して録る。もぅちょいと案があるので、それも録ってみやうかな?。

音響技師でもあり、このセイントルイズスタヂヲの長であるところの旧友カズイ。彼もこのコロナ禍のアオリを受けた一人だ。「こっから先、ど〜しやうかねぇ?」とか、あまり明るくない話を、割と親身に話し合い、旧交を温めあった。

8月23日(日)ーーーーーーーーー

晴れ。休み。

演歌歌手の石川さゆりさんが、自身のYouTubeサイトで自宅からライヴを配信してゐるチャンネルを発見す。カラオケではなく、ちゃんと自分のバンドメンバーを遠隔でフィーチャーしながらの「ライヴ」。

見れば一回めの配信は5月・・・。「Stay home 」が謳われ、ミュージシャン達が配信に活路を見出そうとし始めた頃だ。
彼女ほどの大御所が、この時期 守りに入らずこのやうな試みをやってゐた、といふ事に感動を隠せない。まぁ歌唱の見事さは今さら云ふまでもない事で、云ふなればプロ中のプロを擁したバンドの演奏も含め、これがぢつに素晴らしい。

いや〜、参りました。
思へば我らしーシュも、あの時期まったくクサらずに活動を継続させ続けた自負はある。今にして思へば、もっともっと克明に日記なりの記録をつけておくべきだったな、との思ひはありますね。後学のためにも・・・。

8月24日(月)ーーーーーーーーー

晴れ。見事に暑い。

「ジャズ・ロック」と云ふキィワードで検索をかけると、かなりの確率でイアン・ギラン・バンドがヒットする。イアン・ギランと云へばディープ・パープル第2期、いわゆる「黄金期」を支えた髭面のムサいヴォーカリストだ。ハイウェイ・スターもスモーコン・ザ・ヲーター、もこの人の歌声で知ったのだ。

で、そのイアン・ギラン・バンドだが、音源も持ってゐる。たしかパープルを抜けてすぐぐらいに結成して、またスグくらいに日本にも来て、ライヴアルバムまで残してゐる。ワシが持ってるのはその音源。パープル時代の曲も演ってゐるが、全然違うアレンジに正直全然馴染めず、あっと云ふ間に聴かなくなってゐた。

だが、そのほかの曲が なるほどジャズロック、と思はしむるもので、今聴けばこれはこれなりに確かに優れたジャズロックである。決定的に違うのはリズム隊で、とにかくタイトに疾走しまくるイアン・ペイス&ロジャー・グロヴァーのビートに比ぶれば、マーク・ナウセーフ&ジョン・グスタフソンのリズムは常にバタバタとアクセントを外して暴れ、これではいわゆる「ロック」のかんぢには程遠くもならぁな、といふかんぢ。相当のテクニシャンではあるが・・・。

以前、友人のジャズ屋がロックバンドを組んでゐて、それが申し訳ないがまっったく面白くなかった事がある。あれもまぁ、さういふ事だったのだらう。う〜む・・・。

8月25日(火)ーーーーーーーーー

晴れ。

今年の始めに(多分)肋骨を折り、それは(多分)治ったのだが、ぢつは今もってその部分に鈍い痛みが残ってゐる。骨折時のやうに、息が吸えんとか動きが鈍る、とかさういふ切迫した痛みではなく、ちょいとした時に「いててt・・」となるかんぢ。これは(多分)いわゆる肋間神経痛、といふやつではなからうか?と踏んでゐる。

シートン動物記「灰色熊の一生」のワーブのやうに硫黄温泉に浸からねばならぬ。

8月26日(水)ーーーーーーーーー

晴れ。久しぶりにバイト。
けふもなかなか忙しく働き、その後はレッスンに流れたのだが、なにやら体調がおかしく、頭がボワっとして耳が遠いかんぢ。そは結局その後も付きまとい、試しにOS-1(経口補水液)を飲んでみると酒のやうにスイスイと胃の腑に消えた。これがスムースに飲める時は既に軽い熱中症である、と云ふ文献を読んだことがあり、けふのかんぢでは中程度の熱中症に罹ってゐたものと思はれる。

熱中症にはけっこうな荒療治が効果的なやうで、聞いた話によると寒いくらいに冷房をかけた部屋で扇風機を回し、とにかく患者を冷やしまくるのださう。

アラブの方では熱中症患者を水風呂に入れ、ミント茶を飲ませながら、なんと一昼夜放置するのださうな。そこまでして身体の芯を冷やさぬと、脳にダメージが残るのださう。なるほどゆで卵はなにをもってしても生卵には戻らぬ、といふことか、と。

8月27日(木)ーーーーーーーーー

晴れ。まいにち晴れ。

昨日の熱中症らしきものの残滓がけっこうあって、朝から絶妙にしんどい。特に楽器弾いてゐる時がツラくて、基礎練習してるだけなのに身体がカッカしてきて頭がぼうっとする。水風呂(昨日の残り)に入ってみるもあまり好転せず。ん〜〜〜。

レッスンに行くもシンドい。もしかしてコロナか?とも思ったが、熱もなく、喉も痛くはない。ただダルく身体がアツいだけ。なんとか二つレッスンをやって帰り、また水シャワー浴び、飯食い、けふは酒はやめておいたが、風呂の中で倒れさうになるほど眠気がピークとなり、23時前には寝る。

8月28日(金)ーーーーーーーーー

晴れ。嫌味なほど晴れ。

夜中に3回ぐらいしょんべんに行き、朝起きたら昨日よりだいぶ楽になってゐる。やはり昨日のはけっこう重篤な熱中症だったのではないか?。けふは用心して過ごす。
日中はレッスンに必要な曲のコピーやら。

夕方、なにやら世間が騒がしい、と思ったらアヴェの辞任のニュゥス。ふぅん・・。持病悪化だと・・・。
夜はレッスン二つ。
ライヴもなく、バイトもあまり入らず、しかし日に2人〜4人づつくらいはレッスンが入ってゐて、からうじてこれがワシの音楽家生命を支えてゐる、といふ気がする。

夜半にまた断水。
ちょいと勘弁して欲しい。音楽家生命より先に生物的生命の確保すら難しいぞ。