週変わりのシュウ

たれも寝てはならぬ

11月7日(日)ーーーーーーーーーー

日曜日がまるまる休みになるのは久しぶりで、特に急ぎの予定はなにもない。映画三昧でもして引き篭ろうかな、とか思ってゐたのだが、ぽかぽかとあまりに良い天気である。流石にもったいない気がしたので、昼過ぎごろ あてもない散歩に出てみた。

ホンマに暖かく、短パンで1時間半ぐらい歩き、適度な運動となった。途中、私を知ってゐる、といふ通りすがりの方に会ったりした。

夕方から一本映画を見て、まぁ「映画を見る」といふ欲求も満たせたので・・・。

11月8日(月)小松さん追悼ライヴ会ーーーーーーーーーー

けふは、昨年末に亡くなられた 芸北オークガーデン施設長にして、我らを芸北のコミュニティに結びつけてくれた恩人、小松義則さんを偲ぶライヴが楽座で執り行われ、しーシュで参加す。

在りし日の小松さんとしーシュ

冒頭、親しかった人たちが作った小松さんの思ひ出ヴィデヲが流れ、それ以降しーなさんはづっと泣きっぱなしであった。

それぞれ思ひを抱えた人たちが代わる代わるステージに上がり、演奏し、歌い、小松さんを偲んだ。私はどうにか涙をこらえ、最後まで役目を全うした。

コロナ騒動の最中に亡くなられ、詳しい事情もわからず、当然通夜にも葬式にも集まれず、線香の一つも上げれてなかったのだが、これでよぅやくお別れが云へた気がする。小松さん、本当にお疲れさま。ありがとう。

さようなら。またね。

11月9日(火)ヤマザキヤマト来広@FUKUMAーーーーーーーーーー

けふは10月に予定されてゐて延期となった、打楽器叩き語りスト ヤマザキヤマトの広島公演に対バンとして。延期となったのはもちろんコロナの第5波のせいだが、今回はうまくその合間を縫って来場制限も特に設けずに決行できた。二日続けてライヴの場に立てるのは嬉しい。

けふの私にはヤマトくんを迎えるのと、もぅひとつ重要なミッションがあり、去年あたりからなんとなく模索してきた『新しいソロ・パフォーマンスの形』をついに発表する、といふ事に使わせていただいた。
そはすなはち『何も決めずに舞台に上がり、思ひつくまま音を出し、詩を紡ぎ、それがいつの間にか曲になる』といふ実験的なもので、うまく行くかどーかは分からん。だが、ライヴで試してみぬ事にはラチがあかん。しばらくソロの予定もないので、ここはひとつ、とフンぎってみた。

結果として、たいへん良かった。此処んところ攻めあぐんでゐたステージ勘みたいなもんが上手く働き、40分のステージに集中し、またお客さんも多いに惹き込めた。ザワついてゐた客席がシーンとなり、その静けさが途切れずに最後まで続いた時には、「やった」と思った。今後は迷わずにこれを推し進めて行こう。

後半はヤマトくんとのセッションも。これも楽しく、けふは久しぶりに「よくできました」の世界だった。は〜、よかった。

11月10日(水)ーーーーーーーーーー

午前中はチョイ訳あって病院へ、血ィ抜いてもらいに・・・。私はチョイと力を入れると血管がはっきり出て、血管注射がたいへん打ちやすいらしいのだが、そは献血や採血にもおおぃに役立つやうだ。スグ済んだ。

昼イチからソルティ・ベアーズのリハ。ライヴが迫ってゐるが、難曲が多いので気が抜けない。でもこの実力派の中で演れる事を、自らのハードルとしてゆかんければ、ね。割と休憩なしのぶっ続け3時間リハ。

ソルティにおいても 半分以上は歌うので、ハラが減る。いつもバイトの後に寄るうどん屋に寄る。顔なじみとなった女将が、やたらと芸能人の話題を振ってくるのだが、話題に出てくる人のことごとくを 全く知らんので 申し訳ない。

夜はレッスンが5コマ。私にしてはよぅ働いた1日ではあった。

11月11日(木)ーーーーーーーーーー

バイト。こないだみたいに忙しかったら・・・・、とか思ってゐたが、こないだぐらい忙しかった。昼の数時間で わりとヘトヘトになる。だが私の勤務時間はまだ短い方で、これを一日じゅうやる人もゐるのだ。ぬ〜〜〜。

バイト後、レッスンが始まるまでの間に、おそい昼飯(けふはトンカツ)、軽い筋トレ、自分のためのヴォイトレ、ギターの練習、をこなす。して、ぴっちり4コマレッスンして、晩酌のツマミを買って帰る。

んで、合間にこないだみたいに平日のライヴが入る。悪くない日々である。

11月12日(金)ーーーーーーーーーー

久しぶりに大型ごみを捨てに、処分場まで車を走らせる。今回破棄するは寝具(マット)、サーキュレーター、椅子、ヒーター、スピーカー、電気スタンド、プリンター、ファクス、など。これらを車に積み込んでゐる時、腰が軽く「ピキ」と云ひ、痛い。

けふはレッスンもなく、整形外科の進藤先生に食事に誘われてゐるだけなので、その前にヴォイトレでもしておこう。腰の痛みを取るべく、スタヂヲまで歩いてゆく。腰痛にはこれが一番。進藤先生もそのやうに云ふ。動ける範囲で動けば治りも早い。

コロナまでは恒例であった、逓信病院でのクリスマスコンサートが、去年に引き続き今年も開催できさうにない、事での残念会、としての食事会。来年こそは!と誓いながら、楽しい食事会(飲み会)となった。

夜の街には人が戻ってきてゐるやうで、賑わいがなかなか良い。だが、その後寄ったバァのマスターによれば、来て欲しいタイプのお客さんは、早い時間帯で帰ってしまふ、とのこと。それ以降はコドモらによる狼藉がひどいらしく、此処んところ毎晩パトカーが来てるんだって。やれやれ・・。

我らもそんなコドモらが現れる前に、退散。

11月13日(土)ーーーーーーーーーー

ゆんべ最後に寄ったバァでいただいた「アブサン」が効いたやうで、久々に朝が起きれん。ぬ〜〜〜〜・・。けふは朝レッスンなので起きねば・・・。

ウチのご近所で、ご夫婦でユニットを組んでをられるお宅にお邪魔して、1時間ほどレッスン。『シュウさん て今ほんまにレストランで働いてるの?』と云はれる(笑)。この訪問レッスンて悪くなくて、私は 場所さえあればどこにでも行くよ、といふ主義でゐる。もっと増えてくれたらいいな。

その後はしーシュの「創作デイ」とす。まづ、リハを軽くやり、チョイ出し〜のネタを撮影す。演奏とトークを撮り、ある程度まとめたところで、本格的なリハ。新曲や特集のネタなどを2時間程度。その後は先ほど撮った映像を、それぞれのパートに分けて編集。今はトーク部分を私、演奏部分をしーなさんが担当してをり、それぞれヘッドフォンをかぶってしばし没頭。出来上がった二つをまとめて一本のVに仕上げ、最終的な編集は、明日私が一人でやる。

我らながら、よぅ頑張るデュオである。