週変わりのシュウ

黄昏が街に降りる頃

5月20日(土)ーーーーーーーーーーーーーーー

サミット休みを有効に使うべく、しーシュみっちりリハ。
週末の「薬研堀夜市」へ向けてカホンのてっちゃんを入れた編成でもしっかりリハ。

グルーヴを噛み合わせる、といふ事さえできれば、ベースラインだけ弾いてれば良いとは あぁ、なんて楽なのだ。思へば30代頃『オルカ団』を結成した時「あぁ、これで俺は『個性的なベースを弾く』といふ軛から解放される!」と思ったあの感覚。

5月21日(日)ーーーーーーーーーーーーーーー

引き続きしーシュみっちりリハ。てっちゃんリハも続いてみっちり。

途中、てっちゃんの弟子でもあるティーンエイジャーH子(音響技師修行中/カワイイ)もやって来て、リハ後はみんなで決起集会の名目で飲みにゆく。てっちゃん「明日も仕事なので」とか言ってた割にはものすごいペースで焼酎をガバガバやってた。大丈夫かよ。

市内中心部は要人移動(サミットの)道路封鎖だなんだので大変だったやうだが、郊外の私んチ辺りは静かなもん。明日でよーやくこの茶番も終わる。

5月22日(月)ーーーーーーーーーーーーーーー

終わってみればなんだった?といふサミット。
コロナ騒動から始まり、その中で強行された東京五輪、市民に不便を強いる売名サミット、とここ数年にわたって国家の茶番に付き合わされた感ありありで、ホンマにつまらん政府だと声高らかに称えたい。

最近注目の若手ジャズウーマン、石川紅奈さんのデヴ〜作を聴く。ウッドベースの弾き語りスト。ライヴではだいぶポップス寄りのも演ってゐるが、このCDは完全にジャズの音。しかし定型にハマらない歌声や素朴な選曲にたいへん好感を覚える作品だ。日本のジャズにも、よーやくかういふ人が出て来たな、と云ふ印象。

5月23日(火)ーーーーーーーーーーーーーーー

フレットレス・ベースは素晴らしい楽器だが、いかんせん加齢による指の筋の硬化は否めず、いわゆる「四指独立フォーム」を維持して弾く、といふ事がだんだん難しくなりつつある。今後の自分がどのやうな楽師になってゆくか、のビジョンが必要だ。

私のバーイ、やはり「弾き語り」といふスタイルから離れることはないだらう訳で、さうなれば「より歌いながら弾きやすい楽器」を選んでゆくことになるのだらう。ショート・スケールの5弦ベースにHi-Cのセットを張り、ギターのやうに使う、といふのが、まぁリアルなビジョンなのかな、といふ気はしてゐる。

5月24日(水)ーーーーーーーーーーーーーーー

バイト。気づけば一週間ぶりか・・・。

コロナも明け、サミットも去ったいま、果たしてものすごい忙しさで、なをかつけふはホールに新人さんが多かったらしく、全てが割とてんやわんやの仕事場であった。

そしてこんな日に限って、またレッスンもバイト直後から21時を回るまでびっちし入っており、まぁこんな日でもそこそこ動けるやうにはなって来た自分を、まだまだやれる、と思っておこう。

5月25日(木)ーーーーーーーーーーーーーーー

バイト連勤。
けふは落ち着いた来客。勤務時間内に自分のすべき仕事は全部ヨユーを持って終えれた。

レッスンもけふはひとりだけ。まだ日も高いうちに帰宅できる穏やかさ。タマにこの時間に帰宅するのは悪い感覚ではない。少なくとも「ちゃんと働いて」から家路に着いてゐるのだ、といふ思ひは、ココロに良い。

5月26日(金)薬研堀夜市 第37回:ゲスト小川哲弘ーーーーーーーーーーーーーー

さて、今シーズンからゲストを迎えることになった「夜市」。
その栄えある初回ゲストは てっちゃんこと小川哲弘。てっちゃん、ゆんべから緊張してゐるらしく、まぁまぁ楽に、と宥めながらリハをやり、開演を待つ。

てっちゃんがいっぱい声をかけてくれ、またしーシュにゲストが入る物珍しさもあってか、会場のJIVEは久しぶりに満員。我々のやうな無愛想でドライなバンドであっても、やっぱりこれくらいお客さんが入ると、自然と気持ちがアガる。血気が早らぬやうに気をつけながら演奏を遂行したが、最後らはやっぱり声が枯れたな。チカラが入ってんだらうな。

てっちゃんは流石のコラボだった。まぁ突然仕掛ける即興に対応できないのは経験上しかたあるまい(笑)。それを思ふと先述の「オルカ団」最後のメンバーは、技術的には劣ってゐたが即興への対応は見事だったな、と・・。

会場にはてっちゃんの古いバンド仲間も来ており、これらはほとんど、かつて我らとも鎬を削ったアマチュアバンドのメンバーたちで、懐かしい話に花が咲きまくる。若かったあの日々、バンドをやって成功すること=メヂャーデヴ〜することだった。みなそれを目指して頑張ってゐたのだ。
フツーにR&Bバンドのベーシストだった頃から私を崇拝してくれてゐる、と云ふ人もおり、なんとまぁ、と・・。

みんな楽しさうでよかった。さういふ場がしーシュで作れてゐるなら、こんな素晴らしいことはない。人生も後半になって、斯様な良き仲間たちとコミュニティを組めるのは、人生の宝と言っても良い。みんなありがとうね。