週変わりのシュウ

降っても晴れても

5月27日(土)ーーーーーーーーーーーーーーー

ライヴ明けでほっこり、な1日。
・・が、昨日のライヴでちょいと不穏な事件があり、その対処に朝からバタバタ。ちょーど1年前の「夜市」でもちょいと一悶着あり、あの時も朝から気分の良くないやりとりをしたのだ。あれから1年・・・。懲りてないんだねぇ、といふ諦観と、静かな怒り。

口うるさい老人、と思はれてゐるだらう。「売れてもないクセに」と思はれてゐるだらう。だが、私は、我々は、演者とお客さん、そしてお店が、限りなく平等に幸せになれるライヴをやりたいだけなのだよ。そこに貴賤はないハズなのだ。

5月28日(日)ーーーーーーーーーーーーーーー

我らが隣県の愛すべきハコ MOGLAが移転のために一旦閉店、といふのを見届けるために、ただ客として岡山まで行く。広島〜岡山間はハタで思ふよりは遠く(約160Km)、高速道路を使った移動でも2時間以上かかる。あいにくの曇天だったが、まぁのんびりと車を走らせて・・。

栄えあるモグラのラストステージを飾るは、当然マスターさんちゃんこと福武三二率いる岡山通天閣と、我らとも懇意のだいふくのふた組。会場も満員で、ホンマは後ろの方で見たかったのだが、割と最前列に近いところへ陣取る。みんな演りにくいだらうなぁ(笑)と思ひつつ・・・。

だいふくは本来のトリオ編成にドラムスとギターを加えた特別編成。実力ある演奏と歌でグっと客を惹きつける。出会った頃は「フツーにポップスのカヴァーをやる上手いバンド」だった彼らも、見事なオリジナルやアレンジを聴かせてくれるバンドになった。それを「しーシュのおかげ」と云ってくれる数少ない存在。私も嬉しいよ。

岡山通天閣、はギターのヨシキ(さんちゃんの息子)が冴え渡る。もぅこのギターが聴けるだけで価値がある、と云っても過言ではないバンド。こちらも本体はデュオのところ、ドラムス、ベース、キィボードを加えた特別編成。アルバム収録曲ぜんぶをやる、と云ふ荒技で 正統派のフォークロックを聴かせてくれた。

この通天閣でときおりヘルプのベースを弾き、だいふくのキィパーソンでもある朝井ゆうじは、私の元弟子。私のところに来た時から、何も教える必要はないほどの腕前だったが、今や岡山音楽界で大変な売れっ子であり、本業はサラリーマンなのに、私より遥かに活躍してゐる。彼は次回の「夜市」のゲストとして広島に来てもらうことになってゐる。楽しみだ。

ライヴ後の打ち上げも楽しく、ここに通ううちに馴染みになった人たちとも話し込む。さんちゃんも我らの来訪を喜んでくれ、新店舗でもぜひ、と約束を交わす。

遠いが来てよかった、行ってよかった、岡山はMOGLA最後の夜は賑やかに、そしてやはり少し寂しく、暮れていったのであった。

5月29日(月)ーーーーーーーーーーーーーーー

岡山からの帰り道で、広島は安芸高田高宮町に寄り道し、我らが歌を贈ってその開店を寿いだokada sasaで昼飯を食ふ。嬉しいことにその後の経営も順調らしく、けふも我らが寄った13時半頃も満席で、店主ナオキがワンオペで奮闘中であった。

我らが食べ終わる頃、ちょーどピークが引き、こちらの仲間も来て、いろいろ話す。今年9月に出演が決まってゐるこの地でのイベントや、もぅ1〜2回どっかで演らうとしてゐるライヴへの展望、なんぞ・・。嬉しいですね。

けふはこの後、リハが入る予定になってゐたのだが、先方の勘違いで流れ、オフとなった。

5月30日(火)ーーーーーーーーーーーーーーー

こないだ、リバーヴの実験ついでに作った「Fall(降る)」といふ曲を、ヴィデヲクリップ作って 久しぶりに自身のYouTubeに挙げたのだが、想像通りほとんど反応がなく・・・。

まぁ、ここに揚げておこう。Fall(降る)ビデヲ。音楽はさておき、写真がなかなかエェと思ふが・・。

5月31日(水)ーーーーーーーーーーーーーーー

広島も梅雨入りしたんださうな。この時期、洗濯物が厄介。クサい老人にならぬためには、衣服のにほひに細心の注意が必要なり。ランドリィに足繁く通うことになるが、まぁ仕方ないやね。

雨の中、バスでバイトへ。
この頃、広島市内でセクシーな紫色のスーツをビシっと身につけた女性を複数見かけるやうになって喜んでゐたのだが、これがどーやら高級宝石店の制服らしい、とわかった。わかったが、どうしやうもない。ダイヤを専門に扱ってゐる店なんださうで、ますます縁がない。

けふはバイト後、賄いを食し、そのままレッスンへなだれ込み、21時まで。しんどいがこのシフトにもだいぶ慣れてきた。・・が、この時間帯の帰りのバスの本数が少なくて、そこだけが、ちょいと・・。あと、ウチの近所ではもぅ飲み屋もほとんど開いてなくて、それも、チョイと・・・。