週変わりのシュウ

自転車は駅に置いてきた

12月5日(火)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

旅帰りレッスン。

スマホにして約ひと月。色々とこれはダメでここはイイ、みたいな部分も分かってきた。

キャメラの性能だけは素晴らしく、デヂカメでは撮れなんだ画もカンタンに撮れる。特に私が好んで撮る夜景の精度は、一眼レフを凌ぐとも云へ、昔は長時間露光で撮るしかなかったやうな画が、いとも容易く撮れてしまうのには・・・。

ん〜〜〜〜〜・・・。
SFを越えた世界である。

12月6日(水)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バイト。
長い休み(ツアーとか)の後のバイトは、カンが戻らずにヘマをすることが多かったが、最近はそれも(あまり)なくなった。けふもよく社会に従事。

12月7日(木)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バイト&レッスン。

雨模様で気温も低く、旅の疲れもまだ正直抜けてない、てのもあって、一旦帰宅して車で出勤。ウチの教室が寒いことは何度も書いてゐるが、昼間にここで気儘な練習をしてゐるらしいオーナーは、なぜかいつもデロンギ(オイル)ヒーターを持ち込んでゐる。これは数時間の間に暖が取れるやうな代物ではなく、少なくとも半日以上電気を入れておかねば、暖かさを感じぬやうなものなのだが・・。

その割に電気を恐ろしく食らうので、空気が汚れぬこと以外のメリットはあまりない。もっと良いヒーター付けんかね?。何度も云ふが、もっと良い物件ないかー?。

12月8日(金)  はくしま病院:クリスマス・コンサートーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コロナによる中断期を除いて、もぅ何年も受けさせて頂いてゐる、病院でのロビーコンサート。
ここに我々を紹介してくれた、フリュート奏者にして整形外科医の進藤明先生が、今期いっぱいで勇退されるらしく、一緒に演るのは最後の年になるのかな・・?。

主に入院患者さんに贈るクリスマス・プレゼントのやうなライヴで、年によってウケる時とさうでない時がある。まぁ2年続けて観る、みたいな人がゐてはイカン訳で、今年はえらくノリの良い老婦人の集団がゐて、コンサートそのものがたいへん良いかんぢとなった。

我らとしては、進藤先生が退かれた後も、可能であらばお受けしたい仕事でもある。その旨、院長に伝え、今後も良きお付き合いを、と。

12月9日(土)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

朝、昨日はくしま病院に置いて帰ってきた車を引き取りにゆく。
午前中のこの辺の街並みって、バイトへの出勤時以外で目にすることはなく、新鮮な風景。まぁ土曜日だから休んでる所も多いんだけど、へ〜ここはこんなかんぢの店なのか、とか思ひながら歩くのは楽しい。さういや此処ん処、散歩もあまりしてないな・・・。

昼からはしーシュのリハを。
年末の京都遠征や、今年最後の「夜市」へ向けての構想をバ。さうかうしてゐると、なんやビミョ〜に体調が悪くなって、その後予定されてゐた某集まりの忘年会をキャンセルさせてもらい、早めに帰宅して、温かいものをハラに入れてすぐ寝る。

12月10日(日)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上述の処置が良かったやうで、夜中に何度か暑さと寒さの波状攻撃に目が覚めはしたが、ぐっすり寝て体調は復活。もぅしばらくは倒れておれんのでな・・・。

用事のない日曜日にて、家にゐてのんびり。竹野内 豊主演で作られた、東野圭吾の名作「さまよう刃」の連ドラがネトフリに上がってゐたのを観る壱日とす。小説としての名作が映画(ドラマ)化された時、たいていは原作を越えられず辟易するものだが、今回のは面白かった。

名優揃い、といったキャスティングも見事。國村隼なんぞ、あの「アウトレイジ」でゲスなヤクザの組長を演じたのと同一人物とは思えぬ重厚な人間演技。

12月11日(月)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バイト。
久々に「辞めてやる!」といふ台詞が仕事仲間から出るやうな激務だった。まー雇われの身だから忙しからうがヒマだらうが、貰える給金は同じで、ヒマな時は申し訳ない気分にもなる。しかしこれほどの激務ん時は、なにか「ご褒美」があってもいいんぢゃないか?とか思ってしまうネー。

けふはバイトのみ。
かういふ時は帰りになんかウィンドゥ・ショッピングとか、か本屋で立ち読み、とかして帰りたいのだが、けふほどくたびれたらバスに乗るんが精一杯。

12月12日(火)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前からづっと気になってゐて、しかし情報もほとんどない「RIST」といふユニット。どーやら日本人とドイツ人の女性デュオであるらしい彼らの、「Light」といふ曲がとても好きで、しかしCDはづいぶん前に廃盤となっており、中古市場にも出て来なかったのだが、こたび海女存の中古を発見!!。

¥5000ちょい、といふえらく高値が付いてたので逡巡はあったが、他の曲も聴いてみたいし、情報も得られるやも、と思ひ切って入手した。

したら届いたCDには、ライナー・ノーツもなければ、作品に関してのテキストもほぼナシ。曲名とミックスに関わった人物の名前がちーさく書かれてゐるだけの、無愛想なCDだった。曲は期待通りの素晴らしさだったが、ここまで匿名性を徹底するとは!!。

案外「本業は保母さん」とかだったりもするんだらうな〜。

12月13日(水)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

けふは忙しい。バイトを5時間のち、今週唯一のレッスンが5コマ。

スタヂヲの隣に、しばらく前にオープンした「汁なし担々麺」の店に行ってみた。麺にやや好みが分かれるところであらうが、味はなかなかの実力。飯(小)を付けても¥700といふ値段も良い。また利用したいが、店の営業時間がビミョ〜に私の生活パタンと合わない様子。私は朝食=8:30、昼飯=15:00、晩飯=21:00がデフォルトなので、店のセレクトは難しいのよ。

ぬ〜〜〜〜〜。

12月14日(木)   岡山MOGLA yo-so クリスマス・ライヴーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この10月に移転新装オープンした岡山のライヴハウスMOGLA。

プレオープンの日、たまたま岡山にゐた我々がお祝いの挨拶に行ったところ、もぅすでに我らと仲の良い旅のミュージシャンたちのフライヤがいっぱい貼ってあり、「しーシュ出遅れたね」といふかんぢで、慌てて年内に壱本、ブッキングさせてもらった新店舗。

地下の、いかにも「ライヴハウス然」としてゐた前店と比べ、今度は1階は食事もできるバァ、2階は本格的なライヴホール、といった様相の新MOGLA。我々はあえて1階のカウンター隅のスペースで演らせてもらう事にして、今回はチョイ出しできる軽食(チキン)も付けたライヴとして敢行した。

急な話にてあんまりお客さんは引っ張れなかったのだが、お祝いの気持ちも兼ねた遠征としては、上出来なライヴだった。音が良くてやり易く、割と此処数回のしーシュの目指すところ、が実現できたライヴとなった。

終演後の打ち上げにて、けふの「料理付きライヴ」の定例化をテーマにした新展開の話も出る。色々と厳しい面はあるが実現できるやう、動いてみやう。20周年を迎える老いたデュオ。やれることはやってみるのだ。

オーナーサンちゃん、ママのエリさん、新店主のヨシキ、におめでとう!。新しいMOGLAに拍手とエールを。

12月15日(金)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

岡山から帰る。
隣の県、とは云っても、岡山と広島(の我らの拠点)は意外に遠く、距離で云ふても約150kmある。高速道路でも3時間ちょっとはかかり、まぁ頑張れば日帰りもできん事はないが、したくはない。

けふは帰った足でスタヂヲ入りして、軽いリハの後「チョイ出し」の撮影。
そのあとは、此処ん処すっかり付き合いの深くなった、広島可部高軽音部OB会を中心とした仲間・・・通称「テキーラ同好会」の忘年会に。

忘年会を提唱&企画した最年少のヒナ嬢がインフルのために欠席、といふ気の毒な忘年会となったが、若い娘らしく「リモート乾杯」が提案され、敢行。

男女が同じ人数だけ存在する割に、ひと組の夫婦も恋人もいない、と云ふ変わったグループ。だからこそ楽しめる呑気なチームとして、彼らとかうして付き合える事を、後半生のご褒美のやうに思ってゐる。

考へてみればライヴやイベントの打ち上げでもなく、このメンツがただ飲みに集まった、といふのも初めてで、なごやかに楽しいひと時を過ごした。