週変わりのシュウ

風に色があるとかないとか

9月1日(日)

9月になった。ハァ〜〜〜〜。
とても久しぶりにしーシュのリハ。

今年も新作の発表を目論んでをり、そのレコーディングが今月から始まる。何を録るか、をアレコレ考へながらアレンジしたり練習したり。

2011年以降、ホンマに壱年に1作品づつ音源を出して来てゐる。曲があるうちは続けて行けたらな、とは思ふ。若いバンドの連中と話をすると、彼らはもぅCD作成にさほどの情熱は持ってをらぬ事がわかる。

へーきで『ボクもCDって聴かないスからね』といふ。

まぁしかし、お前も音楽家ならCDぐらい聴けや、買えや、と思ふ。

9月2日(月)

昼は向原へ出張レッスン。

夜はこないだのソルティベアーズのライヴを見た青年が突発レッスンを受けに来た。グルーヴのコツを伝授す。

このグルーヴにつひて『ハシるモタるもグルーヴ』のやうに語る人もゐるが、ワシはそれはちょっと違うのではないか、と思ってゐる。
確かに良いバンドの良いグルーヴにリズムが安定してないケースは多い。がそれはあくまでも「そのバンドがいい」のであって、グルーヴとはそんなに不確定なものではない。

まぁ、かういふレッスンなら何時間でもできるで。
レッスン生、年中募集中。

9月3日(火)

火曜日は、もぅづっと昔から某楽器店の音楽教室に従事してゐるのだが、この会場が最近とみに湿気がひどく、部屋の引越しを余儀なくされつつある。

元は堅牢な建物だったはずなのだが、いつぞやの芸予地震以来、音漏れもひどくなり、空調や水回りにもトラブルが増えてゐる。

まぁ此処だけでなく、個人で借りてゐる市内のスタヂヲも、老朽化といふ点では引けを取らぬ。ワシらが借りれるのは、いつ退去命令が出てもおかしくない古い建物ばかりだ。いづれ此処を出ねばならぬ時、同じ立地にこの家賃で借りれる事になるとは到底思へない。

ぬ〜〜〜〜〜・・・・。

9月4日(水)

テイスト・オブ・ハニー、といふ古いバンドがあって、中級者のレッスンでこれの「今夜はブギウギウギ」といふ曲を使う。
いわゆる『ハネないダンスビート」の練習にぴったりで、まぁ70年代ディスコの中心だったソウル・ビートだ。

年配者の方が多いワシの生徒さんの中には、「あの」時代、ホンマにディスコに日参してゐた、といふ方もおられ、この辺の音楽にはそらぁ詳しい。このテイスト〜もその時代に頭角を現したグループだったが、女性ベーシストが弾きながら歌う、といふスタイルが変わってゐた。

今聴くとホンマにゆったりしたノリで、この時代のディスコが、子供の遊び場ではなく、大人の社交場であった事もうなづける。めかし込んだ男女がこのビートに合わせてゆったりと踊ってゐる様を想像すると、なるほど良き時代だったのだらうな、との想像はつく。

んで、このテイスト〜の歌&ベースだったジャニス・マリー・ジョンソン。今も現役でバリバリベース弾きながら歌ってゐるやうだ。天晴!。

9月5日(木)

来週、東京から広島に帰ってくる分の新幹線チケットを、駅に受け取りにゆくつもりが忘れてゐた。

あらら、まぁ全国どこでも受け取れるのだが・・・。