週変わりのシュウ
1月9日〜15日
あれもタヴー これもタヴー
1月9日(土)ーーーーーーーーーー
雪。とても寒い。
ご近所の家を訪ねて行ってやるレッスンがひとつ。いつもはギターを教えてゐるが、けふはベースを教えて欲しい、といふことで・・。云ふまでもなく、ギターよりははるかに守備範囲が広く、どんな質問にもスラスラ答えることができるあたり、まぁ、30年以上ベースを弾き続けて来たもんだ、と・・。
夜は ぱんぱかトリオの新年会。もちろん居酒屋とかで出来るはずはなく、惣菜やらを買い込んで家でやる。寒かったこともあって、日本酒(カップ酒)を2本と、紹興酒やらその辺の『冷たくない酒』を飲んだのだが、途中から 明らかに酒量を超えてしまった感あり。
帰りは歩いて帰ったのだが、ずっと「息吹(空手の呼吸法。鼻で素早く強く吸い、口から長く強く吐く。代謝が上がり、心拍が落ち着く効果あり)」をやりながら歩いて、完全な不審者。
1月10日(日)ーーーーーーーーーー
引き続き寒い。おそらく二日酔いなのだらう、ものすごいめまいと頭痛が・・・。
けふはソルティ・ベアーズのレコーディングの仕上げ。いわゆるミックスダウン。まぁワシはこのテのバンドサウンドの中にあるベースならば、真ん中でどーんと鳴ってをればヨシ、なので、なんの注釈もなし。ベースは全編うにゃうにゃ弾きまくってはゐるが、音にこだわったって、どーせみんなアイポンかなんかで聴くんだらう?。
歌のかをりちゃんには、人生初の自身の音源、となる。名刺がわりになるモノであるからには半端なものは作れなんだが、良いものが出来たのではなからうか?。よかったね。
1月11日(月/祝)ーーーーーーーーーー
成人式なんださうな。この騒動の中でやるのかね?。
自身の二十歳を振り返って、可愛げのない事は云ひたくはないが、まぁ成人式、といふは、何の意味もなかった。前にもどっかで書いたのだが、ワシは引っ越しを繰り返してをり、このハタチの時も広島には住んでおらんかった。いちをう帰省して出席しはしたが、地元にづっと住んでる同級生たちとの、なんてーのか精神的なギャップを感じて仕方なかった。ぢつに所在ない壱日で、思へばあれ以来、「所在なさ」はワシの感覚の主要素になってしまった。
まぁ、どう考てもハタチなんてまだくそガキだしね。
1月12日(火)ーーーーーーーーーー
昼に久々にしーシュのリハ。
ライヴと旅ができない事が、意外なほど精神を追い詰めてゐる。演奏そのものへのモティベーションも低下し、創作もままならない。鬱に近い状態。20代以降初めて、音楽活動に対する意欲が落ち切ってゐる、とも云へる。自分はもっと純粋に音楽への好奇心だけで動いてゐた人間のつもりでゐたが、ライヴができない、といふ事だけで、こんなに停滞してしまふのだな。
できると思ってゐたが、後期ビートルズやXTCのやうには やれさうもない。
1月13日(水)ーーーーーーーーーー
バイト。
年初めに思った『今年は色々真面目にやる』といふ事の一つにこのバイトもあり、まぁ身体がもつかどーかも分からんが、できるだけシフトを入れるやうにしてみた。したら けふから三日間連勤、といふ自体と相成った。よぅそろ、やってみせやう。
世間はまた緊急事態&自粛の風潮が高まりつつあり、飲食業界も今後どのやうな展開になるかわからん。何もかもが未知なまま、恐れだけが流布されてゐる。良い噂より悪い噂の方が何倍も早く拡がる、といふ典型だ。危険な兆候である。
1月14日(木)ーーーーーーーーーー
バイト連勤二日め。
こんなご時世にあっても、まだ団体でかういふ店に来るものは後を絶たぬやうで、けふも大忙しであった。昨日からあちこちのスジが痛いが、まぁこれは「筋肉痛」だな。仕事中は割とボクサー並みのフットワークで動くので・・・。
けふはバイトだけで、その後レッスンもリハもない。ので、帰り道のあちこちを動画に撮り、チョイ出し椎修のネタにしやうと思ってゐたのだが、ある場所でワシのすぐ目の前で下校中の女の子(小4くらい?)が車に撥ねられ、第一目撃者&第一通報者になってしまった事で、その後だいぶ拘束され、結局日が沈む頃になってよぅやく帰途につけた。
まぁ計画は滅したが、社会的に良い働きはできたので、ヨシとしやう。あの女の子(幸い軽傷ぽかった)が、壱日も早く回復し、また元気に登校できることを祈ってゐる。
1月15日(金)ーーーーーーーーーー
バイト三連勤最終日。
けふもなかなか忙しく、ラストの30分はひとりで現場を任され、またこの時間に結構な団体様のお越しで、割とてんてこ舞いとなった。久しぶりの連勤だったが、三日間それぞれ違う忙しさで、まぁこれを今後はレッスンやリハ、ひいてはライヴとも両立してやって行かねば、と思ふと・・・。まぁやってみやう。
一旦帰宅し、レッスンには車で行く。レッスン会場近隣のパーキングが、チョイと安めのところは遠く、近いとこは高い。これが悩みのタネ。吝嗇としては・・。
その後、しーシュのリハに。新曲を中心に1時間ほど音を出したのち、コロナ禍中における今後の活動と指針につひて、深く話し合う。有意義な時間であった。